2022/02/03 11:00
現地時間2022年2月2日、2022年の【ロックの殿堂】入りノミネート・アーティスト17組が発表された。
インディー界の大御所ベック、ロック界のヒットメーカーであるパット・ベネター、アート・ロッカーのケイト・ブッシュ、ニュー・ウェイブの奇才ディーヴォ、チャート上位常連のニュー・ウェイブ・バンドのデュラン・デュラン、ヒップホップ界の大物エミネム、シンセ・ポップの二人組ユーリズミックス、ヘヴィ・メタルの重鎮ジューダス・プリースト、アフロビートの先駆者フェラ・クティ、反政治的なロック・バンドのMC5、後のパンク・ロックに影響を及ぼしたニューヨーク・ドールズ、カントリー界のレジェンドのドリー・パートン、ラップ・メタルというジャンルを創出したレイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、R&Bヒットメーカーのライオネル・リッチー、ポップ・シンガー・ソングライターのカーリー・サイモン、オルタナティブ・ヒップホップのアイコンであるア・トライブ・コールド・クエスト、一流ポップ・ボーカリストのディオンヌ・ワーウィックが、今年の候補者となった。
ベック、エミネム、デュラン・デュラン、ライオネル・リッチー、ア・トライブ・コールド・クエスト、カーリー・サイモン、ドリー・パートンは、今年初めてノミネートされたアーティストだが、何十年も前から候補になっているアーティストもいる。【ロックの殿堂】の規定では、デビューから25年以上のミュージシャンが選出対象となる。つまり、昨年殿堂入りを果たしたジェイ・Zと同じように、エミネムは候補対象初年度でのノミネートとなった。
米デトロイトのロック・バンドであるMC5は今回で6度目、MC5に続いて政治的メッセージを発信するロック・バンドとしておそらく最も成功したレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンは4度目のノミネートとなった。ケイト・ブッシュ、ジューダス・プリースト、ニューヨーク・ドールズ、ディーヴォが候補になったのは3度目で、昨年初めて選出されたディオンヌ・ワーウィック、ユーリズミックス、フェラ・クティ、2020年に初候補となったパット・ベネターにとっては2度目のノミネートとなった。
殿堂入りは、1,000名以上に及ぶ世界各国の音楽関係者による投票で決定するが、一般投票でTOP5にランクインしたアーティストにはファン投票として1票ずつ上乗せされる。一般投票は、【ロックの殿堂】の公式サイトまたは米オハイオ州クリーブランドにある【ロックの殿堂】ミュージアムにて行うことが可能だ。殿堂入りするアーティストは今年5月に発表予定となっており、式典自体は今秋に行われる予定だが、日程と会場はまだ決定していない。
The #RockHall2022 Nominees are up and the Fan Vote is now open. Vote daily at https://t.co/keewGnGnnD pic.twitter.com/zrI7GejV8v
— Rock Hall (@rockhall) February 2, 2022
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
1
「KANの歌を歌い継いでいきたい」根本要/馬場俊英/K/トータス松本/槇原敬之がファンと紡ぐKANの音楽ヒストリー
2
<イベントレポート>藤井フミヤ、公式アンバサダーを務める没入型展覧会【クリムト・アライブ】に登場「もっと日本の人に知ってもらいたい」
3
<ライブレポート>BAND-MAID、ファンと共に創り上げた渾身のツアーファイナルを経て世界へ
4
<ライブレポート>Mrs. GREEN APPLE、夢に見てきた光景に感動 計10万人動員した10周年記念ライブに続く次なる舞台は5大ドームツアー
5
King & Princeのニューアルバム『STARRING』、50TA/いきものがかり水野/eill/Tempalay小原ら参加
インタビュー・タイムマシン
注目の画像



テイラー・スウィフト、【ロックの殿堂】式典でキャロル・キングの「ウィル・ユー・ラヴ・ミー・トゥモロー」をカヴァー
【2021ロックの殿堂】テイラー・スウィフト/ポール・マッカートニー/ライオネル・リッチーらがプレゼンターに決定
フー・ファイターズ/ジェイ・Z/キャロル・キングなど、2021年【ロックの殿堂】入りアーティストが発表
2021年【ロックの殿堂】入り候補アーティスト16組が発表
ホイットニー/ビギー/NIN、2020年【ロックの殿堂】入りアーティストが発表













