2026/05/12 12:30
現地時間2026年5月8日、デュア・リパがサムスンに対して1,500万ドル(約23億円)の損害賠償を求める訴訟を起こした。同社が許可も報酬も与えることなく、テレビの販売に彼女の肖像を継続的に使用しているとの主張だ。
訴状によると、サムスンは2025年から2026年にかけて小売販売するテレビの箱に、許可されていないデュア・リパの肖像を“大々的に使用”したという。彼女は自身の肖像の登録された著作権所有者で、訴えの内容は著作権侵害、商標権侵害、ならびにデュア・リパの肖像権侵害に及ぶ。
法律事務所のMitchell Silberberg & Knupp LLPは、現地時間5月8日に米カリフォルニア州中部地区連邦地方裁判所に民事訴訟書類を提出した。書類には、デュア・リパが2025年6月にサムスンによる肖像使用を知り、その時点で同社に使用中止を求めたと記されている。同法律事務所は、「サムスンは、侵害製品による権利侵害の継続的な搾取を停止せよというリパ氏の再三の要求に応じることを拒否してきた。サムスンの対応は軽蔑的かつ冷淡なものであり、侵害製品は今日も市場に出回り、故意の著作権侵害行為として全国で販売され続けている」と主張している。
訴状にはさらに、「サムスンの意図的かつ故意による不正行為は、サムスンを不当に富ませる一方で、リパ氏に対して重大かつ明白で回復不能な損害を与え続けている。本訴訟によって、リパ氏はサムスンの行為を止めさせるとともに、サムスンによる彼女の知的・個人的アイデンティティ資産の盗用に対する損害賠償を求める」と続く。
裁判所の書類には、サムスンのテレビの箱に使用されたデュア・リパの画像が添付されており、原告はその著作権を自身が単独で所有する登録済みのものだと主張している。その写真は2024年の【オースティン・シティ・リミッツ】楽屋裏で撮影されたものとされている。
訴状にはまた、問題のサムスン製品についてデュア・リパのファンがSNSに投稿した写真も含まれている。あるファンの投稿は、「テレビを買うつもりは全然なかったけど、箱を見て買うことにした」と引用されている。
訴訟では、デュア・リパの音楽における商業的成功も指摘されており、プーマ、ヴェルサーチ、イヴ・サンローラン、ポルシェ、Apple、シャネル、ティファニー、【2026年冬季オリンピック】、ブルガリ、ネスプレッソなど、さまざまな大手ブランドとのパートナーシップ・キャンペーンにおいて、承認された肖像使用の対価として報酬を得てきた実績も示されている。
デュア・リパの主な実績としては、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で最高3位を記録した2020年の『フューチャー・ノスタルジア』と、2位に初登場した2024年の『ラジカル・オプティミズム』、そして【グラミー賞】3冠が挙げられる。
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