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2026/07/24 11:45

Audible、辻村深月の短編集『家族シアター』を7/24より配信開始

 Amazonオーディブル(以下、Audible)は、辻村深月の短編集『家族シアター』を7月24日より配信開始する。

 本作は、家族をテーマにした全7編の短編集で、思春期特有の揺らぎや、言葉にならない感情の鋭さ、そして家族だからこそ生じる摩擦やもどかしさを繊細に描き出している。同じ中学校に通う姉妹や、教師を夢見る息子と大学准教授の父親、同居することになった祖父など、7組の家族が直面する“ささやかな大事件”を描く物語。近しい存在だからこそぶつかり合ってしまう、“大好きだけど大嫌い”な家族のありのままの姿を映し出し、不器用な焦燥感や嫉妬、無邪気な優しさが交錯する中で、聴く人に自分の家族を思い出させ、わが家に帰りたくなるような温かな余韻を残す作品となっている。

 朗読は水田わさび(声優)が担当する。存在感のある声のハリと豊かな表現力で、年代も性格も異なる登場人物を鮮やかに演じ分け、その感情に寄り添う声が、聴く人自身の家族の思い出や、かつてのもどかしい感情を優しく呼び起こしている。

◎本人コメント
<水田わさび>
読書大好き。辻村深月ファンの私。映画ドラえもんの脚本を担当してくださった時、スタジオでちょこんと座ってる辻村さんを発見し、1人テンションMAX になった私。それだけでもすごいことなのに、今回のオファー。“辻村さん気は確かか?”と心配に(笑)この声で読んでいいの?と思いつつ、人生初の小説1冊を声に出して読むのが『家族シアター』であることに感謝しかありません。オムニバスなので声優として、とても楽しかったです。収録現場に来てくれた辻村さんと、幼少期のことで共感しあったり。そして『タマシイム・マシンの永遠』藤子・F・不二雄先生のおかげで生まれたお話。それを読む私。正に“SF”すこしふしぎな出来事でした。

<辻村深月>
『家族シアター』を朗読していただくにあたって、作者としてどうしてもお願いしたい方がいて、それが水田わさびさんでした。わさびさんの声の魅力は唯一無二のものです。存在感のある、つやつや感としか言いようのない声のハリと、そこに重なる表現力。今回朗読していただいたたくさんの登場人物それぞれの声を聞く中で、自分の子ども時代や人生のいろんな場面の記憶が蘇ってきました。わさびさんのお声を通じて、皆さんの中にもきっと刺激され、共鳴する思い出や時間があるはず。ぜひ、多くの方に聞いていただきたいです!


◎書籍情報
『家族シアター』
著:辻村深月
ナレーター:水田わさび
2026年7月24日(金)Audibleにて配信