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2018年12月度FM802ヘビーローテーション・アーティスト THE CHARM PARKにDJ・野村雅夫がインタビュー!



Rei インタビュー

1989年の開局と同時に始まった、毎月おすすめのナンバーをオンエアに乗せてリスナーに届けるFM802のヘビーローテーション。その2018年ラスト、12月の邦楽の1曲に選ばれたのはTHE CHARM PARKの「Imperfection」だ。そしてこれにはTHE CHARM PARKをずっと応援し続けてきた男、FM802のDJ・野村雅夫が黙っていなかった! “THE CHARM PARK愛”たっぷりに繰り広げられた2人のトークをどうぞ!!

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--まずはCHARM君のプロフィールについてから……。もともとアメリカに住んでいたんですよね?

THE CHARM PARK:そうです。8歳から24歳までアメリカに住んでました。

--日本の文化はどうやって知ったの?

THE CHARM PARK:兄貴がいてゲームをやっていたんです。スーファミ(スーパーファミコン)とかPCエンジンとか。

--懐かしいね(笑)。

THE CHARM PARK:プレステ(プレイステーション)が出る前(笑)。それが日本語のゲームだったので、それを見たりアニメを見たり、日本の文化に触れ合う機会は多かったですね。

--音楽はどうやって始めたの?

THE CHARM PARK:うちの親がピアノやギターを弾いていたので兄貴もギターを始めて、で、それきっかけでX JAPAN。ミックステープをもらって聴いてました。

--神々しい音楽を聴きましたね(笑)。あれ、CHARM君いくつ?

THE CHARM PARK:31歳です。

--僕は9つ上だからX JAPANはリアルタイムで聴いてた。(XからX)JAPANになった!みたいな頃(笑)。

THE CHARM PARK:あ~(笑)。

--当時学校でパソコンの授業が急に始まって、タイピングの練習とかするんだけど、何でもいいから書けって言われて、僕は「紅」の歌詞を書きましたから(笑)。

THE CHARM PARK:難しそう(笑)。

--子供の頃、まだ自分のことがうまく伝えられない時に、ああいうスカッと感情を音に変換する音楽ってハマるよね。ただ、そこにはYOSHIKIさんがいますから! クラシックから来る西洋音楽の荘厳さとかが入っているのが、今考えたら音楽の興味を広げたなって……。

THE CHARM PARK:そうですよね。ドラムは激しくて、そのあとにピアノを弾くっていう……そういうのがどっちもあるっていうのが僕にも響いたんですよね。パッと見は悪そうなんだけど(笑)、作曲も全部してっていうのにドラマがある。

--ツンツンしてる髪の毛とかね(笑)。そうやってX JAPANに影響を受けて……。

THE CHARM PARK:兄貴のギターが家にあったので、X JAPAN特有の2人でギターをハモるっていうのに憧れて兄貴と一緒にギターを弾いて……。

--で、そこからドリーム・シアターとかへ……。

THE CHARM PARK:そうですね。兄貴が大学に行ったあとエレキを受け継いで、その当時、僕は中学生だったんですけど、速弾きできるようにしよう!って思って、ずっと引きこもって弾いてましたね。

--中学生ぐらいだとおもしろいと思ったらずっとやってるからね(笑)。で、運指も教科書とかで学ぶのではなく、いきなりドリーム・シアターから学ぶっていう……。ただCHARM君の音楽性は(ドリーム・シアターやX JAPANと)全然違う印象。今のCHARM君の音楽にはアメリカのルーツロックやJ-POPの香りもあるよね。そういう音楽にはどうやって接していったんですか?

THE CHARM PARK:大学にいた時とかですかね。

--バークリー(音楽大学)ね! ね、ちょっと教えて。正直言うとみんなバークリーってわかってないと思う。なぜかって言うと僕がよくわかってないから(笑)。

THE CHARM PARK:僕もよくわからない(笑)。

--いや、あなたの母校(笑)。ポップスも勉強できれば……。

THE CHARM PARK:クラシックも勉強できます。

--総合的に(音楽が)学べるんですね。

THE CHARM PARK:そうですね。簡単に言うと、エレキギターで卒業証書をもらえる初めての学校。そんな感じです(笑)。

--入学試験は難しい?

