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MICHI『Sprint for the Dreams』インタビュー



MICHI 『Sprint for the Dreams』 インタビュー

 デビューからたった1年で海外遠征やアニサマ初出演など着々と夢を叶えている、沖縄初のアニソンシンガー・MICHI。世界中での体験を自らの自信と実力に昇華し、苦悩しながらも野心を絶やすことなく走り続ける彼女が、いよいよ初のフルアルバムを完成させた。その名も『Sprint for the Dreams』。まだまだ夢に向かって全力疾走していくことを誓った今作のリリースを記念し、MICHIが今話したいことを自由に思いっきり語ってもらった。アニメ/アニソンシーンの革命児となる素養たっぷりと感じさせる言葉たち。ぜひご覧いただきたい。

海外でも大盛況!「MICHIぃ! MICHIぃ!」ってみんなが叫んでくれて……

--今年の夏は、初のアメリカでのライブや、念願のアニサマ(Animelo Summer Live 2016)出演もありましたが、MICHIにとってどんな夏になりましたか?

【MICHI】1st Album「Sprint for the Dreams」【CM】
【MICHI】1st Album「Sprint for the Dreams」【CM】

MICHI:すごく濃い夏。経験値も高くなったし、メンタル的にも強くなりました。今夏は「武者修行」と銘打っていたんですけど、いつの間にかそれも忘れてしまうぐらい目の前のことに全力で取り組んで、同時に全力で楽しんで、あっと言う間に過ぎていきました。海外でのイベントが4つ、タイではリリースイベントもやりましたし、国内も名古屋や京都、アニサマ、音霊……本当にいろんなところでライブをさせてもらって、同時進行でアルバムのレコーディングもあったので、本当に充実した夏でした。楽しかったなぁ!

--デビュー1年でここまで海外を飛び回れているアーティストも珍しいですよね。

MICHI:海外は行きまくりました。行きたいと思ってましたから。……本当、楽しかった。もう戻りたいですもん。

--どこに?

MICHI:タイ! 単純にタイが一番観光できたからなんですけど(笑)! 私、タイをナメていたなと思って。パクチー大嫌いだし、トムヤムクンも大嫌いだったんです。だけど、美味しかったぁ……。現地で食べると違いました。毎日三食トムヤムクンにパッタイ、そしてスタッフの皆さんとエビ活! エビがぷりっぷりでどのエビ料理も美味しいんですよ。それでお肌もプルプルになって。あと、ショッピングもして、ウィークエンドマーケットでたくさん買い物して、夜はでっかいストロベリーモヒートなんてものも飲んで、トゥクトゥクにも乗って、ワット・ポーっていう大きいお寺にも行って! しかもタイは物価が安いから、東京で2000円ぐらいする歯磨き粉が600円ぐらいで買えるんですよ。4000円ぐらいする服も600円。だからもう爆買いしましたね。中国の方が日本で爆買いする気持ちが分かりました(笑)。あと、歌をうたってて……

MICHI『Sprint for the Dreams』インタビュー

--やっと歌の話になりましたね。

MICHI:ハハハハ!

--このまま観光の話だけで終わるかと思いました(笑)。

MICHI:タイのアニメイトでリリースイベントをやったんですけど、お客さんが「Checkmate!?」を一緒に歌ってくれたんです。そんなことこれまでどこでもなかった。「オイ!オイ!」とかコールはあったんですけど、タイでは「キミと私とで♪」ってみんなが歌ってくれたんですよ! それがすごく新鮮でしたね。あと、ドラマフェスティバルっていう日本の音楽やドラマをタイに広めようという……なんていうんですか? そういう魂胆?

--魂胆(笑)? 要するに【Japan Expo】的なものですよね?

