今週は新作アルバム『1989』のプロモーションで来日したテイラー・スウィフトの話題から。1月7日（金）都内にて合同記者会見を実施。重大発表としてワールドツアーの開催と、そのスタートの地が日本であることが明らかに。テイラーの来日公演は、2015年5月5日（火・祝）、5月6日（水・祝）の2日間、東京ドームで開催される。

テイラー・スウィフト、合同記者会見にて来年東京ドームでの公演開催を発表

　そしてそのアルバム『1989』は初週で約130万枚を売上げ、今年の最高初動枚数を大きく更新。全米アルバムチャート“Billboard 200”にて2位と100万枚以上引き離し、No.1デビューを飾った。更にアルバムからのシングル「シェイク・イット・オフ」はプロモーション効果を受けエアプレイなどが上昇、また多数のメディア出演もふくめ、セールスやストリーミング回数も上昇しシングル総合チャート“Billboard Hot100”で9週ぶりに首位に返り咲いた。

テイラー・スウィフトの新作が全米で前作超えの驚異的セールス！ 『アナ雪』を追う
テイラー・スウィフト アルバム発売効果で9週ぶりに全米首位に返り咲き
テイラー・スウィフト『1989』が2014年最高記録で全米No.1デビュー、4作連続＆シングルとの2冠も達成

　来日公演では「ルード★それでも僕は結婚する」が、全米6週連続1位を記録したマジック！が10月30日（木）渋谷 duo music exchangeにて、初来日ショーケース・ライヴを敢行。また、米ビルボードが「2014年注目新人」に選出したFKAツイッグスが、待望の初来日公演を2015年1月に行うことが決定している。

全米6週連続1位を記録したマジック！が初来日公演を実施、ネゴシックスもサプライズ登場
FKAツイッグス 2014年注目新人による初来日公演が2015年1月に決定

　海外ではハロウィンの夜に米カリフォルニア州ウェスト・ハリウッドのロキシーで行われたマリリン・マンソンのコンサートに、ジョニー・デップがサプライズ出演。この日はギターを手にステージへあがり、マンソンやダイ・アントワードのラッパー ニンジャ（Ninja）と演奏を楽しんだようだ。また、レディー・ガガが【artRAVE】ウィーン公演にて4ノン・ブロンズのヒット曲「ホワッツ・アップ」をカバーし、文字通り熱唱する迫力のパフォーマンスを披露している。

マリリン・マンソンのハロウィン公演に、ギターを手にしたジョニー・デップ登場
レディー・ガガ、ウィーン公演で4ノン・ブロンズの名曲を激情カバー

　続いては嬉しい新作のニュース。ロードが監修していることでも話題の映画『ハンガー・ゲーム3』のサントラから、エレクトロポップ・バンドのチャーチズによる新たな曲がリリース。タイトルは「Dead Air」に。また、アダム・ヤングによるソロ・プロジェクト、アウル・シティーが、SEKAI NO OWARIのFukase(vo)が参加した最新シングル「トーキョー/TOKYO」をリリースしている。

ロード監修『ハンガー・ゲーム3』サントラからチャーチズの新曲リリース
アウル・シティー 焼き鳥屋からコラボに発展？SEKAI NO OWARI参加の新曲がリリースに

　音楽セレブたちでは、5月にトップレス写真を投稿し騒動に発展して以降、利用を控えていたリアーナが、久しぶりにインスタグラムを更新。おめでたい話題ではデスティニーズ・チャイルドのケリー・ローランド（33）が11月4日、第一子となる男の子を出産。また、ジャスティン・ティンバーレイクの妻で女優のジェシカ・ビールが、第一子を妊娠したようだ。

リアーナ トップレス騒動を経てインスタグラム復帰
ジャスティン・ティンバーレイクの妻で女優のジェシカ・ビールが妊娠
デスチャのケリー・ローランドが第一子となる男児を出産

　ロック界では衝撃のニュースも。先日、アンガス・ヤングの兄弟でギタリストのマルコム・ヤングが、認知症と診断されたためバンドを離れざるを得なくなったと伝えられたAC/DCだが、ドラマーであるフィル・ラッド（60）が、殺人を依頼しようと企てたとして告発されたことが明らかになった。バンドは現地時間の7日、ウェブサイトにて声明を発表。新作リリースやツアーについては影響がないとしている。

認知症でマルコム脱退のAC/DC、今度はドラマーが殺人計画で告発
ドラマー逮捕のAC/DC、新作発売＆ツアーは予定通り。元マネージャーが今後を語る

　最後は注目作を紹介。クリス・ブラウンが9月（日本盤は10/1）にリリースした最新アルバム『X』から聴こえてきた生々しい彼のドキュメンタリー的な音楽。そして、古巣ワーナーから電撃復帰を果たし、2作同時リリースしたプリンスの最新作に迫っている。

クリス・ブラウンのリリース延期を繰り返した最新作から聴こえくる生々しいドキュメンタリーとは？
プリンス 古巣ワーナーからの感慨深い2つの新作で帰還と再出発、そして、バトンを繋ぐ新たな才能を感じる

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