THE CHARM PARK:えっと……僕は難しくなかったような気が。

--あんたは、そりゃドリーム・シアター(を最初から弾ける才能の持ち主)やから(笑)。

THE CHARM PARK:一番、難しかったのは学費を払うことかな。ハードル高い。未だに払ってます(笑)。

--僕も奨学金払ってる(笑)。

2人:(握手)

--で、バークリーは有名な学校だから、世界から集まった音楽仲間がたくさんできて、音楽自体も広がっていった感じ?

THE CHARM PARK:ルームメイトと4人で暮らしてたんですけど、2人は日系人で、もう一人は日本人で……。

--日本はX JAPANだけではないらしいぞ!と……(笑)。

THE CHARM PARK:そうです(笑)。で、いろいろ聴いて……。でも、J-POPはその前から聴いていたのでさらに詳しくなって、日本語も話すようになってという感じですね。そこからギタリスト(としての活動)だけでなく作曲も始めたんですけど、書いた曲を周りに聴いてもらうと、J-POPの要素がすごく入っているって言われてました。

--それは具体的に何?

THE CHARM PARK:コード進行とかメロディの作り方とかですかね。起承転結というか……。

--曲の構成がはっきりしているということですね。アメリカのダンスミュージックのように一つのリズムやグルーヴで押していくとか、そういうのじゃないと……。

THE CHARM PARK:そうです。ループで続いていくとかじゃないですね。自分の耳的にそれがいいなと思ってそうなってたんです。で、そのデモ音源を卒業してからいろいろなレーベルに送ったんです。そうしたら、日本のレーベルからすぐに連絡が来たんです。

--ほかの国のレーベルにも送ったんですか?

THE CHARM PARK:そうですね。でも(日本以外では)響かないんだろうなって思ってました。

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--そして日本に来るわけですが、アメリカにいた時は日本の音楽っぽいって言われていても、日本に来たら実際には違うところもあったでしょ?

THE CHARM PARK:違いますね。

--もっとJ-POPな音楽ってあるなとか、やっぱり自分の音楽には洋楽っぽいところがあるなみたいな……ね。でも僕はインディーズの頃のCHARM君の音楽を聴いた時に、こういう音楽が欲しかった!と思いました。

THE CHARM PARK:うれしいです!

--アメリカ西海岸のカラッとしたロックの香りもするし、ちょっとオタクっぽい要素もあるし、どこかブルージーな部分もある。でもちゃんと聴きやすいポップソングになっている。それが僕にとっての理想なんですよね。だから、今回「Imperfection」がヘビーローテーションになって、それ見たことか!と……あ、FM802に対してですよ(笑)。で、そのヘビーローテーションですが、歴代で約690曲もあるんです。でもCHARM君のようにヘビーローテーションになる曲を収録するアルバムが2枚組み(12/5リリースのアルバム「Timeless Imperfections」)っていうのは極めてレア。これもやっぱりCHARM君のこれまでの豊かな音楽体験があるから実現しているわけですよ。リスナーからしたら「Imperfection」をラジオで聴いて、いいなと思って、アルバムを手に取ったら、めっちゃ(曲が)あるやん!ってなる。シングルの収録曲だったらほかに2~3曲だけど、2枚もあるよ!って……(笑)。

THE CHARM PARK:あ、そう考えたことはなかったですね。ありがとうございます。



▲ THE CHARM PARK / Imperfection [Official Music Video]


--その2枚組「Timeless Imperfections」はDisc-1とDisc-2でちょっとテイストが違いますね。Disc-1の方はアップテンポなものも含めて非常に聴きやすいポップソングが連なっていて、Disc-2はどちらかというとゆったり。「休日」っていう曲もあるくらい。歌詞カードを見ながら聴いてほしい感じかな。

