2019/04/05
星野源の『POP VIRUS』、『YELLOW DANCER』のアナログ盤が、2010年代に発売されたアナログの初週売上げ枚数で1位、2位を獲得したことが分かった。(ビルボードジャパン調べ)
星野源は、3月27日に最新アルバム『POP VIRUS』と、2015年12月リリースのアルバム『YELLOW DANCER』のアナログ盤を同時リリース。初週で『POP VIRUS』が9,941枚、『YELLOW DANCER』が8,814枚を売り上げている。
ストリーミングやインターネットラジオなど、音楽の聴き方がデジタルへと移行する一方で、2008年には全世界で【レコード・ストア・デイ】がスタートするなど、リリース方法にも多様化が進んでいるミュージックシーン。日本でも2015年以降リリース数が増加しており09年~13年の5年間と、14年~18年の5年間を比較すると、発売されたアナログのタイトル数は約2.5倍にも伸びている。リリースしているアーティストも様々で、2010年代に発売されたアナログの初動を調べると、星野源に続き3位はPerfume『LEVEL3』、4位は宇多田ヒカル『初恋』、5位は堂本剛『TU』と多彩な顔ぶれとなった。
また、星野源の2作はアナログのリリースにあわせてダウンロード数も増加し、『POP VIRUS』はダウンロードアルバムチャートで17位から4位、『YELLOW DANCER』は圏外から73位に再浮上。ソング別でも「アイデア」「恋」「POP VIRUS」のダウンロード数が軒並み増加している。リリース方法の多様化により、チャートを占めるタイトルも新譜に留まらなくなった。来週はどんなタイトルがチャートを占めるのか、何をきっかけに再浮上するタイトルが現れるのか注目だ。
◎2010年代の初週アナログ売上げ トップ5
1位 星野源『POP VIRUS』9,941枚
2位 星野源『YELLOW DANCER』8,814枚
3位 Perfume『LEVEL3』7,982枚
4位 宇多田ヒカル『初恋』5,897枚
5位 堂本剛『TU』5,619枚
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