2025/06/15 14:00
2025年6月11日公開(集計期間:2025年6月2日~6月8日)のBillboard JAPAN週間シングル・セールス・チャート“Top Singles Sales”で初週91,145枚を売り上げて2位を記録したつばきファクトリー『My Days for You/悲しみがとまらない』。
本作は、6月4日にリリースされたつばきファクトリーの13thシングルで、初回生産限定盤A・B・SP、通常盤A・Bの5タイプで発売された。表題曲はそれぞれ真野恵里菜と杏里の代表曲のカバーで、4月30日にグループから卒業した八木栞のラストシングルとなる。
ここでは、SoundScanJapanの販売データを使用し『My Days for You/悲しみがとまらない』の販売動向を調査する。図1(https://www.billboard-japan.com/d_news/image/150553/2)では、今作を含むシングル直近5作の初週と累計販売枚数を比較している。
図1を見てみると、前々作の11thシングル『勇気 It's my Life!/妄想だけならフリーダム/でも…いいよ』で一度落ち込みを見せたものの、それ以降の販売枚数は増加傾向にあることがわかる。今作は前作『ベイビースパイダー/青春エクサバイト/鼓動OK?』(88,796枚)を超える初週販売枚数を記録した。加えて、前作と前々作の累計販売枚数にも注目したい。2022年6月リリースの『アドレナリン・ダメ/弱さじゃないよ、恋は/アイドル天職音頭』、2023年2月リリースの『間違いじゃない 泣いたりしない/スキップ・スキップ・スキップ/君と僕の絆 feat.KIKI』を上回る(初週を除く)累計販売枚数を前作と前々作で記録しており、傾向として初週以降の伸び幅が大きくなっていることもわかる。精力的なライブの開催やフェスへの出演、楽曲のタイアップなどにより、認知と人気が拡大していると言えるだろう。また、これから今作がどれほどの販売枚数を伸ばしていくかにも注目していきたい。
続いて、図2(https://www.billboard-japan.com/d_news/image/150553/3)は、今作『My Days for You/悲しみがとまらない』の実店舗における発売初週の地域別販売比率のグラフとなる。また、一般的なシングルの販売比率とも比較するため、2025年に発売された全てのシングルの販売比率も全シングルとしてグラフに追加している。
図2を見てみると、今作は関東地方66.0%(以下かっこ内全シングル:56.2%)、近畿地方26.3%(14.4%)となっており、局地的とまでは言えないものの、全シングルと比較して人口の多い都市がある地域の比率が高いことがわかる。店舗数の多さも影響していると思うが、今後も全国を股に掛けたツアーやフェス出演などを継続していくことで、ファン層が広がるとともに他の地方の比率が上がり、全シングルの比率に近づいてくることも予想できる。
2025年4月に結成10周年を迎えたつばきファクトリー。現在、全国8都市を回るツアー【つばきファクトリー 10th Anniversary Live Tour 2025 Spring ~OUR DAYS GO ON~】を開催中だ。精力的な活動を続ける彼女たちから今後も目が離せない。
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
インタビュー・タイムマシン








注目の画像



【TOKYO IDOL FESTIVAL 2025】出演者第6弾発表 ハロー!プロジェクトから5組の出演が決定
【ビルボード】SixTONES『BOYZ』35.8万枚でシングル1位、つばきファクトリー/NGT48がトップ3入り
いぎなり東北産、新体制つばきファクトリーを迎え【A LIVE SENDAI Vol.2】開催
つばきファクトリー新メンバー決定、YouTube番組『ハロ!ステ』にてオーディション結果発表
【ビルボード】つばきファクトリー『アドレナリン・ダメ/弱さじゃないよ、恋は/アイドル天職音頭』9.4万枚でシングル・セールス首位