MICHI:そうです! Hey! Say! JUMPの有岡大貴さん、元AKB48の大島優子さん、どん兵衛のCMに出ている赤マルダッシュ☆さんと一緒に出演させて頂きまして……もう凄かったです。レセプションのときも大島優子さんとずっとおしゃべりしていたんですけど、すごく気さくな方でビックリしました。あと、楽屋がクラブみたいなところなんですよ。そこにDJがいて、バーテンダーみたいな方もいて。

--いわゆるVIPルームですね。

MICHI:「もう二度とこんなこと味わえないんだろうな」って思うぐらい、VIPな体験をさせて頂きまして、スタッフ共々気持ち良いタイ遠征になりました(笑)。マッサージもしたし! あと、そのイベントは Hey! Say! JUMPの有岡大貴さんを観に来ている方がグッズの扇子を皆さん持っていたんですけど、それを私のライブでも振ってくれたんです! その方たちにとっては初めて聴くMICHIの曲のはずなのに、すごく盛り上がってくれて。花道があるんですけど、そこでも「MICHIぃ! MICHIぃ!」ってみんなが叫んでくれて……タイは本当に気持ち良かったですね。

--また、8月12日から3日間にわたってアメリカ・ボルティモアコンベンションセンターで行われた、北米最大級のアニメコンベンション【OTAKON】に出演。ビートルズやドアーズ、ビーチ・ボーイズが公演を行ったコンベンションセンター内のアリーナにて、3,000人のオーディエンスの前で堂々とパフォーマンスを披露したそうで。

【MICHI】2nd Single「Checkmate!?」MV(Short ver.)
【MICHI】2nd Single「Checkmate!?」MV(Short ver.)

MICHI:私、アメリカが一番好きな国なんですけど、音楽も食も含め文化が大好き。アメリカ人のノリとかも。だからアメリカでライブできるのは嬉しかったんですけど、歌っている最中はしっかり聴き入ってくれるんですよね。で、聴き終えてから「アメイジング!」「フゥーッ!」って凄い歓声が上がる。そこは日本とはまた違うスタイルだなって感じました。あと、アニメ『だがしかし』の支持されっぷりが凄かったです。駄菓子は日本のお菓子だし(※『だがしかし』は駄菓子のアニメ。MICHIがオープニングテーマ「Checkmate!?」を歌っている)、みんな分からないと思っていたんですけど、すごく盛り上がってくれて『ねるねるねるね』(※粉に水を加え、よく練って食べるお菓子)を見せたらすっごい喜んでくれました。「オーマイガッ! だがしかし!」って(笑)。

--知らない人が『ねるねるねるね』を見たら驚きますよね。

MICHI:私、大好きなんですよ! しかもあれ、合成着色料使ってませんからね。リトマス紙と同じ原理なんですよ。カルシウムも摂れるし、体に悪いものが入ってないから、良い事尽くしなんです! おいしいし、たのしいし、「なんで色が変わるの?」って聞かれたら「これはリトマス紙と同じ原理でね」って説明もできる。一石二鳥どころか一石三鳥の駄菓子。

--それでアメリカ人の心を捉えたと。

MICHI:ハハハ! それはサイン会に来てくれた一部の方だけですけど(笑)。あと、アメリカはハードロックカフェに行ったんです! 現地のバンドが奏でるロックを聴いて! よくママが聴いている洋楽が流れてきて、本当にテンション上がりました。楽しかったぁ! アメリカはずっと行きたかった国で。だから「絶対行く」と決めていたんですけど、まさかお仕事で行けるとは思ってなかったし、そこで歌えて、MICHIんちゅ(※MICHIファンの総称)も増やせたし、アメリカのカルチャーを生で体験することもできて、最高でした。

MICHI『Sprint for the Dreams』インタビュー

--デビュー当時、こんなに海外飛び回ると思ってました?

MICHI:思ってなかったです。パスポート作っておいてよかった(笑)。

--アメリカで今後叶えたい夢とかある?

MICHI:アメリカでツアー。アニソンのアーティストさんってよくやられているじゃないですか。だから私もやりたい。でもその前に日本でツアーできるようにしたいですね。私、言ったことは実現しますからね?

