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2026/10/08 17:45

【Hot Shot Books】今村翔吾『未だ本能寺にあり』首位、西加奈子5年ぶり長編『きずもの』が2位

 2026年10月8日公開(集計期間:9月28日~10月4日)の“Billboard Japan Hot Shot Books”で、今村翔吾『未だ本能寺にあり』が首位を獲得した。

 本チャートは前週と比較して総合ポイントが一定割合伸びた本を抽出し、注目度が急上昇した作品のみをランキング化したもの。

 9月29日に幻冬舎から発売された『未だ本能寺にあり』は、本能寺の変の後、秀吉から「上様を探せ」と密命を受けた羽柴家家臣・駒井八右衛門が、見つからない信長の遺骸の行方を追う歴史ミステリー。“あの日”を巡る8人の証言で構成された572ページの大作で、店舗2位、SNS3位、EC10位、電子書籍10位と各指標でバランスよくポイントを積み上げた。

 2位には、西加奈子による5年ぶりの長編小説『きずもの』が続いた。9月30日に小学館から発売された本作は、小説家の松川貢と郷里の幼馴染・田持猛、そしてバンクーバーでルームシェアをする遙と万千花という、幼少期から互いを知る二組の男女の時間を描いた群像劇で、SNS5位、店舗8位をマークした。同じく9月30日発売の森バジル『探偵小石は戻らない』は3位に。2026年本屋大賞8位となった『探偵小石は恋しない』の続編で、SNS1位、店舗3位、EC7位を獲得している。

 4位には、野村美月によるポプラ文庫の人気シリーズ第7弾『ものがたり洋菓子店 月と私 なのかの休日』が店舗14位でチャートイン。5位には、『地図と拳』で直木賞を受賞した小川哲の新作『オルロージュ』が入った。光合成するコンクリートを開発するために起業したふたりと、企業価値が膨らむにつれて姿を消していく初期社員たちを描いた作品で、SNS6位、店舗19位となった。

 そのほか、8位には柴田ケイコの絵本『パンどろぼう』がチャートイン。2026年10月からNHK Eテレでアニメが放送される本作は、サブスク1位、店舗6位を記録した。9位には、奈須きのこ自らがTYPE-MOONのノベルゲームを小説化した『魔法使いの夜 上巻』がEC4位で登場している。


◎【Hot Shot Books】トップ10
1位『未だ本能寺にあり』今村翔吾
2位『きずもの』西加奈子
3位『探偵小石は戻らない』森バジル
4位『ものがたり洋菓子店 月と私 なのかの休日』野村美月
5位『オルロージュ』小川哲
6位『アルプス席の母』早見和真
7位『近畿地方のある場所について』背筋
8位『パンどろぼう』柴田ケイコ
9位『魔法使いの夜 上巻』奈須きのこ/こやまひろかず
10位『鄙には稀なエリー』木下けい子