Billboard JAPAN


Special

<インタビュー>Lienel、新しい一面を見せた楽曲――最新シングル『Melty flowers』

インタビューバナー

 2023年4月30日に1st配信シングル「LOVE Communication」でデビューし、7月26日には1st CDシングル『Love Me Madly』をリリースした6人組メインボーカル&ダンスグループ・Lienel。その後も2nd CDシングル『kimito』のリリースや、12月には初のワンマンライブ開催など、順調な活躍を見せている。様々なメッセージを楽曲に込め、多様な表情を見せてきた彼らは、満を持して4月24日に3rd CDシングル『Melty flowers』をリリース。そこで、まだまだ勢いが止まらない彼らに楽曲についてはもちろん、ライブやイベントについてなど、じっくり語ってもらった。(Interview & Text:高橋 梓 / Photo:Yuma Totsuka)

――1stシングル『Love Me Madly』から約9か月。順調な活動をされていますが、現在の心境はいかがでしょうか。

芳賀柊斗(以下、芳賀):まだ1年経っていないのに、こんなに曲をリリースできるとは思っていませんでした。3rdシングルに収録されている曲を合わせたら、20曲くらいあるのかな。

近藤駿太(以下、近藤):もっとあるよ。

芳賀:そんなになるか。CDをリリースするたびにリリースイベントもやらせていただいていますし、イベントやライブにも出演させていただいたりもしていて、成長したと思います。

高岡ミロ(以下、高岡):リリーススパンもめちゃくちゃハイペースななんですよね。普通のアーティストさんって3rdシングルをリリースするまでどれくらい時間がかかっているんだろう?




――アーティストによりけりですが、1年以上かかる場合もありますよね。しかも、Lienelの場合は1作品に収録されている楽曲数も多いという。

森田璃空(以下、森田):たしかにめちゃくちゃ多いです。

武田創世(以下、武田):はじめは大変と思ったこともあったけど、慣れてきたよね。

高岡:それこそデビュー曲の時は、2日かけて振り入れをしても踊れないくらいだったんです。でも今では4時間くらいで振りが入れ終わって、固める作業なんかはすぐ終わります。当初は手こずっていましたが、今はスムーズにできているので成長しているなと感じています。

武田:心も体も慣れてきました。

――成長した皆さんが満を持してリリースする3rdシングルのリード曲は「Melty flowers」です。セクシーなディスコファンクロックで、Lienelらしい1曲になっていますが、初めて聴いた時はどんな感想を持ちましたか?

芳賀:僕は音楽にすごく詳しいわけではないのですが、音のずらし方がいいなと思いました。最後の〈夜の帳にねえ微笑んで〉(歌いながら)が、あえて音程がずれているというか。まだ続きそうなのに、それで終わってしまうのがいいな、と。

高岡:そうなんです。「もう終わっちゃうの?」って。それと、デビュー配信シングル「LOVE Communication」や1stシングル『Love Me Madly』は大人っぽい楽曲でしたが、2ndシングルの『kimito』では元気な笑顔が似合う楽曲になって。そして3rdで再び“THE・Lienel”といった楽曲になったなと感じました。しかも、「LOVE Communication」や「Love Me Madly」とはまた違ったセクシーな笑顔が見せられる曲なんですよね。ちょっと悪っぽいセクシーさっていう感じなのかな。僕らのまた新しい一面を見せられる楽曲だと感じましたね。

――皆さんは実年齢をギャップのある「大人っぽさ」や「セクシーさ」を武器にしていた部分があると思います。その「大人っぽさ」や「セクシーさは」どういう意識のもと生み出しているのでしょうか。

高桑真之(以下、高桑):芳賀ちゃんが上手いので、僕は芳賀ちゃんの表情を真似しています。なので、芳賀ちゃんに聞いてください!

近藤:キラーパスすぎるだろ(笑)。

芳賀:僕も最初からできていたわけではないですし、今も完璧だとは思っていないのですが、先輩の表情を見て勉強しています。先輩たちを見て「今の表情は僕たちに合っているかも」と吸収して、Lienel流に調整をして、という感じです。

――具体的に参考にした先輩のお名前を聞いてもいいですか?

