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2013/07/17

コリー・モンティスの死因が特定、ヘロインとアルコールの過剰摂取

 7月13日にホテルの一室で亡くなっているところを発見された米人気テレビシリーズ『glee/グリー』の出演者、コリー・モンティス(31)の死因が、ヘロインとアルコールの過剰摂取によるものだったことが明らかになった。ブリティッシュコロンビア州の検死医が発表した。

 以前、依存症に苦しんでいたモンティスは、バンクーバーのホテルで遺体で発見されており、警察は事件性はないとみている。

 ブリティッシュコロンビア検死機関のバーバラ・マクリントックは、「死体解剖と毒物解析などの検死により、31歳のモンティス氏はヘロインとアルコールを含む混合薬物中毒で死亡したことが分かった」と話している。

 なお、同発表では「モンティス氏の死が最も悲惨な事故であったとする証拠はない」と指摘。調査は進行中で、詳報は追って発表されるそうだ。

 モンティスは自身の苦悩を公にしており、4月には薬物依存症のための治療施設に入った。また、2011年には、19歳の時に“何でも全て”摂取してしまうことに対するサポートを受けていたとParade誌に明かしていた。

 ドラマ『glee/グリー』では、運動選手から劇団合唱部のメンバーへ転向したフィン・ハドソン役で成功し、背が高く魅力的な俳優だったモンティス。音楽的にもロマンス的にも、リア・ミシェル演じる変わり者の女性、レイチェル・ベリーの相手役として主要人物を演じていた。2人はドラマの外でも交際していた。

 Foxと同番組は、「我々はこの悲報に深く悲しんでいる。コリーは類稀な才能を持ちながら、人としても優れた人物でした。一緒に仕事をできたことは真の喜びであり、彼がいなくてみんなとても寂しがっている。我々の思いと祈りはご家族と愛する人々と共にあります」との共同声明を出している。

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