Da-iCE初の配信冠番組『Da-iCEのヂカン』で知る、彼らの芸術的・人間的魅力＜Billboard JAPAN独占画像あり＞

NEWS

2021/02/04

　5人組ダンス＆ボーカルグループ・Da-iCE初の配信冠バラエティ番組として、dTV、dTVチャンネル、ひかりTVにて配信中の『Da-iCEのヂカン』。Da-iCEが毎回“教授”となるゲストから様々な教養を学び、誰もが憧れる存在になるべく奮闘するのだが、番組終盤には毎回「歌のヂカン」と題されたスタジオライブもあり、彼らの人間的・芸術的魅力がよく引き出された内容となっている。

　番組を語る上でまず挙げておきたいのは、“准教授”として天の声で司会進行を務めるスピードワゴン・小沢一敬の存在である。第1話ではその小沢が「このテンション、ベテラン？」「みんな気持ちの中に『巻き』って言葉を……」などと突っ込むほど、番組はアットホームな雰囲気でのんびり進んでいく。初の配信冠バラエティ番組に取り組むDa-iCEの自由で初々しい姿と、彼らをリードする小沢との思わずくすりと笑ってしまうやり取りは大きな見どころだ。

　そんな中でDa-iCEが身につけていく知識は、料理、SNSのマナー、雑学、運勢、書道、犯罪回避、マジックなど。クイズや選手権などさまざまな企画を行い、ときにバラエティ番組の洗礼ともいえる罰ゲームも受けていると、少しずつメンバーの人柄や関係性が浮き彫りに。釣り好きで料理が得意な大野雄大は包丁さばきを見せ、そんな大野と仲良しの岩岡徹はプライベートでのエピソードを明かす。また、工藤大輝はまとまりのない会話でメンバーを混乱させ、花村想太はマイペースに書き初めを続け、和田颯は女性を前にすると緊張してしまうことを吐露。アーティスト活動ではなかなか知ることのできないそれぞれの一面が、各話にぎゅっと詰め込まれている。

　終始リラックスムードのユーモアあふれる番組本編から一転、スタジオライブ「歌のヂカン」では、ストイックでダイナミックなDa-iCEの姿を確認できる。楽曲に関する裏話が聞けるスモールトークのあとで届けられるのは、日本テレビ系日曜ドラマ『極主夫道』の主題歌「CITRUS」や、TVアニメ『ONE PIECE』の主題歌「DREAMIN' ON」、番組などで披露することは通常ないというアルバム曲「着れないままのコート」などの楽曲群。コアなファンも満足の幅広いラインナップとなっている。

　ライブならではの臨場感とミュージックビデオのような芸術性が融合した映像も特徴的だ。複雑なフォーメーションを考慮した立体感のあるカメラワーク、楽曲の世界観にマッチした華やかなセット、ムードを高めるライティング。2020年8月から“五感で感じるエンターテインメント”をコンセプトに6か月連続で作品をリリースし、その集大成となるアルバム『SiX』をリリースしたばかりのDa-iCEだが、ここでもそのコンセプトの片鱗が光っており、パフォーマンス力には定評がある彼らのステージをより印象深い芸術作品に昇華している。

　一方で、この番組で初披露となったアルバム『SiX』のボーナス・トラック「Melody」ではそのダンスを封印し、5人が歌唱力だけで勝負。疾走感あふれるロックチューンから切ないラブバラードまで、色彩豊かなDa-iCEのナンバーをフル尺で、それもよく練られた演出で視聴できるとあり、番組のワンコーナーという枠には収まりきらない充実のコンテンツと言えるだろう。

　自然体のDa-iCEと、アーティストとしてのDa-iCE。彼らが持つ二つの顔に焦点を当てつつ、Da-iCEを初めて知ったという人でも楽しめる『Da-iCEのヂカン』。番組は全13話で、毎週木曜に更新中。配信後はいつでもdTVで視聴可能となっている。

◎配信概要
タイトル：『Da-iCEのヂカン』
配信日時：毎週木曜22:30更新　
配信話数：全13話
出演：工藤大輝、岩岡徹、大野雄大、花村想太、和田颯、小沢一敬　ほか
配信・放送サービス：dTV、dTVチャンネル、ひかりTV
(C)エイベックス通信放送
番組公式Twitter：＠da_icenozikan https://twitter.com/da_icenozikan
https://video.dmkt-sp.jp/ft/p0007923

◎映像
【公式】「Da-iCEのヂカン」予告映像
※YouTubeにて公開
https://youtu.be/_wwHd70mZTw