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2014/01/28

ディカプリオ 8年間の構想をかけた渾身作を引っさげ来日、空港にはファン1000人が集結

 『ウルフ・オブ・ウォールストリート』の主演をつとめたレオナルド・ディカプリオが、共演者のジョナ・ヒルとともに、作品のプロモーションのために来日を果たした。

 先日行われたゴールデン・グローブ賞では、主演男優賞を受賞し、アカデミー賞では主要5部門(作品賞・主演男優賞・監督賞・助演男優賞・脚色賞)にノミネートされている『ウルフ・オブ・ウォールストリート』。

 羽田空港の到着ロビーでは、多くの報道陣と女性ファンを中心にファミリー層など、約1,000名のファンが彼らの到着を迎えた。ロビーにディカプリオとジョナ・ヒルの2人が姿を現した瞬間、歓声が沸き起こり、あちこちから「レオー!レオー!」「Welcome to Japan!」の熱い声援が送られ、変わらぬ人気ぶりを伺わせた。2人はゆっくりと丁寧にサインに応じるなど、短い時間ではあったが、ファンとの交流を楽しんだ。

 ファンの中には、朝8時から並んだという若い女性や、ディカプリオの顔が刷られたオリジナル・ドル札を制作したファン、ウルフカラー(黄色)Tシャツに貼り付けたファンや、可愛らしいウルフカラーの花束を持って到着を待つ子供など、空港が『ウルフ・オブ・ウォールストリート』一色に染まった。

 先日発表されたゴールデン・グローブ賞にて主演男優賞を受賞したディカプリオにファンからは「受賞おめでとう!」の声が多くかけられ、報道陣の前にも姿を現し、「日本に戻って来れて、非常に嬉しい」と空港に詰めかけたファンへの想いコメントした。ディカプリオの来日は、『ジャンゴ 繋がれざる者』のPR以来10か月ぶり9度目、ジョナ・ヒルは初来日となる。

 2人は一足早く到着していたマーティン・スコセッシ監督と合流し、28日にはジャパン・プレミア、29日にはハリウッドスターとしては初となる東京証券取引所で記者会見に出席する予定だ。ディカプリオは、企画・製作から完成までおよそ8年という長い年月をかけ全力で挑んだ同作を最後にしばらくの休業に入ると発表しており、日本でディカプリオの姿はしばらく見納めとなる可能性も。

 アカデミー賞有力候補の3人が日本の公開前に駆けつけるという2度とない絶好の機会に、今回の来日は盛り上がること間違いなしだ。
 
◎作品情報
『ウルフ・オブ・ウォールストリート』   
監督:マーティン・スコセッシ   
製作:マーティン・スコセッシ、レオナルド・ディカプリオ  
原作:ジョーダン・ベルフォート著 「ウルフ・オブ・ウォールストリート」(ハヤカワ・ノンフィクション)
出演:レオナルド・ディカプリオ、ジョナ・ヒル、マシュー・マコノヒー、マーゴット・ロビー、ジャン・デュジャルダン、ロブ・ライナー、ジョン・ファヴロー、カイル・チャンドラー
1月31日(金) 全国ロードショー!
INFO: http://www.wolfofwallstreet.jp
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