2026/08/27 11:30
ジェイ・Zの30周年を記念するポップアップ体験イベントが今週、英ロンドンのUミュージック・ショップ・カムデンに登場する。現地時間2026年9月4日~5日に予定されているラッパーのトッテナム・ホットスパー・スタジアム公演を前にファンが盛り上がれる場を提供する。
ザ・ステーブルズ・マーケットに位置するこのポップアップは、8月27日から9月2日まで毎日午前11時から午後7時まで開催される。56歳のジェイ・Zが今年英国でパフォーマンスを行うのはこの2公演のみだ。米ブルックリン出身のラッパーが英国をツアーしたのは2018年、ビヨンセとともに行った【オン・ザ・ラン II】ツアー以来のことで、カーディフ、マンチェスター、グラスゴー、ロンドンのスタジアムを訪れた。
このポップアップでは、ロンドン公演のために特別に制作された限定グッズを購入することができる。また、毎日午後5時から7時にかけてDJセットも開催され、DJターゲット、DJマニー・ノーテ、DJセムテックス、DJエシらがデッキを担当する。
ロンドン2連続公演は、7月に米ニューヨーク・シティのヤンキー・スタジアムで行われた3夜連続公演に続くものだ。同公演にはビヨンセ、アリシア・キーズ、アッシャー、エミネム、ナズ、ファレル・ウィリアムス、リアーナ、スリック・リックほか錚々たるゲストが集結した。これらの公演は1996年にジェイ・Zの輝かしいキャリアをスタートさせたデビュー・アルバム『リーズナブル・ダウト』の30周年を祝うものとして位置づけられている。
ヤンキー・スタジアム公演の2日目を取材した米ビルボードのエンジェル・ディアスは、“卓越したショー”と評し、「ジェイは各曲を目まぐるしいテンポで次々と披露し、ファンに息をつく暇をほとんど与えなかった。それでもファンは気にする様子もなく、ただどんどん大きな声を上げていった。実際に目の当たりにした光景は圧巻で、サプライズ・ゲストがステージに登場した瞬間はとりわけそうだった」と続けた。
ロンドン以降の予定では、9月10日にパリのスタード・ドゥ・フランス、10月23日~24日にはロサンゼルスのSoFiスタジアムで2公演が控えている。今年3月に彼は、6年以上ぶりのソロ公演となったフィラデルフィアの【ザ・ルーツ・ピクニック】のヘッドライナーを務め、一連の復帰ライブを開始した。この公演から生まれた「Roots Picnic Freestyle」は、6月に米ビルボードが2026年上半期のベスト・ラップ・ソングに選出している。
ジェイ・Zはこの30年ヒップホップ界を代表する存在であり続け、その歩みはまだ続いている。『リーズナブル・ダウト』は1996年のリリース時、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で最高23位を記録した。5年後の2001年にリリースされたブレイクスルー作『ザ・ブループリント』は、同チャートで初登場1位を獲得した。現在までにジェイ・ZはBillboard 200で14作のNo. 1アルバムを積み上げており、ソロ男性アーティスト史上最多記録を保持している。またソング・チャート“Hot 100”でも4曲のNo. 1ヒットを持つ。
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