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2026/04/28 16:00

ポスト・マローン、【コーチェラ】と【ステージコーチ】両方のヘッドライナーを務めた初のアーティストに

 ここ数年、ポスト・マローンは米カリフォルニア州インディオに定期的に姿を現し、その存在感は回を重ねるごとに増している。

 2023年に彼は、【コーチェラ】ウィークエンド1でバッド・バニーの歴史的なヘッドライナー・セットにサプライズ・ゲストとして登場した。2024年には、カントリー・ミュージックへの初進出をほのめかしながら【ステージコーチ】のラインナップに名を連ねた。2025年にも砂漠に戻り、今度は【コーチェラ】のヘッドライナーを務め、そして現地時間2026年4月26日に再び登場した彼は、【ステージコーチ】最終夜のトリを飾った。これにより、ポスト・マローンは【コーチェラ】と【ステージコーチ】両方のヘッドライナーを経験した史上初のアーティストとなった。それも2年連続でのことだ。

 両フェスのプロモーターであるゴールデンヴォイスのポール・トレット社長兼CEOは、「ポストが両イベントのヘッドライナーを務めたのは自然なことです。まったく異なるオーディエンスの前でも、彼は完全にリラックスして演じられますから」と述べている。

 2024年の【ステージコーチ】でカントリーのカバー曲セットを披露したポストの初出演を受け、ゴールデンヴォイス/AEGのステイシー・ヴィー執行副社長は、すぐにさらに大きな役割での再招聘を考え始めた。彼女は、「2024年の【ステージコーチ】では、ウィリー・ネルソンの後、ミランダ・ランバートの前にポストを出演させました。【ステージコーチ】のファンはカバー曲のセットをとても気に入ってくれましたが、当時彼はまだソロのカントリー作品をリリースしていませんでした。その週末が終わった後、私はすぐに彼をヘッドライナーとして呼び戻す適切なタイミングについて話し合い始めました」と振り返っている。

 日曜夜のヘッドライナー・セットでポストは、2024年のアルバム『F-1 トリリオン』からカントリーの大ヒット曲を次々と披露した。米ビルボードの“Country Airplay”チャート首位の「Pour Me a Drink」や、ソング・チャート“Hot 100”で1位を獲得した「I Had Some Help」などが演奏された。昨年米ビルボードに2枚目のカントリー・アルバムをほのめかし、さらに最近では2枚組となるそのタイトルが『The Eternal Buzz』になる可能性をSNSで明かしていたものの、新曲は今回の【ステージコーチ】のパフォーマンスには取り入れられなかった。

 それでも、新たな楽曲がなくとも、1年前に【コーチェラ】のヘッドライナーを務めた時とはまったく異なるショーに仕上げてみせたとトレットは言う。「彼が舞台となる環境に応じて、いかに独自のライブ・ショーを構築しているかを見るのは興味深かったです」と彼は述べ、ヴィーも、「彼のエネルギーに私も引き込まれます。ショーではカントリーの場にいることが、心から嬉しいと伝わってきます」と付け加えた。

 その証拠に、ポストは来月からジェリー・ロールと再びタッグを組み、オープニング・アクトにカーター・フェイスを迎えて【ビッグ・アス・スタジアム・ツアー・パート2】に乗り出す予定だ。ヴィーは、「ポスト・マローンにできないことは何もありません。そしてそのすべてを、真摯さと多才さと真剣な取り組みをもってやり遂げます。何をやっても、彼は自分自身のやり方でやり遂げます」と述べている。その唯一無二の個性があるからこそ、「また砂漠で彼に会いたいですね。いつだって最高の時間になるから」とトレットは語っている。