2026/10/20 11:00
今週(2026年10月24日付)の米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”は、テイラー・スウィフトの「ペイシェント・ゼロ」が3週連続の首位を獲得。10位には、ドミニク・ファイクの「ベイビードール」がランクインして、自身初のTOP10入りを果たした。
10月10日付のチャートで1位に初登場したテイラー・スウィフトの「ペイシェント・ゼロ」は、昨年10月に発表したアルバム『ザ・ライフ・オブ・ア・ショーガール』に未発表曲4曲を追加した再発盤『ザ・ライフ・オブ・ア・ショーガール:ザ・アンコール』(9月25日リリース)の収録曲で、自身の記録としては通算16曲目の首位を獲得した。
今週「ペイシェント・ゼロ」が3週目の首位を獲得したことで、テイラー・スウィフトはソング・チャート“Hot 100”での首位獲得総週を通算52週目に更新し、以下に続く歴代5番目のアーティストとなった。
・101週:マライア・キャリー
・60週:リアーナ
・59週:ザ・ビートルズ
・58週:ドレイク
・52週:テイラー・スウィフト
今週の集計期間(2026年10月9日~10月15日)には、公式ストリーミング再生数が1,280万回(前週比27%減)、ラジオのオーディエンス・インプレッション数が2,820万回(8%減)、デジタル・セールス(ダウンロード数)は27,000(246%増)、フィジカル・セールス(CD・アナログ等の実売)は151,000をそれぞれ記録した。
ストリーミング・ソング・チャートでは、前週の2位から3位に順位を下げたが、エアプレイ・チャートでは、現時点の最高位となる15位をキープして、デジタル・ソング・セールス・チャートでは3週目の首位を獲得している。
今週の集計においてセールスが急増したのは、デジタル・ダウンロードとストリーミングで配信された「アコースティック・ヴァージョン」と「ピアノ・ヴァージョン」、それから公式ウェブサイトで販売された「7インチ・アナログ盤」のリリース効果によるものだった。
今週新たにTOP10入りしたのは、米フロリダ州出身のシンガー・ソングライター、ドミニク・ファイクの「ベイビードール」で、前週の13位から10位に上昇し、自身初のTOP10入りを果たした。今週の集計期間において、ラジオのオーディエンス・インプレッション数は4,840万回(4%増)、ストリーミング再生回数は560万回に記録を伸ばしている。
2018年にリリースされた同曲は、2026年初頭より欧米のSNSを中心にバイラルヒットし、2月に同チャートへランクイン。4月には、世界200以上の国と地域のストリーミングとダウンロードを合算したグローバル・チャート“Global 200”と、アメリカのデータを除く世界市場を対象としたチャート“Global Excl.U.S.”の両チャートでTOP3入りを果たした。その後も、現在に至るまで両チャートのTOP40に連続してランクインし続けている。
ドミニク・ファイクは、「ベイビードール」がSNSで大ブレイクを果たす以前、2021年から2025年にかけて4曲をソング・チャート“Hot 100”にチャートインさせていた(当時の最高位は4曲いずれも81位から99位の間)。「ベイビードール」に続いては、「ホワイト・キーズ」が自身2曲目のTOP40入りを果たし、今年4月には最高位となる32位まで上昇した。
ドミニク・ファイクの3作目となるスタジオ・アルバム『ハウ・トゥ・クイット・スモーキング』は、今月10月30日にリリースが予定されている。
今年の2月から10月にかけて史上最長の24週首位を記録したエラ・ラングレーの「チュージン・テキサス」は、前週に続き今週も2位をキープ。ストリーミング・ソング・チャートでは、首位獲得週を通算26週目に更新し(1,980万回/5%減)、マライア・キャリーの「恋人たちのクリスマス」(同26週)が持つ同チャートでの最多首位獲得週数に並んだ。
さらに「チュージン・テキサス」は、カントリー・ソング・チャートでも今週45週目の首位を獲得し、2024~25年に同45週を記録したシャブージーの「ア・バー・ソング(ティプシー)」と同率の歴代2位に到達した。なお、首位獲得週数の歴代1位は、2017年から2018年にかけて通算50週を記録した、フロリダ・ジョージア・ライン&ビービー・レクサの「メント・トゥ・ビー」が保持している。
先週3位にランクインしていたステラ・レフティの「ボストン」(最高2位)は、今週も同位にランクイン。モーガン・ウォーレンの「ビーン・バイ・ナウ」(最高2位)も、先週に続き4位をキープした。
テーム・インパラ&ジェニーの「ドラキュラ」は、前週の6位から最高位の5位に再浮上し、ダンス/エレクトロニック・ソング・チャートでは通算41週目、ロック&オルタナティヴ・ソング・チャートでは23週目の首位を獲得。エアプレイ・チャートでも5週目の首位を記録した(ラジオのオーディエンス・インプレッション数は6,370万回/2%増)。
先週のチャートで9位に初のTOP10入りを果たしたアデラの「ニコール・キッドマン」は、今週6位に上昇して最高位を更新。アリアナ・グランデの「ヘイト・ザット・アイ・メイド・ユー・ラヴ・ミー」(最高1位)は7位、オリヴィア・ロドリゴの「ステューピッド・ソング」(最高3位)も8位をそれぞれキープした。
カロルG、フデリン、ルソウスキーによる「BbY WOW」(最高6位)は、前週の10位から9位にワンランクアップして、ラテン・ソング・チャートで通算9週目の首位を獲得した。
Text: 本家 一成
※関連リンク先の米ビルボード・チャートは10月22日以降掲載予定となります。
◎【Hot 100】トップ10
1位「ペイシェント・ゼロ」テイラー・スウィフト
2位「チュージン・テキサス」エラ・ラングレー
3位「ボストン」ステラ・レフティ
4位「ビーン・バイ・ナウ」モーガン・ウォーレン
5位「ドラキュラ」テーム・インパラ&ジェニー
6位「ニコール・キッドマン」アデラ
7位「ヘイト・ザット・アイ・メイド・ユー・ラヴ・ミー」アリアナ・グランデ
8位「ステューピッド・ソング」オリヴィア・ロドリゴ
9位「BbY WOW with フデリン&ルソウスキー」カロルG
10位「ベイビードール」ドミニク・ファイク
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