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2019/12/12

“渋谷の街のミュージアム化構想”でARアート展示会を開催 「見えない」を価値に。

 『渋谷エンタメテック推進プロジェクト』として、 2019年12月11日より開催される【MUTEK.JP】において、12月11日から12 月15日の5日間、ARで楽しむアート展【INVISIBLE ART IN PUBLICVol.2“Synthetic Landscapes”】を開催している。

 「渋谷5Gエンタメテック会議 Vol.1」にて生まれたアイデアの1つ“渋谷の街自体を美術館にできたら”という構想のもと生まれた【INVISIBLE ART IN PUBLIC】は、“「見えない」を価値に。”をコンセプトに、ARで楽しむことができるアート展。11月に行われた一回目の展示会から、今回は更にエリアを大きく広げ、渋谷ストリーム稲荷橋広場、渋谷ストリーム金王橋広場、渋谷ハチ公前スクランブル交差点など8箇所での体験が可能となっている。今回は、専用のアプリをダウンロードし、各所エリアにあるQRコードを読み取ることで、空間上に浮かび上がるアートを見ることが出来る。今回はクリエイティブ集団であるオムニバス・ジャパンがアーティストとして参加。また、期間中は特別ガイド付きツアー(16:00~20:00)も実施されている。

 実際に存在する風景がスクリーン上で様々なサウンドやグラフィックと重なり合い、新しい音楽・視覚体験を感じられる本イベント。サウンド・グラフィックは4つの構成要素からなっており、4つすべてを合わせて楽しむこともできるが、その4つすべて合わさった状態から1つをあえて抜いて変化を楽しんだり、1つずつ要素を足していくことでサウンド・グラフィックが豊かになっていく過程を楽しんだりと、ユーザーによって様々な楽しみ方ができるだろう。2020年以降も“「見えない」を価値に。”をコンセプトとした新しい体験がもたらさられることになる予定だ。


◎イベント情報
【INVISIBLE ART IN PUBLIC Vol.2“Synthetic Landscapes”】
2019年12月11日(水)~15日(日)
東京・渋谷ストリーム、スクランブル交差点、LINECUBE、スクランブルスクエアなど全5エリア8箇所