1組目は今年デビュー25周年を迎えたデ・ラ・ソウル。1989年に独自のユーモアセンスと緻密なサウンドで作り上げた『スリー・フィート・ハイ・アンド・ライジング』でデビューを果たし、「マジック・ナンバー」、「ミー、マイセルフ＆アイ」などHIP-HOP界のみならず音楽史に残る名曲を連発、シーンに変革を起こした。その後も『デ・ラ・ソウル・イズ・デッド』、『ステークス・イズ・ハイ』など革新的なアルバムをリリースし、日本でも彼らの影響を受けたラッパー、ＤＪは数知れず。アニバーサリー・イヤーとなる今年、これまでにリリースした全作品を1日限定で無料配布したことも記憶に新しい。今でもワールド・ツアーを精力的に行う百戦錬磨の彼らが、真夏のビーチで果たしてどんなパフォーマンスを見せてくれるのか？ロック・リスナーにも高い人気を誇る正真正銘のHIP-HOPレジェンドによる、全音楽ファン必見のステージ。

　デビュー作にして歴史的大名盤『スリー・フィート・ハイ・アンド・ライジング』（1989年）収録。原曲が子供向けTV番組用に作られた歌ということもあってイイ意味で脱力系。彼らならではのセンスと遊び心に溢れたゴキゲンな名ナンバーだ。

　1991年リリースの2ndアルバム『デ・ラ・ソウル・イズ・デッド』収録の最強パーティー・チューン。奇しくも『Billboard JAPAN Party』は土曜開催というワケで、当然この曲でアガらないワケがない！

Billboard JAPAN Party X SUMMER SONIC Extra / 単独公演

2014年8月13日（水）、14日（木）　ビルボードライブ東京　■More Info.■
2014年8月18日（月）　ビルボードライブ大阪　■More Info.■

2組目は2010年末に正式に再結成を発表した名コンビ、ピート・ロック＆CLスムース。ソウルやジャズのフレーズを大胆かつ巧みに駆使した1stアルバム『メッカ・アンド・ソウル・ブラザー』（1992年）をリリースし、『メイン・イングリーディエント』（1994年）ではピート・ロックのグルーヴィーなトラックと語りかけるようなCLのラップで唯一無二のスタイルを確立した。ア・トライブ・コールド・クエストやギャング・スターなどと共にヒップホップとジャズの融合に大きな役割を果たした。彼らも今年ちょうど『メイン・イングリーディエント』のリリースから20年の節目となるアニバーサリー・イヤー。2012年の奇跡的リユニオン来日公演に続き、今回のステージも新たな伝説となること間違いなし。

　1stアルバム『メッカ・アンド・ソウル・ブラザー』（1992年）からの人気チューン。アーニー・ハインズの「アワー・ジェネレーション」をサンプリングしたピート・ロックのセンスが光るグルーヴィーなナンバーだ。

　こちらは2ndアルバム『メイン・イングリーディエント』（1994年）収録、元ネタの大定番であるケニー・バーク「ライジン・トゥ・ザ・トップ」と、クリスタル・ジョンソンによるセクシーなコーラスにより、R＆Bテイストのアーバンな一曲。

Billboard JAPAN Party X SUMMER SONIC Extra / 単独公演

2014年8月15日（金）　ビルボードライブ大阪　■More Info.■
2014年8月18日（月）　ビルボードライブ東京　■More Info.■

　そして3組目はロサンゼルス出身の人気ヒップホップ・グループ、ザ・ファーサイド。1992年『ビザール・ライドⅡ ザ・ファーサイド』でデビュー。レア・グルーヴ／ソウル／ジャズを巧みに取り入れた耳馴染みのいいビートとウィットに富んだライムで、クロスオーバーなファン層を獲得。ギャングスタラップ全盛の当時のシーンに新たな風を吹き込んだ。2ndアルバム『ラブキャビンカリフォルニア』ではジュイ・ディーによる斬新なサウンドが話題を呼び、「ランニン」が大ヒット、今もフロアの鉄板ナンバーとして多くの人に愛されている。フェスにふさわしく今回はバンドを引き連れ来日、ビーチ・ステージにメロウな西海岸サウンドを届けてくれる。

　2ndアルバム『ラブキャビンカリフォルニア』収録、彼らの代名詞と言っても過言ではないクラシック。印象的なギターのループの上で展開されていくラップとコーラスが最高に心地よい。

　こちらも『ラブキャビンカリフォルニア』収録、気だるくアダルトな雰囲気漂う一曲。ミュージック・ビデオからも分かるように、海が良く似合うメロウ・チューン。フックのコーラス部分は全員大合唱がマストでしょう！

Billboard JAPAN Party X SUMMER SONIC Extra / 単独公演

2014年8月15日（金）　ビルボードライブ東京　■More Info.■
2014年8月17日（日）　ビルボードライブ大阪　■More Info.■