2016/10/19 18:00
ロックのゴッドファーザーとも言えるチャック・ベリーが、38年ぶりとなるニューアルバムの準備をしていることが明らかになった。10月18日に90歳になったベリーは、1979年の『Rock It』以来となるスタジオアルバム『Chuck』を2017年にDualtone Recordsからリリースする。同作は主にベリー自身がプロデュース、レコーディング、作曲した新しいオリジナル曲で構成されるという。
ベリーは、「このレコードを最愛のToddy(68年連れ添った妻Themetta Berry)に捧げる。愛しの人よ、私は年を取った! このレコードには長い時間をかけてきた。もう引退してもいいよ」と話している。
アルバム『Chuck』では、息子のCharles Berry Jr.(ギター)や娘のIngrid Berry(ハーモニカ)をはじめ、Jimmy Marsala(ベリーの40年来のベーシスト)、Robert Lohr(ピアノ)、Keith Robinson(ドラム)といった、20年以上にわたり彼を支えてきたホームタウン・バックバンドをフィーチャーするそうだ。
2012年に行われたロックの殿堂のトリビュート・コンサートにて、20年前に書いた曲が数曲あり、リリースの準備をしていると明かしたベリー。「私はビジネスには疎いので……先導してくれる人が見つかればすぐにでも出したいと思う」と語っていた。
当時86歳だったベリーは、未来のことはよく分からないとし曲についてあまり話さなかった。その時まだセントルイスのナイトクラブに毎月出ていたものの、年々短くはなっているようだ。
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
1
【ビルボード】King & Prince『STARRING』25.4万枚でアルバムセールス首位獲得 THE ALFEE/TOMORROW X TOGETHERが続く
2
<ライブレポート>HAGANE、圧巻のサウンドと歌で魅了したバンド初の全国ツアーファイナル 2026年冬アルバム発売も発表
3
Mrs. GREEN APPLE初の単行本、“フェーズ3”に向かう現在を「バンド本+メンバーソロ本」で届ける
4
<ライブレポート>Snow Man、自身2度目の5大ドームツアー開催 “カリスマ性”を発揮した東京ドーム初日公演
5
<ライブレポート>女王蜂 聖なる産声がもたらす独壇場――単独公演【アヴちゃん聖誕祭2025~GAL GAL GAL~】
インタビュー・タイムマシン
注目の画像



86歳のチャック・ベリー、名誉コンサートで新曲を披露
ロック創始者、チャック・ベリー(85)が“ロックの殿堂”に称えられステージへ
故B.B.キングの故郷ミシシッピで墓碑の除幕式が行われる
ツアー中のB.B.キング(89)、体調崩し残りのショーをキャンセル















