Billboard JAPAN


NEWS

2026/01/14 12:00

西山智樹・前田大輔率いるボーイズグループ「TAGRIGHT」初のショーケース開催 7人が立ったスタートライン<ライブレポート>

 『timelesz project -AUDITION-』の候補生として注目を集めた西山智樹と前田大輔が自らメンバーを探すボーイズグループ結成プロジェクト『TAG SEARCH』。約半年間のプロジェクト期間を経てついにデビューメンバーが決定し、誕生した「TAGRIGHT」の初めてのお披露目となるショーケース 【TAGRIGHT showcase -REVEAL as 1-】が日本青年館ホールで開催。ここでは1月7日から4日間連続で開催した最終日の昼公演の様子をレポートする。

 白をベースとした爽やかな衣装に身を包み、登場してすぐに披露したのはプレデビュー曲の「FOREVER BLUE」。フレッシュさをまといながらも、それぞれがこれまでの経験で積み上げてきた実力をしっかりと発揮し、魅せるパフォーマンスは決して新人とは思えない程の完成度だ。メンバー決定までのドキュメンタリー放送内で見せていた不安そうな表情はひとつもなく、全員がまっすぐとRIGHTIE(ライティー/ファンネーム)で埋め尽くされた客席を見つめ、とても嬉しそうに、楽しそうに笑みを浮かべる。その姿から、彼らがいま、充実の日々を送っていることが伝わってくる。さらに満を持してダイスケ(前田大輔)がセンターでラップをする姿は、とても誇らしげで力強い。トモキ(西山智樹)が自分の夢を投影して作ったこの曲が、今は7人の夢となったことを、しっかりとメッセージに乗せて伝えてくれた。

 続く新曲の「ZONE」は、爽やかな「FOREVER BLUE」とは対極の、妖艶で覇気のあるナンバー。カイリ(今井魁里)の突き抜けるような高音が響き渡り、今後の彼らのさらなる可能性を提示するダンスチューンだ。ジェイはこの曲に対して聞かれると「自分が歌う落ちサビのパートは大体ゾーンに入っています」とコメントし、周囲から「上手い!」と合いの手が入り盛り上がったあと、トモキは「ボーカルが立つ楽曲で、僕たちらしさを見せられるんじゃないかと思っています」と話した。

 実はこの公演には、オーディション番組にも出演したAile The Shotaが来場していたこともあり、トモキが「Aile The Shotaさんが作ってくれた曲を歌います! 細かいディレクションや表現などを教わった、僕たちにとっての大切な曲です」と紹介し、ゆったりと「花言葉」を届けた。曲中に、メンバー同士が向き合い、アイコンタクトをしながら歌う姿はとても美しい。挫折を経験しながらも夢を諦めず立ち上がり、気持ちを伝える歌詞と彼らの姿がリンクしたこの曲は、エモーショナルに会場中に響き渡った。

 企画コーナーではそれぞれがテーマトークを披露し、それぞれの想いを込めた楽曲を披露。ダイスケとセイマ(若松世真)は、コミカルに野球トークで笑わせたあと、それぞれがリリックを手掛けたラップナンバー「Hit it up」でたたみかけ、ダイゴ(小林大悟)は、「FOREVER BLUE」で0.3秒ほど映ったリコーダーを猛練習していたことを告白。その後、ACE COLLECTIONの「約束のしおり」を、優しく温かい歌声で届けた。ダイゴは圧倒的なダンスの実力の持ち主だが、J-POPの言葉を届ける歌をしっかりと歌えることを証明。「絶対にまたステージに立つんだということを心に決めていました」「この曲で歌っていることが僕の伝えたかったことの全てです」とメッセージを届けた。

 ジェイは、合宿中、深夜練習の帰り、カイリとセイマと不安の中歩いて帰っていると、隣を自転車でスーッとトモキが帰っていき、「腹が立った」と暴露(笑)。会場を笑いに包んだ後、ONE OK ROCKの「Wherever you are」をハスキーで中毒性のある歌声で歌い、会場中のRIGHTIEの心を奪った。その後カイリがあいみょんの「マリーゴールド」を歌うとRIGHTIEはペンライトを黄色に変え、客席が華やかに彩られ、シオン(岸波志音)は5年来の付き合いであるトモキとのエピソードを話し、「これから何十年先も一緒にいたい」と話した後、自作曲「Snowflake」をピアノの弾き語りで歌い上げ、トモキはSUPER BEAVERの「人として」を情熱的に歌い上げた。その後、「グループとして大事なのは、信じることだと思っていて。それが曲に詰まっていると思って歌いました」とこの曲を選んだ理由を話した。

 本編のラストはマイクスタンドを前に、新曲のバラード「Rain on me」を披露。切ないラブソングを、情緒たっぷりに歌い上げた。

 アンコールでは、メンバー全員が客降りをし、細かく通路を周り、できる限り多くのRIGHTIEと視線を交わしていく。途中メンバー同士がすれ違うとハグをしたり、笑顔を交わしたりと、仲の良い様子もしっかりと伝わってくる。ステージ上では、歌うダイゴにシオンとトモキが抱き合ったり、セイマがカイリにバックハグをしたりとわちゃわちゃとじゃれ合い、幸せな光景が溢れていく。

 最後の挨拶でトモキは「みなさんのパワーをもらっています! みなさんと一緒に上を目指していきたいですし、RIGHTIEのみなさんが本当に大好きなので、もっと伝えたいなと思います!」と話し、カイリは「これからもいっぱい良い想い出を作っていきましょう! 大好きです!」、シオンは最後にコール&レスポンスでRIGHTIEの愛を感じたのか、力強く「愛してます!」と叫んだ。ダイゴは「1日1日を大切に、RIGHTIEと思い出を作っていけたら幸せです!」と幸せを噛みしめ、ジェイは「ついてきてくれたら嬉しいです!」と目を潤わせた。最後にダイスケは「幸せを感じています。僕たちと言うよりも、RIGHTIEのおかげです! たくさん恩返しできるように頑張っていきますので、よろしくお願いします!」とそれぞれに熱い想いを伝え、これからの飛躍を誓った。

 これまで、たくさんの挫折を経験しながらも、何度も立ち上がり、デビューをつかみ取ることを夢見て進み続けてきた7人。やっとスタートラインに立った彼らは、これまで溜め込んできた実力と経験値を味方に、大きな活躍を見せてくれるに違いない。


◎公演情報
【TAGRIGHT showcase -REVEAL as 1-】
2026年1月7日(水)8日(木)9日(金)10日(土)
東京・日本青年館ホール

◎イベント情報
【ELEVATE】
2026年3月15日(日)
東京・東京国際フォーラム ホールA
出演:安達祐人、unløck、TAGRIGHT、WATWING


◎リリース情報
プレデビューシングル「FOREVER BLUE」
2026/1/7 DIGITAL RELEASE
https://tagright.lnk.to/FOREVER_BLUE

◎TAGRIGHT Official Youtube
https://www.youtube.com/@TAGRIGHT_official