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<インタビュー>"運命を切り開く"7人――FouRTe Projectが1stアルバム『ALL IN』に懸ける思い

Interview & Text:小町碧音
“運命を切り開く”をコンセプトに結成された7人組バーチャルアイドルグループ・FouRTe Project(通称:FouRTe)。メンバーは、玖音レオ、朔楽はるひ、朔楽はづき、翠凰稜巳、御影漣、アルテ・ロベルト、剣翔。2025年9月、「キミがキミでキミだから」でデビューしてから1年を待たずして、8月5日には☆Taku Takahashi(m-flo)が全ての楽曲プロデュースを手掛けるデビューアルバム『ALL IN』をリリースした。
本作には、王道アイドルソングからユーロビート、トランス、バラードまで、レトロな質感をまといながら、令和の感性へとアップデートされた多彩かつチャレンジングなトラックの数々が収録されている。ポーカー用語の“オールイン”とは、手持ちの全チップをベットする、ハイリスク・ハイリターンな一手を指す。その名を冠した本作が示すとおり、彼らを形容するなら、VTuberや2.5次元アイドルグループといった既存の枠組みを越えていく存在、というのが最も近いだろう。
そして8月14日には、Zepp DiverCity(TOKYO)で、初のオフラインライブ【FouRTe Project 1st LIVE "ALL IN"】を開催し、約2000人の観客を動員した。本インタビューは、そのオフラインライブを約1週間前に控えた時期に実施したもの。『ALL IN』と初のオフラインライブに懸ける思いを、FouRTeの7人に聞いた。さらに☆Taku Takahashi、プロデューサーの大井基行にもメールインタビューを実施。7人とプロデューサー、それぞれの言葉からFouRTeの今を描く。
7人が語る互いの印象と音楽への原点
――FouRTe Projectの公式SNSで募集されたオーディションを勝ち抜いた7人が、今ここに集まっているんですよね。
剣翔:そうなんですよ。箱根で1週間オーディション合宿をしたんです。あの1週間にはもう戻りたくないですね(笑)。人生が決まるというプレッシャーもありましたし、とてもしんどくて。身体的なトレーニングを通して、精神面も見られていたと思います。
――その1週間の中で、特に印象に残っている出来事はありますか?
御影漣:合宿をしたのは2月の後半だったんですけど、トレーニング中に雪が降ってきて。めちゃくちゃ寒い中、みんなでずっと走り続けていたのを覚えています。「この時期でもこんなに雪が降るんだ、過酷すぎるだろ」と思いながら走っていました。
――7人が揃うと空気も華やかになりますが、特に「個性が強い」と感じるのは誰でしょう。
朔楽はづき:自分は、はるひかなって思うけどね。
剣:稜巳も個性的だよ。
翠凰稜巳:俺もはるひに一票。
剣:稜巳がはるちゃんに一票入れた理由、聞きたい。
翠凰:自分と逆の人間すぎて。ずっと明るくて、ぴょんぴょん飛び跳ねているような雰囲気が。最初はすごくおかしな生き物が迷い込んできたなと思いました。
朔楽はるひ:確かに全然違うね。こんなことを言われたのは初めてなので嬉しいです。はづきは?
はづき:僕たち双子だからね……。見慣れた光景だと思ってましたけど、7人で他の人たちと絡んだ時にやっぱりはるひはおかしかったですね。ずっと。
はるひ:おかしいってやめてよ(笑)。
はづき:みんなから一番愛されてましたね。
はるひ:嬉しいです。
剣:自分は稜巳と言ったんですけど、稜巳はめっちゃ自分と逆のタイプで。それこそオーディションの時、自分はすごく緊張していたんですけど、稜巳は肝が据わっていたんですよね。肝の据わり方が異常というか、何なら焦るの? っていう。
翠凰:僕は良いふうにも悪いふうにもあまり緊張しないタイプなんです。だから、みんなが緊張で震えている時は平常心を保てるんですけど、逆に緊張感も持てないので、空気読めないことを言ってしまう時があるんですよね。そういう時は、やべえなと思いながらも平常心を保っています(笑)。
――歌唱力に定評のある稜巳さんはFouRTe Projectに参加する以前から、音楽をやっていこうと考えていたんでしょうか?
翠凰:オーディションもいくつも受けてきましたし、自分が音楽に触れられる環境にずっといながら音楽を続けてきました。
――他のみなさんはいかがですか?