--実際に今夏は「出たい!」と言っていたアニサマにも初出演しましたし。

MICHI:言霊ですね。叶いましたね。

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夢、実現!「アニサマで初めて「ハイサーイ!」と言ったアニソンシンガー」

--念願のアニサマはどんな気持ちで臨んだの?

MICHI:アニサマ前日は泣いてました。不安すぎて。舞台の構成はどうしよう?とか……失礼なんですけど、レコーディング時期と重なりすぎて、私の頭の中がアルバム制作とアニサマとでどちらかに一点集中はできてなかったんですよ。それで直前にリハをやるんですけど、もう初めてのことだらけで何をすればいいのか分からなくて「場当たりって何?」ぐらいの次元だったんですよ。だから遅れて場当たりしちゃって、自分の「こうやりたい、ああやりたい」っていうのが想像できなくって、1回しか出来ないゲネが自分の思い通りにいかなくて、それで悔しくて「どうしよう?」ってずっと悩んでて、本番前日はマネージャーさんの前で過呼吸になりそうなぐらい……初めてでした、あんなに泣いたのは。やっぱり30000人って強いなと思いましたね。でも「楽しくやればいいんだよ」って言ってくれたので、その通り楽しくやったら「舞台から下りたくなーい! もっと歌いたーい!」って欲が出てきちゃいました(笑)。だからまた出ます。

MICHI『Sprint for the Dreams』インタビュー

--アニサマでのライブは記事出し(http://bit.ly/2cMk72E)させて頂いたんですが、パーカッションによるラテンのリズムと、軋むベース音、アニサマのステージで一体何が始まろうとしているのか……そこへ聴き覚えのあるイントロが鳴ると、奈落から「ハイサーイ!」の挨拶とともにMICHIが登場。

MICHI:ハハハ! それで実際にステージに出てみたら、ゲネのときより会場が狭く感じたんです。「ペンライトがあるとないとでこうも違うか!」って(笑)。やっぱりペンライトがあるとみんな「ここにいるよ!」って教えてくれることになるじゃないですか。それで「みんな、近くにいるんだ」って感じがしたので、すごく気持ち良く歌えましたね。あと、国内外のたくさんのフェスに出させてもらってきたので、歌っているとき、私の心の中に余裕がありました。「次はこっち行こう、あっち行こう。あ、ペンライトってこんな風に色が変わるんだ」って会場を冷静に見ることが出来たんですけど、これまでの経験がなかったら私は頭真っ白になっていたでしょうね。でもあのライブのことは未だに鮮明に覚えてます。楽しかった! で、エンディングは誰よりも目立とうと思って、すごく可愛くて格好良いスペーシーな衣装を「誰よりも目立つ衣装」というオーダーで用意してもらったんですけど、本当に凄い、今までにないリメイク衣装だったと思います。私にとって世界一のスタイリストさんが作ってくれたんですけど。私が出てきたら「凄っ!」て声が凄かったです!

--アニサマで「なんだ? あの子は」感はちゃんと出せた?

MICHI:出せたと思います。なんと言っても「ハイサーイ!」で登場してますからね。気持ちよかったです!

--沖縄初のアニソンシンガーとして完璧な登場だと思います。

MICHI:きっと私がアニサマで初めて「ハイサーイ!」と言ったアニソンシンガーだと思います。しかもアニサマでパーカッションが入ったのも初めてだったそうで「今までで一番豪華なバンドだった」って言われました。でも1曲じゃ物足りないし、今後はもっと歌えるようにがんばります!

--毎回会う度に自信が増している印象も受けますし、着々と階段を上れている実感はあるんじゃないですか?

