Billboard JAPAN


NEWS

2014/10/17 12:00

11月開催【Hostess Club Weekender】が中止に

 11月2日~3日に東京・新木場スタジオコーストにて開催される予定だった【Hostess Club Weekender】が中止となることが発表された。

 これは、11月3日(月・祝)のヘッドライナーへ出演交渉していたアーティストが最終決定に至らず、更に、今回は台北、香港、バンコクとシンガポールでの開催も予定していたが、香港でのデモによる情勢不安、スポンサーの急な降板、さらにアーティストのビザ申請の問題等、他アジア地区での開催も難しい状況となった為。

 今回のイベントにははカイザー・チーフスやチーム・ミーなどが出演する予定だった。チケットは全て払い戻し対応される。

以下は開催断念の経緯などに関して代表からのメッセージ

----

今週皆様に来年2月のHostess Club Weekender開催に向けたニュースをお届け出 来た一方で、残念なお知らせもお伝えしなければなりません。

皆様お気づきになっているとは思いますが、11月のHostess Club Weekenderのラインナップが未完成で、2日目のヘッドライナーがまだ発表されていない状態です。

Hostess Club Weekenderというイベントは元々アーティストのアルバムリリース のキャンペーンの一環として早いタイミングで来日ライヴを行うという、通常の興業とは違ったユニークな形とポリシーで開催をしてきました。そのポリシーのため、ブッキング交渉をしているアーティストのレコーディングの延期やアル バムのリリースの変更によって、出演決定に至らなかったことも今までにありま した。

これはこのポリシーによるリスクでもありますが、これまでその様な事例があっても何とか対応をし、無事にイベントを行ってきました。

アーティストがキャンセルとなった場合、通常であればヘッドライナーや核となるアーティストをもう一度探すことによってプログラムを再度構築することに なります。しかし、今回の11月のイベントに関しては、懸命の努力にも関わらず ヘッドライナーの決定を日本のビザ申請期間内に解決できずに、ヘッドラインアーティストがいない未完成の2日目が残された状態となってしまいました。

また、毎回Hostess Clubはアジアツアーも同時に行っています。今回は台北、香港、バンコクとシンガポールでの開催も予定していましたが、香港でのデモによる情勢不安、スポンサーの急な降板、さらにアーティストのビザ申請の問題も起こっている状態で、興業を行うのは難しい状況でした。さらに、その様な中で 2日目の ヘッドライナーがいないHostess Clubのイベントを行った場合、将来的 にHostess Club Weekenderを存続していくことが難しくなるような損失を被ることとなる状況でもありました。

Hostess Club WeekenderはHostessの利益を投資して行う非常に大事なイベントですが、それ以上にHostess Club Weekenderはお客様からのサポートや後援、そ して来場してくださることで成り立っています。皆様に素晴らしい音楽を提供したいという思いからHostess Club Weekenderを創設しました。既に人気がある音楽だけではなく、カッティングエッジなものや、新鮮で面白い音楽を皆様に届け たいのです。

Hostess Club Weekenderに遊びに来るお客様にはさまざまなバックグラウンドがあると思います。新しい音楽をそのポリシーと共にHostess Club Weekenderという場で聴いてもらうことによって、その中で気に入るものも気に入らないアーティストもいるかもしれませんが、新しく、わくわくするような体験を私たちと共有してもらいたいと考えています。

そしてそれらは今まで思いもよらなかった素晴らしいケミストリーを生み出し、 実際にいくつかのユニークな成功も成し得ています。…例えば Templesや Ásgeirなどのアーティストを輩出出来た事、本来であれば海外ではもっと大きな 会場で行っているThe NationalやNeutral Milk Hotelといったアーティストも数多く出演することが出来ました。Hostess Club Weekenderというイベントに関わ る全ての人、アーティスト、マネージャー、エージェント、レーベル、Hostessのスタッフ、Ynosのプロダクションチーム、そしてこのイベントにとって最も大切なオーディエンスである皆様がこれまで参加してくれたことを大変誇りに思います。

この非常に厳しい状況の中で残された選択肢は、中途半端な状態で11月のイベントを行う、または不本意ながらキャンセルをして、来年2月のイベントの開催に 集中するというものでした。そしてアーティストのマネージャーや様々な関係者と話しあった結果、今年11月のHostess Club Weekenderをキャンセルするという結論に至りました。

今回のイベントに出演するアーティストは全てHostessからリリースしているアーティストです。Hostess代表として非常に残念なこと はありますが、不本 意ながら受け止めなければならないことでもあります。オーディエンスの皆様を 失望させてしまうことを本当に心苦しく思います。 皆様へご迷惑をおかけしてしまい、本当に申し訳ございません。

願わくば2015年に向け皆様のご支援を賜りたく思います。そしてこれから続いて いくHostess Club Weekenderで、また皆様とより素晴らしい音楽体験を共有でき ることを期待しています。

Andrew Lazonby
Founder, Hostess K.K.

<払い戻し方法詳細はこちら>
http://ynos.tv/hostessclub/schedule/refund/hcw09.html

ACCESS RANKING

アクセスランキング

  1. 1

    【ビルボード 2025年 年間Top Lyricists】大森元貴が史上初となる3年連続1位 前年に続き5指標を制する(コメントあり)

  2. 2

    【ビルボード 2025年 年間Artist 100】Mrs. GREEN APPLEが史上初の2連覇を達成(コメントあり)

  3. 3

    【ビルボード 2025年 年間Top Albums Sales】Snow Manがミリオンを2作叩き出し、1位&2位を独占(コメントあり)

  4. 4

    【ビルボード 2025年 年間Top Singles Sales】初週120万枚突破の快挙、INI『THE WINTER MAGIC』が自身初の年間首位(コメントあり)

  5. 5

    <年間チャート首位記念インタビュー>Mrs. GREEN APPLEと振り返る、感謝と愛に溢れた濃厚な2025年 「ライラック」から始まった“思い出の宝庫”

HOT IMAGES

注目の画像