アルテ・ロベルト:自分は、小さい頃に自分自身が救われた経験から歌で人を救いたい、人の心を動かす仕事をしたいと思ったことがあったんです。その中の手法として歌がありました。
剣:俺も、アルテと似ていて。昔から人前に立って何かをしたり、みんなを笑わせたりするのが好きでした。今はその延長で、歌を通して人を幸せにしたり、身近な人を笑顔にしたり、元気にしたりすることが、少しずつできてきているのかなと思っています。
御影:僕はもともと歌うことが好きで、ダンスボーカルグループの曲もよく聴いたりしていましたし、音楽をやっていきたい気持ちがありました。純粋に自分が「やりたい」「楽しそう」と思ったことがきっかけです。FouRTune(リスナーの呼称)のみんなが出てきてから初めて、人の心を動かしたい、感動させたいと思えるようになった気がします。
玖音レオ:僕もライブを観て、感動を与えられる人たちっているんだ、と思った記憶があって。自分もそうなりたいと思って、音楽を始めました。自分ができなかったことをできるようになることで、「これだけ頑張れば、こんなこともできるんだ」とみんなを驚かせたい。そうやって、みんなに夢を与えられるようなアイドルになることが、一番の目標です。
はづき:特に夢を全く持っていなくて、ゆっくり暮らしていければいいかなと思っていました。やることがなくてどうしようって思った時に、Instagramでオーディションを見かけて、応募したら受かったので、他の人たちとは若干違う気持ちの持ち方だったのかなと思います。
はるひ:小さい頃から、人を楽しませたいという気持ちを割と持っているタイプで。夢はラーメン屋さんになることだったんですよ。食べるのが好きで、ラーメンに救われていたので(笑)。だから今ここにいることが、少し奇跡みたいな感覚なんです。
――ラーメン屋さんは意外でした(笑)。はるひさんがFouRTeとして一緒に活動する中で、特に成長したと感じる部分はどこですか?
はるひ:僕は完全にダンスですね。めちゃくちゃダンスが苦手なんですけど、少しずつ、みんなについていけるところまで来たなと思っています。
翠凰:僕も同じでダンスには一切触れてこなかったんです。音楽一本でいく気持ちだったので、デビューして1年くらいでこんなに毎日踊っているとは思っていなくて。自分でも成長を感じますし、みんなからもそう言っていただけるので、すごく嬉しいです。
――その成長を支えているものの一つが、オーディション後から続く共同生活なのかもしれませんね。
ロベルト:そうだと思います。急にリビングでみんなで振りを確認し始めることは、よくあります。急に稜巳が踊り始めて、はるちゃんが「違うよ、違うよ」と言いながら参戦して、気づいたら俺と漣、レオも参戦して…ほぼみんなで踊っている、みたいなことはよくありますね。
実は僕もダンスはやったことがなかったんです。みんなができて、自分ができないのがすごく悔しいので、本気でやろうと思える環境をいただけているのは、ありがたいなと日々感じています。
- 「全部ベットした」――1stアルバム『ALL IN』に込めたもの
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リリース情報

アルバム『ALL IN』
- 2026/8/5 RELEASE
<初回生産限定盤(CD+限定アクリルパネル+特別収録番組の視聴招待券)>
JOIM-0001~0002 8,800円(tax incl.)
※特別収録番組は8月後半に公開予定。公開後1か月程度のアーカイブを予定。
<通常盤(CD+ランダムトレカ(全7種))>
JOIM-0003 2,750円(tax incl.)
※ランダムトレカは初回仕様のみの特典。
公演情報
【FouRTe Project 1st LIVE "ALL IN"】
2026年8月14日(金) 東京・Zepp DiverCity(TOKYO)
関連リンク
「全部ベットした」――1stアルバム『ALL IN』に込めたもの

――FouRTuneにとっても、7人の成長を感じられることがFouRTeを応援する魅力のひとつになっていると思います。1stアルバム『ALL IN』は、FouRTeにとってどんな作品になったと感じていますか?
玖音:8月14日のライブを成功させるために、ライブまでに絶対にアルバムを出したいという気持ちが自分たちの中にあって。そのために必死にスケジュールを詰めて、自分たちにできることを全部やりました。本当にこのアルバムの名前の通り、オールイン。自分たちのできること、特色、個性を全部ベットしたような、いいアルバムになったんじゃないかなと思っています。
――それぞれが『ALL IN』に何をベットしたのかも聞かせてください。
剣:全部です。生き様や、これまで自分がやってきたことの全部です。
はるひ:幸せをベットしました。僕たちがアルバムを出せる幸せもそうですし、みんなが聴いて笑顔になる幸せも。ギューッと。
はづき:FouRTeの始まりのような作品で、「これを聴けばFouRTeがわかるよ」というアルバムになったかなと思います。
玖音:FouRTeの元気をベットしました。FouRTeのみんなは、毎回レコーディングする時に、めちゃくちゃ笑顔で元気なんです。なので、聴いたらみんなも笑顔になれるんじゃないかなと思います。
ロベルト:このアルバムは、僕たちの努力の結晶だと思っています。歌もレコーディングを重ねるごとにみんな上手くなっていると思いますし。努力を曲ごとに感じていただけるんじゃないかなと思っています。
翠凰:翔が言ってくれたことに似ていて。今までの7人の人生と、これからのFouRTeを全部ベットしたアルバムが『ALL IN』だと思っています。
御影:いろんな曲が入っているので、それぞれのメンバーの個性を味わえる、名刺のような作品になっていると思います。その中でも、僕はメロさをベットしましたね。
――収録曲の中で印象深い楽曲を、それぞれエピソードとあわせて教えてください。
ロベルト:ある曲のコールで、実は僕たち7人と一緒にプロデューサーの大井基行さんの声も入っているという裏話があります。僕がレコーディングしようと思っていたら、大井さんが先にレコーディングルームに入っていて。掛け声をしていると思ったら、「これも入れようか」と話されていて。本当に入っていたんです!(笑)。
翠凰:入ってるんだ!