【MICHI】Debut Single「Cry for the Truth」MV (FULL)
【MICHI】Debut Single「Cry for the Truth」MV (FULL)

MICHI:自信は徐々に付いてきました。それはいろいろ分かってきたからだと思います。「ここまでやっていいんだ?」とか「ここまでやらなきゃいけないんだ?」とか「もっと自分の野望をぶちまいてもいいいだ?」っていうことを知れたからだと思いますね。だって、言うと叶っていくから、だったら言ったもん勝ちだと思って。全部言ったら叶っていってるんで、そういうところですね。あと、まだデビューから1年なんですけど、1年で3年分ぐらいの経験をしていかないといけないっていう焦りもあって、だからこれからも詰めに詰めまくって活動して、いつまでも「伸びしろのある女」と言われ続けたい(笑)。

--ちなみに、ゲータンの皆さんは今回のアニサマ初出演にどんな反応を?(※ゲータン……MICHIがアニメ不毛の地でもある地元・沖縄のアニヲタ仲間たちと結成したアニヲタ組織。沖縄ではオタクを「ゲッター」と呼び、それと女友達の集まりということで『グータンヌーボ』と組み合わせ、ゲータンと名付ける事になった。詳しくは過去のインタビューにてhttp://bit.ly/1TjiZ3M

MICHI:もう「凄い」とか「キャー!」のレベルじゃなく「おまえ、やったな。やってしまったな」って言ってました。みんな「マジか。ここまで来たか」っていう感じ。うれしかったです! でも最近ゲータンは反応薄いんですよ。

MICHI『Sprint for the Dreams』インタビュー

--なんで?

MICHI:忙しいんでしょうね。あと、みんな趣味が変わりつつある。もちろんアニメは観てるんだけど、ひとりは海外に行きたいってバイトでお金貯めてて、もうひとりの子も海外に行くためにいろいろ準備を……

--みんな変わりつつあるんですね。

MICHI:あと、ゲータンとアニメの話をしていると、ゲータンのみんながついていけないんです。理由はやっぱり沖縄は情報量が少ないから。本当に沖縄をどうにかしなきゃいけないと思いましたね。ずっと言ってますけど、沖縄でも深夜アニメを流してほしいんですよ。絶対にそっちのほうが視聴率も上がります! これは言い続けたいと思ってます。

--先程自分でも仰っていましたが、今年の夏でデビュー1周年。どんな気分でした?

MICHI:上海でちょうど1周年を迎えたんですけど、上海でのライブが私にとって初めてのアリーナだったんです。それが1周年のプレゼントのようでしたよ。だからはじけちゃいましたね! 上海のみんなもCheckmateできたと思うし、みんな熱狂的で凄かった。

--そんなアリーナでのライブも出来るようになった今と1年前。この間で何が一番変わったと思いますか?

【MICHI】3rd Single「リアリ・スティック」MV Short ver.
【MICHI】3rd Single「リアリ・スティック」MV Short ver.

MICHI:「歌うのが楽しい」と想う気持ち以外は全部変わったと思います。志も歌との向き合い方も表現の仕方もすべて変わったかな。欲がたくさん出てきて「もっとこういう風に歌いたい」「こういう曲をうたいたい」「こういう感じのメロが欲しい」と思うようになったし、アニメとの関わり方も変わりました。自分がアニメ主題歌を歌う。最初はただ「嬉しい、夢が叶った」だったんですけど、海外で『クロムクロ』のパネルディスカッションにP.A.WORKSの社長さんと参加させて頂く機会があったんですけど、そこで日本のアニメの魅力をどう伝えるかも考えたり、責任を感じるようになってきました。だからアニメをより深く深く観るようにもなりました。

--アニメを世界に広める為の大使みたいになってきましたね。

MICHI:そんなそんな……でもなりたいです。

--こんなに声高々に「アニメは地球語です!」と伝えたり、沖縄のテレビでもっとアニメを流すべきだと言い続けたりしているアニソンシンガーって珍しいと思うんですよね。

MICHI:アニメ好きはたくさんいらっしゃると思うんです。でも私は海外に行かせてもらったからこそ「アニメは地球語」って知ること、実感することが出来たんですね。で、大袈裟に感じるかもしれないですけど、日本=アニメと思っている海外の方っていっぱいいると思うんですよ。そう考えると、東京五輪もアニメをフィーチャーすればいいと思うし……

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今後の夢「私、アニメの中に入りたいんです」~1stアルバム『Sprint for the Dreams』

--リオ五輪の閉会式も日本のアニメをフィーチャーしてましたからね。

MICHI:ただ、日本ってアニメが前に出てるようで出てないじゃないですか。まぁでもそれをアニメフリークが望んでいる状況なのかもしれないんですけど。「俺の嫁」的なね。分かります?