芳賀:SUPER★DRAGONの皆さんです。スパドラのみなさんって、楽曲のテイストも相まってちょっとオラオラ系じゃないですか。目力がすごいんですよ。それを参考にさせていただいたことはありました。

武田:僕はBUDDiiSのSHOOTくんの表情を参考にさせてもらっています。

高岡:周りから吸収することももちろんなのですが、メンバー全員で共通認識を持つようにもしています。例えば最近話していたのは、笑顔とかっこよさの使い方。かっこつけるパートでは無邪気な笑顔ではなく、ちょっとニヤッとした笑いを入れてみると大人セクシーな感じになるよねと話しをしていました。

――なるほど。そんな「Melty flowers」の注目ポイントを教えてください。

芳賀:行ったれ、駿太!

高岡:いきなりの指名(笑)。

近藤:そうだな、実際にあるハンバーガー屋さんでミュージックビデオを撮影したのですが、店内の雰囲気と衣装がめっちゃすごくマッチしていて。この衣装のために作られたんじゃないかと思うほどぴったりでした。そこで、ハガシュウー(芳賀)だったら車に乗ってみたり、ね?

高岡:メンバー一人ひとりにエピソードがあるんです。

近藤:そうそう。ストーリー性があるミュージックビデオなので、楽しみながら見てほしいです。

高桑:僕はミロが好きそうなノリのダンスが楽しかった。

高岡:あぁ、ディスコっぽいノリね。

高桑:そう。なんだっけ? カラーボールだっけ?

一同:ミラーボール(笑)!

高桑:それだ(笑)。ミラーボールが天井にあって、そこで踊ったのですがクラブ感があってすごく好きでした。

武田:千葉県にある「EG DINER」というお店なのですが、スケボーができるスペースがあったり、アメリカンな感じがオシャレでした。

高岡:ハンバーガーもめちゃくちゃ美味しかったよね。

近藤:あと、洋服もいただきました!

高岡:アパレルも展開されていて、メンバー1枚ずついただいたんです。今、マネージャーさんが着てるやつ。

近藤:マネージャーさんは誰よりも早く自腹で購入していました(笑)。気付いたら手に持っていて、その日のうちに着替えていました(笑)。ぜひLien(Lienelのファンネーム)の皆さんもぜひ行ってみてほしいです。




――ミュージックビデオを拝見するのが楽しみです。他にもたくさんの楽曲が収録されていますが、リード曲以外で推し曲はありますか?

芳賀:僕は「Baby Girl」です。振りもセクシーさがありますし、サビもキャッチーですし、曲調もいいんですよ。それと、傍から見ると結構ゆったり踊っているように見えるけど、色々と考えることが多くて僕たちは忙しい曲なんですよね。そこも含めて僕は好きです。

一同:……。

芳賀:え!? 誰かコメントくれ(笑)!

高岡:ごめん(笑)。いや、考えながら踊っているんだと思って。

近藤:俺も考えたことない。

森田:僕も。自然と踊っちゃう。

芳賀:「ここで振りを止めた時にチラッとお客さんを見よう」とか、色々考えちゃうんですよ。それが大変。でも、だからこそ愛着が湧くんです。

近藤:Lienのことを考えているんだ。なるほどね。僕は「Mr.Sister」一択ですね。まず、僕の歌割りが多いんです。

高岡:もはや駿太の曲ですね。

近藤:あと、ちょいダサな振りをかっこよく踊るのが好きなんです。例えば「Melty flowers」はちょい悪なダンスですが、僕は「ちょいダサ」の方が好き。ダサく見せるのが得意なんですよ。

――とりわけ注目してほしいポイントはありますか?

近藤:振りだったら、全員一列になってニョロニョロ踊っている部分。歌だったら、〈君はSister あたしゃMrでも〉かな。

高岡:僕は、曲だけで言ったら「Baby Girl」。ちょっとラップが入っているJ-POPになっていてオシャレな感じで、楽しめると思います。でも、パフォーマンス面だと「Dreaming Days」かな。お客さんと一緒にコールができるし、みんなで盛り上がれると思います。サビの振りも面白いんですよ。グリコみたいなポーズが入っているので、注目してほしいです。

高桑:僕は「Love With You」。歌い出しを歌うのが初なので、りっくん(森田)と一緒に歌い始められて嬉しいです。あとは、サビが終わった後に手振りがあって、ファンの方とも一緒にできるのがいいなって。

