2017/04/05 13:56
今週のBillboard JAPAN Top Classical Albumsは、ピアニスト萩原千代の2016年リリースのアルバム『ショパンの愛弟子 若き天才作曲家カール・フィルチュの世界』が他を大きく引き離しての第1位となった。カール・フィルチュは、14歳という若さでこの世を去ったショパンの愛弟子だ。3月20日付日本経済新聞朝刊にピアノに向かう姿勢や録音までのエピソードなどが掲載され、注目を集めている。
リリース後急上昇し5位にチャートインしたのは、ジョナサン・ノット指揮、バンベルク交響楽団による『大地の歌』SACDハイブリッド盤。ロベルト・サッカ(テノール)、スティーヴン・ガッド(バリトン)によるヴァージョン。ファン待望のリリースということがうかがえる、勢いあるチャートインとなった。
他、2位にはロングランを重ねる『0歳からの育脳クラシック』が252回目のチャートイン、また3位にはサラ・オレインのニューアルバム『ANIMA』が6週連続のトップ3入りを重ねるなど、チャートを賑わすアーティストの根強い人気ぶりが示される結果となった。text:yokano
◎【Billboard JAPAN Top Classical Albums】トップ10
1位『ショパンの愛弟子若き天才作曲家カール・フィルチュの世界』萩原千代
2位『0歳からの育脳クラシック』
3位『アニマ』サラ・オレイン
4位『Piano Love II』大井健
5位『マーラー:交響曲「大地の歌」』ジョナサン・ノット,バンベルク交響楽団
6位『あなた~よみがえる青春のメロディー 山田姉妹
7位『スペース・バレエ・シンフォニードクター・コッペリウス』冨田勲
8位『ピアノ・ピュア~クラシック・ファンタジー』加羽沢美濃
9位『ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番&第3番』カティア・ブニアティシヴィリ
10位『トリビュートロジー』モルゴーア・クァルテット
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