2026/07/22 12:00
オアシスの90年代の名曲「Wonderwall」が、1996年以来初めて米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”に返り咲いた。きっかけとなったのは、【FIFAワールドカップ2026】でのイングランド男子代表の躍進を受け、ファンがこの曲を歌ったことだった。
データ追跡会社ルミネイトによると、同曲は2026年7月10日から16日にかけて870万回の米国内チャート対象ストリーミング再生数を記録し、前週比73%増という伸びに牽引され、27位で再エントリーを果たした(7月25日付チャート)。全フォーマット合算のラジオ・エアプレイ累計聴取者数も220万人に達し、こちらは前週比41%増、ダウンロードも1,000DLで、112%増となっている。
既報のとおり、同曲は米ビルボード・グローバル・チャート“Billboard Global 200”では26位から4位へ、“Billboard Global Excl. U.S.”では21位から4位へと急上昇し、世界全体でのストリーミング再生数は64%増の3,500万回、DL数は78%増の4,000DLを記録した。
7月15日に幕を閉じたイングランド代表の【ワールドカップ】での戦いの中、各試合後にファンがこの曲をチームに向けて歌う場面が見られ、同曲に新たな注目が集まる契機となった。
同曲は1996年に同ソング・チャート“Hot 100”で自己最高位となる8位を記録し、同年6月に20週にわたるチャートインを終えていたが、今回それ以来の返り咲きとなった。バンドが同チャートに最後に登場したのは2008年10月で、「The Shock of the Lightning」が最高93位で1週のみランクインしていた。
オアシスはこれまで、米ビルボードの“Alternative Airplay”チャートで6曲がTOP10入りを果たしている。「Live Forever」(2位、1995年)、「Wonderwall」(1位、10週、1995~96年)、「Champagne Supernova」(1位、5週、1996年)、「Don't Look Back in Anger」(10位、1996年)、「D'You Know What I Mean?」(4位、1997年)、そして「Don't Go Away」(5位、1997年)だ。
同アルバム・チャート“Billboard 200”では3作がTOP10入りを果たしている。「Wonderwall」を収録した『モーニング・グローリー』(4位、1996年)、『ビー・ヒア・ナウ』(2位、1997年)、そして『ディグ・アウト・ユア・ソウル』(5位、2008年)だ。
90年代初頭の結成を経て、オアシスは2009年に解散したが、2024年に再結成を果たした。「Wonderwall」への新たな注目はバンドにとって記念すべき1年をさらに彩るものとなっている。4月には、11月に【ロックの殿堂】入りを果たすことが発表されたばかりだ。さらに7月4日には、バンドの再結成と大成功を収めたカムバック・ツアー【Live '25】の軌跡を追ったドキュメンタリー『ドント・ルック・バック・イン・アンガー』の公式初回予告編が初公開された。同作は9月11日に劇場およびIMAXシアターで公開され、年内にディズニープラスおよび米国内ではHuluでも世界配信される予定だ。
これまでのところ、「Wonderwall」は米国内公式ストリーミング再生数15億回、ラジオ聴取者数17億人、ダウンロード販売数290万件を記録している。
オアシスもこの代表曲の復活を喜んでいる。6月17日のイングランド代表のクロアチア戦勝利後、ノエル・ギャラガーはザ・サンに対し、「“Wonderwall”は人々のものだよ。あれは人々と選手たちの間に生まれた、まさに魔法のような瞬間だった」と述べた。
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