THE CHARM PARK:そうですね。

--僕はどの曲にも時間というテーマがあるなって思いました。特にDisc-1は「三十一」(という年齢を冠した曲)から始まって、2曲目の「アタック」も「そろそろもう憎たらしい朝」っていう歌詞が……。「新しい New day」って歌っているのに憎たらしいって、夜の間に何も解決しなかった自分がいての悪態ですからね(笑)。時間の流れについていけてないっていうことだと思うんですよ。「Imperfection」もそうじゃないですか。未完成っていう意味。完成に向かいたいけど、その時間のなかであがく。自転この野郎!って……。

THE CHARM PARK:自転この野郎(笑)。

--ヘビーローテーションの(これから活躍を期待されるアーティストという)タイミングで2枚組み、しかもこうやってしっかりとテーマがあるっていうのはそうないよ。

THE CHARM PARK:いやいやいやいや(笑)……ありがとうございます!

--これ楽器は?

THE CHARM PARK:デモの段階ではほぼ全部自分でやって、物足りないところは(ピアノの)伊澤(一葉)さんに入ってもらったり……。ドラムに関してはDisc-2の方は生ドラムで人間感を出して、Disc-1の方は自分で打ち込んだりしました。

--どの楽器もできるんですか?

THE CHARM PARK:そうですね。どれもある程度まではできます。

--さすがバークリー(笑)! 得るものが多かったんですね。

THE CHARM PARK:そこ(バークリー)にいる人たちからたくさん勉強させてもらった気がしますね。

--で、ここで歴代ヘビーローテーションの曲を一緒に振り返りましょう。気になる曲、ありますか? あ、2009年11月の大橋トリオさん(THE CHARM PARKが関わっている)の「Winterland」もありますよ。

THE CHARM PARK:これはアメリカでめちゃくちゃ聴いてましたね。

--大橋トリオさんが出てきた時もうれしかったですね。でも最初は何を言っているんだ、この人は?っていう……1人なのにトリオ(笑)。

THE CHARM PARK:未だに、3人じゃないんだ!っていうツイートがありますよね(笑)。僕は日本に来る前、2008年~2010年頃の曲は結構知ってますね。2008年12月、サカナクションさんの「セントレイ」もすごく好き。

--サカナクションはテクノの要素だけではないけど、テクノ寄りの曲も好きだったりするんだ?

THE CHARM PARK:そうですね。あとアジカン(ASIAN KUNG-FU GENERATION)さんとかも好きです。

--……本当にGotch(後藤正文)さんに似てますね(笑)。

THE CHARM PARK:そうなんですよ。ありがとうございます(笑)。今回「Timeless Imperfections」のリリース日もアジカンさんのニューアルバム(「ホーム タウン」)と一緒だし……。

--僕はDJあるあるだけど、FM802に入った時のヘビーローテーションが忘れられないですね。2009年10月、さかいゆうさんの「ストーリー」。

THE CHARM PARK:「ストーリー」もめっちゃいい。大好きです。

--同じ月の洋楽ヘビーローテーションのママズ・ガンの「House On A Hill」もカッコよかった。今でも時々思い出して聴きますね。当時は曲紹介がおぼつかなくて……(笑)。

THE CHARM PARK:ほぼ10年前ですよね。いい話(笑)。

--FM802、30年の歴史ですよね。さて、CHARM君は2019年の1月からリリースツアーがスタートしますね。

THE CHARM PARK:大阪には1月18日に来ます。アルバム2枚の異なるテイストを、どうやって一つにまとめていこうかなって、今考えているところです。ぜひ楽しみにしていてください!

--「Fly Free」とか、セルフタイトルの前作「THE CHARM PARK」からもやってほしいですね。ライブ楽しみにしてます!

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THE CHARM PARK「Timeless Imperfections」

Timeless Imperfections

2018/12/05 RELEASE
RZCD-86709/10 ¥ 3,402(税込)

詳細・購入はこちら

Disc01
  1. 01.三十一
  2. 02.アタック
  3. 03.Imperfection
  4. 04.マジック
  5. 05.カルぺ・ディエム
  6. 06.Turn It Around
  7. 07.ワンダーランド
  8. 08.Leap of Faith

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