2023/08/26 10:00
ケンドリック・ラマーが、8月20日に千葉・ ZOZOマリンスタジアムと幕張メッセにて開催された【SUMMER SONIC 2023】に出演。MARINE STAGEで東京2日目のヘッドライナーを完遂した。
5年ぶりの来日とのこともあり超満員のMARINE STAGE。定刻を迎えるとステージは暗転し、「The Heart Part 5」のイントロが流れ出す。スクリーンが真っ白に光り、パープルのセットアップを身に纏ったケンドリック・ラマーが満を持してステージに登場すると拍手と大歓声が沸き起こった。ケンドリックはそのままステージ中央で下を向き、ただただ冷静に堂々とした出立で、スター感漂うものすごい存在感だ。スポットライトに照らされるなか「N95」が流れ出すと、会場からシンガロングが巻き起こり、スクリーンにはヘンリー・テイラーの絵が映し出される。同時に切れ味の良いケンドリックのラップが加わると、ステージ下から花火の演出。強烈なインパクトと圧巻のパフォーマンスで幕を開け、序盤から一気に会場のボルテージは最高潮を迎えた。
その後も「ELEMENT.」「A.D.H.D」「King Kunta」「Worldwide Steppers 」「Swimming Pools」など新旧織り交ぜたセトリで畳みかけ、曲ごとにシンガロングや歓声が飛び交うほどの盛り上がりだ。途中、曲と相反してコンテンポラリーなパフォーマンスをみせるエプロン姿のダンサーがバックに登場。ダンサーはケンドリックがステージをはけた曲間にも、フライング・ロータスの「Never Catch Me(feat.Kendrick Lamar)」などで度々パフォーマンスするシーンも。そして、アンセムナンバー「DNA.」や「HUMBLE.」では一際大きなシンガロングが巻き起こり、マリンスタジアムは爆発的な熱気に包まれた。
終盤に差し掛かり披露した「LOVE.」では、ケンドリックがスマホライトをつけるよう促し、マリンスタジアムが幻想的な雰囲気になるなか大合唱が起こり「Alright」へ。そしてラストに投下したのは「Savior」。曲終盤では夜空に花火が打ち上がり、2日間に渡る【SUMMER SONIC 2023】を締め括った。
一貫して何より終始圧倒させられたのは、約3万人を目の前にした広いステージ上でほぼ1人、マイク一本で魅せるパフォーマンスをひたすら繰り広げていたところだ。セットはミニマムだが研ぎ澄まされており、世界最高峰といわれるラッパーの魅せるアクトは無駄なものが一切なく圧巻で、完璧なパフォーマンスとしか言い表せない。バンドの姿は見えなかったが重厚で凄まじいグルーヴ感あるサウンドと、パワフルでスムースなケンドリックのラップはオーディエンスを釘付けにし、ベストアクトだったと言えるだろう。
Text:Rumi Miyamoto
Photo:(c)SUMMER SONIC All Copyrights Reserved.
◎公演情報
【SUMMER SONIC 2023】
2023年8月19日(土)20日(日)
千葉・ ZOZOマリンスタジアム、幕張メッセ
大阪・ 舞洲SONIC PARK(舞洲スポーツアイランド)
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
1
【先ヨミ速報】Snow Man『BANG!! / SAVE YOUR HEART / オドロウゼ!』71.4万枚突破 12作連続フラゲ日ハーフミリオン達成
2
【ビルボード】M!LK「爆裂愛してる」ストリーミング・ソング6連覇 サカナクション旧譜がチャート返り咲き
3
<ライブレポート>「歌うことは私の天職」と45周年を迎えた涼風真世 贅沢な宝塚メドレーや心揺さぶるミュージカル曲で満たし、秋の大阪記念ライブ開催発表に沸いた一日
4
【ビルボード】INIが「All 4 U」で6作目の総合首位、朝ドラ主題歌ミセス「風と町」が2位に浮上
5
山下智久が主演、映画『正直不動産』公開前にTVドラマ版をおさらいする特別映像が解禁
インタビュー・タイムマシン
注目の画像