武田:僕は「恋は罪ですか?」が好きです。曲自体が耳に残りますし、サビやAメロのワードも印象的だなって。〈ワン ワン〉、〈ニャン ニャン〉という部分で可愛らしさを見せられる曲でもあるし、かっこよさを見せられる曲でもあるし、面白さを見せられる曲でもあるし。いろんな僕らを楽しめる楽曲になっていると思います。

森田:僕は「Hop Step Jump!」かな。この曲は、踊っていて本当に楽しいんですよ。Lienの皆さんと盛り上がれることは間違いなしです。しかも歌詞に沿った可愛い振り付けもありますし、制服のジャケ写と振りがリンクしている部分も面白いんですよね。

――どこの振りが一番踊っていて楽しいですか?

森田:ブリッジの部分の〈どこまでも高く Jump Jump Jump〉ですかね。メンバーが順番にジャンプしていく振りなのですが、そこが楽しいです。

高岡:サビもいいよね。

森田:めっちゃ盛り上がると思います!


NEXT PAGE
  1. <Prev
  2. リリイベならではの面白さ
  3. Next>


リリイベならではの面白さ



――ライブも楽しみです。現在はすでにリリイベも回っていますが、リリイベならではの面白さは感じていますか?

近藤:そうですね。お客さんとの距離が近いのは、リリイベならではかもしれません。

高岡:野外でやらせていただくことも多いので、ふと通りかかった方や「Lienelがちょっとだけ気になっていた」という方でも気軽に来ていただけるのがリリイベの良いところなのかな、と。新しい方に見てもらえるチャンスを感じています。

近藤:あと特典会で直接お話しできたり、写真を撮ったりする機会があるのも楽しいです。

――パフォーマンスに対する反応も直にもらえそうですね。

近藤:初披露した曲があったりすると「あの曲が一番好きだった」と教えてもらえたり、「駿太くんはどの曲が好き?」と聞いてくれたり。そういう交流も楽しいです。

武田:反応がもらえると自信に繋がりますよね。リリイベの1部では緊張しまくっていたのに、「あのパフォーマンスめっちゃ良かった」という声をもらえると、2部は「楽しい」という気持ちに全振りできます。

――なるほど。昨年末には初のワンマンライブも成功させましたが、ステージに対する意識は変わりましたか?

高岡:最近よく「みんなステージ慣れしたよね」と話題が出ます。表情に良い意味で緊張がないというか。ワンマンをきっかけに、全員がLienelの一員として成長したと思います。

武田:練習の時点で変化があったよね。振りのニュアンスも自然と合うようになったというか。ワンマンが終わった後にそう思うようになりました。




――他にも、フェスやイベントに出演されてきました。共演者から学んだこともあるのでは?

芳賀:(大きな声で)お客様がですね!

高岡:入り方の癖がすごい(笑)。

芳賀:いろんなジャンルのグループさんがいらっしゃるので、それによってお客さんの色も違うんですよ。お上品なお客さんもいれば、元気なお客さんもいて、とにかく声が出て盛り上がっているお客さんもいる。どうすればお客さんを乗せられるのかは学んだことかもしれません。

近藤:僕は、去年の【アカネクラブ ぶっかまLIVE vol.3】に出演させていただいた時に、初めてWATWINGさんのステージを見たんです。後ろから見ていたのですが、MC含めてお客さんと一緒にライブを作っている感じがすごくあって。当時僕らは自分たちのことで精一杯で、立ち位置もままならない状態でやっていたこともあり、WATWINGさんの背中がすごく大きく見えました。会場中をWATWING色に染めていて一体感もすごかったんですよ。それを見て、僕らもお客さんを巻き込んでいかないとと考えるようになりました。

武田:あとは、【HACHI-ON 2024」】でKID PHENOMENONさんとツーマンライブをやらせていただいたのですが、ダンスの抜き方がめっちゃ上手かったり、見ていて気持ちがいいパフォーマンスだったり。すごく刺激を受けました。仲良くなって連絡先も交換したので、これからも刺激し合っていきたいです。

高岡:僕が一番衝撃的だったのは、髪型。WATWINGのヘアスタイルのセットの仕方がめちゃくちゃかっこよくて。僕もいずれあんなヘアセットをしてみたいなと思いました。

近藤:あれはWATWINGさんだからかっこよかった説がある。

高岡:俺もそう思ってもらえるように頑張る!

