2026/10/01 15:50
2026年9月24日公開(集計期間:9月14日~9月20日)の“Billboard Japan Hot Shot Books”で、小野不由美『幽冥の岸 十二国記』が首位を獲得した。
本チャートは前週と比較して総合ポイントが一定割合伸びた本を抽出し、注目度が急上昇した作品のみをランキング化したもの。
9月17日に発売された『幽冥の岸 十二国記』は、『十二国記』シリーズ7年ぶりの新刊。表題作を含む全4編を収めた短編集で、店舗、EC、SNSの3指標で1位となり、総合書籍チャートでも首位に立った。新刊と同じ日にシリーズ既刊の電子書籍配信が始まったことも追い風となった。5位に『魔性の子』、9位に『東の海神 西の滄海』、10位に『風の万里 黎明の空 上巻』が、いずれも電子書籍9~13位にチャートインし、シリーズ計4作がトップ10入りした。
2位には、髙田郁による小説『星の教室』が続いた。義務教育を終えられなかった大人たちが集う夜間中学を舞台に、20歳で入学した主人公・潤間さやかが仲間に支えられながら心を解きほぐしていく物語で、サブスクリプション13位でチャートイン。11月6日には、角川春樹総監督、桜田ひより主演による映画の公開が控えている。
3位は、9月17日に発売された川口俊和による『アラームが鳴らないうちに』。累計100万部を突破した『コーヒーが冷めないうちに』から続く『コーヒー』シリーズの第7作で、SNS8位、店舗15位をマークした。赤羽にな/八月八/春野薫久『悪役令嬢たちは揺るがない 1巻』は、電子書籍3位で4位に。「悪役令嬢」と呼ばれる3人の令嬢と「聖女見習い」の少女との対峙を描く作品で、9月4日にコミカライズ最終巻の4巻が発売されていた。
そのほか、6位には『同志少女よ、敵を撃て』の逢坂冬馬による最新作『その犬をください』がチャートイン。9月16日に発売された本作は、明治から戦時下までの人と犬の物語を通して近代日本と戦争を描く作品で、EC10位、SNS17位となった。8位には、6月に黒沢清監督による映画が公開された米澤穂信『黒牢城』が、サブスクリプション5位で続いた。
◎【Hot Shot Books】トップ10
1位『幽冥の岸 十二国記』小野不由美
2位『星の教室』髙田郁
3位『アラームが鳴らないうちに』川口俊和
4位『悪役令嬢たちは揺るがない 1巻』赤羽にな/八月八/春野薫久
5位『魔性の子』小野不由美
6位『その犬をください』逢坂冬馬
7位『M!LK 10th ANNIVERSARY PHOTOBOOK ~パリじゃん~』M!LK
8位『黒牢城』米澤穂信
9位『東の海神 西の滄海』小野不由美
10位『風の万里 黎明の空 上巻』小野不由美
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