玖音:知らなかった。もしかしたら、気づいてる視聴者の方もいるかもね。
剣:無理でしょ(笑)。だって俺らが気づいてないんだよ。
玖音:デビュー曲の「キミがキミでキミだから」は、俺たち7人にとって初のレコーディング曲で、一番思い入れがありますね。最初の頃は自分のレコーディングが終わっても全員が終わるまで待機していて。音源が完成した時に、「俺たちの曲ができた!」と、全員で肩を組んで聴く。そこでアルテが泣く、みたいなことがあったので。
剣:そうだね。この活動をする前、ダンスのレッスンを受けていた時は、自分たちのものではない曲で踊っていたんです。今は自分たちの曲で踊っていますけど、これって当たり前じゃなかったよね。今の話を聞きながらそのことを思い出して、一人感慨に浸っていました(笑)。「キミキミ」で自分たちの振りがついた時は、自分たちの歌で踊れていることに、すごく感動した。
はるひ:個人的に印象に残っているのは、「下書きノート」です。収録日までもうすぐなのに、振り入れが2週間前くらいだったんです。ゆっくりな曲だから大丈夫かなと少し油断していたんですけど。下手したらFouRTe史上一番踊っている曲かもしれなくて……(笑)。あの時は正直、絶望を感じました。でも今はバッチリ踊れていますし、いい思い出です(笑)。
御影:『ALL IN』の歌詞を初めてもらった時に1番の〈あの日見た/輝きに満ちてた/「未来」と云う名の理想郷〉というフレーズを見て思ったんです。「僕に似合ってるから、ここ歌いたいな」と。結果的にはちゃんとそこが僕に充てられていたのは嬉しかったですね。
はるひ:あそこは漣くんだなと思ってました(笑)。
翠凰:俺もそう思ってた。
御影:あとは1番で、稜巳とアルくんと僕でラップを回して歌うところがあったんです。3つ合わさった時にどうなるんだろうなと思って。録っていて楽しかったです。すごくワクワクしながらレコーディングができていたと思います。
ロベルト:僕は「キミハナ」が好きです。「キミハナ」の中で、翔ちゃんと一緒に歌っている〈一人じゃない/その確信が/僕らこんなに強くさせる〉という歌詞があるんですけど。
この7人が出会ったことも奇跡だと思いますし、今一つになって、同じ目標を持って進んでいる自分たちを表しているような言葉でもある気がしていて。好きな歌詞です。
翠凰:FouRTe唯一のバラードの「100万分の1」かな。卒業や出会い、別れをテーマにした曲なんですけど、自分たち7人の思いも一緒に乗っているような気がして。歌っている最中に、いろんな景色を想像できるので好きですね。
はづき:「エジソンのカステラ」はびっくりしました。デビュー曲の次には、真面目な曲が来るのかなと思ったら、かなりのトンチキソングが来たので、インパクトが強かったですね……。誰も2曲目だとは思わないと思います。
――FouRTeのデビュー曲から音楽プロデューサーを務める☆Taku Takahashiさんとの制作を通して、刺激を受けたことはありますか?