――いろんな刺激があるのですね。そういったフェスやイベントに出演すると、Lienではないお客さんにもパフォーマンスをしなければいけないですよね。自分たちのどこを一番強み見せていこうと考えていますか?

芳賀:今しかない、若さかな。最年少のさね(高桑)は14歳でフレッシュなのに、一番身長が高くてギャップがあるんですよね。平均年齢もまだ若いですが、パフォーマンスは大人っぽいので、そのギャップで差別化ができるのかなと思っています。

近藤:個人的には顔を見せていきたいですね。多分みんな、イケメンな方だと思うんですよ。

――間違いないです。

近藤:顔でもお客さんの心をつかめたら良いなと思っています。

高岡:あとはやっぱり曲。僕ら、さまざまなジャンルの曲が多いので、面白いと思ってもらえるのかなって。

武田:印象に残りやすいよね。明らかに今の時代ではないタイプの楽曲が多いので、気になってもらえそう。「あの曲歌ってたの誰だっけ?」から「Lienelか!」にたどり着いてもらえればいいんですけどね。

近藤:そのために、SNSを更新することは必ずやっていますね。MCで「インスタに写真を載せるので、見てください」とアナウンスしたりもします。

高岡:イベントが終わったら、1人ずつXで投稿するようにもしています。

――まだまだファンが広がっていきそうです。では最後に、5月からスタートする【Lienel 1st Live Tour 2024 〜My Youth〜】への意気込みをお願いします。

高桑:昨年12月28日のワンマンライブで、ダンスの見せ方や立ち位置、生カメへの表情管理など課題がたくさん見えたので、それを活かしてより良いライブができるように頑張ります!

武田:ワンマンライブでは緊張してしまってご飯があまり食べられませんでした。そのせいか、体力が持たなくてきつくなってしまったので、普段から体のメンテナンス、準備運動、食生活、トレーニングをしっかり行なっていきたいと思います!

森田:5月のツアーではさらに成長した姿を見せられると良いなと思います。それにツアーなので、僕の地元である大阪にも行けるんですよ。すごく楽しみ。来てくださった方が「楽しかった」と思えるようなライブにしたいです。

芳賀:お客さんに「楽しかった」と言わせられるように、僕らも次のステップに進めるように、頑張りたいです。

近藤:「また来たいな」と思ってもらえるライブにします!

高岡:ワンマンライブはもちろん、3rdシングルのリリイベでも学んでいることがたくさんあります。得たものをしっかり消化して、成長したLienelを5月にお見せしたいと思います。しかもツアーなので、特別なことが起こるかも? それも楽しみにしていただいて、僕たちを見ていただければと!


関連キーワード

TAG

関連商品

Melty flowers
Lienel「Melty flowers」

2024/04/24

[CD]

¥1,500(税込)

Melty flowers
Lienel「Melty flowers」

2024/04/24

[CD]

¥1,500(税込)

Melty flowers
Lienel「Melty flowers」

2024/04/24

[CD]

¥4,500(税込)

kimito
LIENEL「kimito」

2023/11/01

[CD]

¥1,500(税込)

kimito
LIENEL「kimito」

2023/11/01

[CD]

¥1,500(税込)

kimito
LIENEL「kimito」

2023/11/01

[CD]

¥1,500(税込)

Love Me Madly
Lienel「Love Me Madly」

2023/07/26

[CD]

¥1,320(税込)

Love Me Madly
Lienel「Love Me Madly」

2023/07/26

[CD]

¥1,320(税込)

Melty flowers
Lienel「Melty flowers」

2024/04/24

[CD]

¥1,500(税込)

Melty flowers
Lienel「Melty flowers」

2024/04/24

[CD]

¥1,500(税込)

Melty flowers
Lienel「Melty flowers」

2024/04/24

[CD]

¥4,500(税込)

kimito
LIENEL「kimito」

2023/11/01

[CD]

¥1,500(税込)

kimito
LIENEL「kimito」

2023/11/01

[CD]

¥1,500(税込)

kimito
LIENEL「kimito」

2023/11/01

[CD]

¥1,500(税込)

Love Me Madly
Lienel「Love Me Madly」

2023/07/26

[CD]

¥1,320(税込)

Love Me Madly
Lienel「Love Me Madly」

2023/07/26

[CD]

¥1,320(税込)