MICHI『Sprint for the Dreams』インタビュー

--分かります。いろんな例えがある中で「俺の嫁」を選んだ事には驚きましたけど。

MICHI:ハハハ!

--俺が好きなんだから、そんなに他の人に知られなくてもいいっていう。

MICHI:そう。その中でも前に出ているアニソンシンガーって水樹奈々さんかμ'sさんか……でも私の周りの人ってμ'sさんすら全然知らないですからね。紅白まで出てるのに、東京ドームにも立ってるのに分からない。だからもっともっと前に出てもいいんじゃないかって思うんですよね。アニソンの世界って外から来る人はいるのに「こっちから攻めちゃダメなの?」って思うことが多い。別にアニメ以外のタイアップ曲を歌うとかそういうことじゃなくて、海外ではどんどん前に打ち出してもらえるのに、日本ではそんなに前に打ち出してもらえる状況にないから、それを何とかする為にもっと攻めたほうが良いんじゃないかなって。

--まだまだアニメもアニソンもオタクが楽しむ専門的ジャンルのままだから、もっともっと一般に広がっていい……というか、MICHIが好きになるようなアニメやアニソンをもっともっと一般に広めるアプローチをするべきなんじゃないかと?

MICHI:そうです。例えば、子供に良い影響を与えるスポーツアニメが深夜放送で、子供には理解できない難しいアニメが夕方に放送されていたりする。ああいうことも変えていけたら、もっと観られるべき人のもとにそれぞれの作品が届いていくと思うんですよね。あとは思い切ってゴールデンタイムでもオンエアしてみてほしい。最近のアニメファンは深夜に活動するから仕方ないんでしょうけど、ちゃんと子供にも届けてほしいなって。そして私もそういう分かりやすいアニメの主題歌も歌いたい!

MICHI『Sprint for the Dreams』インタビュー

--そういう話(笑)?

MICHI:私、スポーツアニメの主題歌が歌いたいんですよ! 私自身がバレー部だったし、動くの好きだし、スポーツ大好きだから。で、そういうアニメってリアルに影響力があるじゃないですか。あと、アクションの主題歌ももっと歌っていきたい。

--全部やるんでしょ? その為に言ってるんですよね?

MICHI:そうです! じゃあ、あとひとつだけ。私、アニメの中に入りたいんです。

--おー、とうとう怖いことを言い始めましたね。

MICHI:いや、違うんです(笑)!『ギルティクラウン』ってEGOISTさんが歌唱キャストとして参加されてるじゃないですか。『マクロス』とかもアニメ本編で登場人物が歌をうたうじゃないですか。ああいう感じで、私も歌でアニメの中に入りたい。ストーリーの一部になりたい。それが出来るってなったら……私、おかしくなっちゃうかもしれないぐらい喜ぶかも!

--たしかに、どんどん欲が深まってますね。

MICHI:こんなドロドロの女になるとは思いませんでした。

--ドロドロだとは思いませんけど(笑)。でも活動を重ねれば重ねるほど深まっていくものなんじゃないですか。

MICHI:そうですね。自分の上にいる人たちがやってきたことは絶対やりたいし、それ以上のことや新しいこともやりたい。一番は、今までになかったことをしたい。それでMICHIっていうジャンルを確立したい。

--1stアルバム『Sprint for the Dreams』のタイトルともリンクする話ですね。

【MICHI】1st Album「Sprint for the Dreams」全曲試聴
【MICHI】1st Album「Sprint for the Dreams」全曲試聴

