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2023/10/01 10:57

林翔太と寺西拓人がジャズの名曲を歌い踊る 「ロジャ-ス/ハ-ト」稽古場取材

 ブロ-ドウェイ・ミュ-ジカル「ロジャ-ス/ハ-ト」の稽古場取材が行われ、作品の一部がマスコミに公開された。
 本作は、「王様と私」や「サウンド・オブ・ミュ-ジック」などの名曲を手掛けた作曲家リチャ-ド・ロジャ-スと、かつてロジャ-スがコンビを組んでいた作詞家ロレンツ・ハ-トの半生を描いた物語。ロジャ-ス&ハ-トが手掛けたスタンダ-ドジャズの名曲など39曲のナンバ-をさまざまなジャンルのダンスとともに贈る。
 2018年の日本初演から出演、今回はロレンツ・ハ-ト役を務める林翔太は、「この作品は、僕が本格的に舞台に出させてもらえるようになった最初の作品で、全てのきっかけでもあり、そこに選んでくださった(演出・振付の)玉野(和紀)さんは、僕にとって父親のような、育ての親のような存在です。豪華なキャストの方々がたくさんいらっしゃいますので、大船に乗った気分で頑張っていきたいと思います」とコメント。
 同じく初演から出演し、リチャ-ド・ロジャ-スを演じる寺西は「僕は前回の役とは違う役での出演となりますので、個人的にもパワ-アップした自分を魅せられたらいいなと思っています」とメッセ-ジを寄せた。
 この日の稽古は、ロジャ-スとハ-トがラジオ番組を収録しているシ-ンの通し稽古から始まり、1幕のナンバ-(楽曲)を練習。名曲の数々がキャストたちによって歌い上げられた。1曲歌い終わるごとに、演出の玉野和紀と音楽監督でピアノを担当する宮﨑誠、そして演出助手・歌唱指導の宗田梁市を中心に、違和感がないかが話し合われ、稽古は丁寧に進めていた。
 また、林と寺西が二人で話し込む様子や、凰稀かなめのもとにキャストたちが集まり楽しそうに談笑する姿も見られ、チ-ムワ-クの良さをうかがわせた。
 舞台は、9月30日~10月18日に都内・有楽町よみうりホ-ルほか、金沢、大阪で上演。