MICHI:『Sprint for the Dreams』は「夢に向かって全力疾走」という意味なんですけど、この1年、私はデビューして右も左も分からないまま、とにかく与えられたものに対して全力で取り組んでいたんです。がむしゃらに。そうやって全力で走っていて、気付いたらここにいたんです。でもそれってこれからもすごく大事なことだと思うし、「初心忘るべからず」だなと思って。で、この単語的に「ご飯を食べる」とか「空気を吸う」と同じぐらいあたりまえ。それぐらい、あたりまえのように夢に向かって全力疾走していきたいなっていう想いを込めてるんです。

--意思表明になってるんですね。こうして1stアルバムが完成したこと自体にはどんな感慨を持たれていますか?

MICHI:まさかこんな早く出せると思わなくて「嘘でしょ?」って。1stシングルから3rdシングルまでリリースされたことにもまだどこか「嘘でしょ?」って思っていたのに、更なる「嘘でしょ?」がやってきて、もう嘘しかない!

MICHI『Sprint for the Dreams』インタビュー

一同:(笑)

MICHI:本当のことと思えないままここまで来ちゃったので、夢心地です。だって、アルバムの内容も超豪華なんですよ。Elements Gardenさんプロデュースの曲はもちろん、ゲストクリエーターにQ-MHzさんと白戸佑輔さんも招いて曲を書いてもらったんですけど、「もうなんて贅沢者なんだ、私は!」と思いながらレコーディングしてましたね。あと、一気に経験値が上がりました。「Be myself ×Be yourself」はすごくアイドルっぽい曲で「私に歌えるのかな?」って不安になっていたんですけど、新たな自分を見つけ出すことが出来たし、「春夏秋燈」では日本の美しさを伝えることが出来たと思うし、リード曲の「BRAVE HEART EXTRA」はアルバムタイトルにもすごく合った歌詞と曲調になってて「最高なものしかいらない」まさに私だと思えるフレーズも歌うことが出来たし、ザ・アニソンをテーマに書いて頂いた「桃源郷カタルシス」は地声に一番近い声で歌うことが出来たし、一番不安だったバラード「流星」では一番頭も体力も使ったし、今後これらをライブで歌っていく、しかもみんなを泣かさなきゃいけないから。今後も私のレベルを上げていくアルバムになると思います。

MICHI『Sprint for the Dreams』インタビュー

--そんな1stアルバムを携えた、初のワンマンライブ【MICHI 1st LIVE「Sprint for the Dreams~Unknown Dimension~」】が11月12日 代官山・晴れたら空に豆まいてにて開催決定。おめでとうございます!

MICHI:ありがとうございます! ウチのスタッフはサプライズ好きが多くて、いきなり発表されてまぶやー(魂)を落としそうになりました(笑)。で、すぐさまライブタイトルを考えなきゃいけなかったんですけど、以前よりずっと使いたいと思っていたワード「Unknown=未知(みち)」を採用してもらえて。なので、このワンマンライブでは、みんなを未知なる次元へ誘いたいと思いますし、みんなのオンリーワンになる、みんなが忘れられないような内容にしたいなと思ってます。ここで「MICHI、最高だよ」って思ってもらえたら、ここからまたMICHIんちゅの輪が広がっていくと思うので、頑張ります!

Interviewer:平賀哲雄
Photo:Jumpei Yamada

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インタビュー写真

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MICHI「Sprint for the Dreams」

Sprint for the Dreams

2016/09/21 RELEASE
PCCG-1535 ¥ 3,240(税込)

詳細・購入はこちら

Disc01
  1. 01.Overture -Sprint for the Dreams-
  2. 02.Cry for the Truth
  3. 03.Be myself × Be yourself
  4. 04.BRAVE HEART EXTRA
  5. 05.Desperado
  6. 06.Checkmate!?
  7. 07.春夏秋燈
  8. 08.桃源郷カタルシス
  9. 09.Secret Sky
  10. 10.リアリ・スティック
  11. 11.夏の終わりのクレッシェンド
  12. 12.流星

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