ロベルト:レコーディングの時にレックした音源についてTakuさんに「どれがOKで、どれがダメかを何で判断しているかわかる?」と聞かれたんです。
自分は、ピッチが合っているとか、スムーズに歌えているかどうかだと思っていたんです。でも、Takuさんから「声に色が乗っているかどうかが大事なんだよ」と言われて。「そこによって、実際に人へ伝わる時の印象がガラッと変わるんだ」と改めて実感しました。
はづき:毎回レコーディングのたびにTakuさんは同席されるんですけど、音楽だけではなくメンタル面も気にしてくださるんです。レコーディング中は的確にアドバイスをいただけるので、プロだなと感じますし、良い刺激をもらえています。
剣:僕としては、Takuさんとのレコーディングで「こうしてほしい」と求められた時も、正解を一つにしていないのが印象的で。自分の表現に対しても「そういうのもあるね」とディレクションしてくださるので、「どうやったらTakuさんに『おお』と思ってもらえるかな」と考えるようになりました。そのためにも、自分の歌の引き出しを常日頃から増やしておきたいですね。
あとは例えば「ここ、少し気持ちいい感じでフェイクを入れてみて」と言われて、決まったメロディにはない表現を加えることもあって。「もっともっと上手くならないとな」と思います。
リリース情報

アルバム『ALL IN』
- 2026/8/5 RELEASE
<初回生産限定盤(CD+限定アクリルパネル+特別収録番組の視聴招待券)>
JOIM-0001~0002 8,800円(tax incl.)
※特別収録番組は8月後半に公開予定。公開後1か月程度のアーカイブを予定。
<通常盤(CD+ランダムトレカ(全7種))>
JOIM-0003 2,750円(tax incl.)
※ランダムトレカは初回仕様のみの特典。
公演情報
【FouRTe Project 1st LIVE "ALL IN"】
2026年8月14日(金) 東京・Zepp DiverCity(TOKYO)
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FouRTuneと初めて同じ空間で――双方向のライブへの期待
――(インタビュー時)8月14日には、Zepp DiverCity(TOKYO)で初のオフラインライブ『FouRTe Project 1st LIVE "ALL IN"』が開催されます。1stオンラインライブ終了後のホットな動画では、今回のライブに向けて、それぞれがやってみたいことにチャレンジすると宣言されていました。一体どんな準備をしてきたのでしょうか?
御影:動画内では、いろんな言語を勉強してみたいと話しました。今は本当に少しずつですけど、久しぶりに英語を学び直していて。オリジナル曲のリリックを英語で書くことに挑戦しました。
はづき:はづきは、はるひと一緒にラップに挑戦しています。既存の曲のラップの中にもオリジナルのリリックをはるひと考えて、曲中に入れ込みました。いろいろ苦労したこともありましたけど、いいものになると思います。
はるひ:みんなを驚かせちゃうくらいのラップを披露したいと思っているので、注目してください。
玖音:僕はアクロバットにチャレンジしています。「ALL IN」のPVでアクロバットを1回披露しました。本番でも別のシーンで披露しようと思っているんですけど、現状、5日前なのにまだうまくいかないんです(笑)。毎日練習して、全身湿布だらけ。テーピングも巻きまくっています。でも本番では、チャレンジ企画を成功させたい。みんなにすごいと思ってもらえる姿を見せたいと思っています。
剣:俺もレオと同じく、アクロバットに挑戦します。アクロバットは本当に怪我と隣り合わせなので、練習中に何度も失敗して落ちてしまって、メンタルがやられたことも多々ありました。自分がそもそもビビリなので、その中でアクロバットをすることが大変で。でも、そのビビリな部分でさえも補えるくらい毎日練習してきました。みんなにかっこよかったと言ってもらえる結果になるように、残り5日で調整して、かっこいい姿を見せたいと思います。
翠凰:僕は楽曲のアレンジに挑戦しています。まだまだ調理のしがいがありそうで、現段階でもアレンジに向き合っています。ライブ当日は生バンドになっていて、バンドチームの皆さんと一緒にパフォーマンスができるので、みなさんと話し合いながら楽曲のアレンジに取り組んでいます。
ロベルト:僕はピアノを弾くことにチャレンジしています。ドレミファソラシドも弾けない初心者だったんですけど、3か月くらいでやっと曲のワンコーラスを弾けるようになりました。本番は緊張して手が震えると思うんですけど、頑張って演奏したいなと思っています。
――これは、見応え抜群のライブになる予感がします。そして今回は、FouRTuneと初めて同じ空間を共有するライブです。
剣:楽しみですね。「二階席ー!」とか言ってみたいです。
はるひ:声掛けしたいね。みんなの生の声が聞こえるのも楽しみです。
ロベルト:直接ファンサをしてあげたい。
はづき:飛びたい……会場を揺らしたいね。あとは振り付けを真似してほしいね。この前、コーレス動画が上がってたけど、「メロサピ」は覚えるのが一番難しそう。
翠凰:確かに。曲を100回聴けば、やっとできる感じ(笑)。1週間前に公開されたコーレスにしては難しいかなと思います。
御影:まあ、いけるよ。FouRTuneの熱量すごいからね。
翠凰:テロップがないから、名前を言う順番がごちゃごちゃになりそう。
玖音:でもあれ、誕生日順だっけ?
はるひ:そう。全部誕生日順だよ。
翠凰:え、そうだったんだ。初めて知りました(笑)。
はるひ:(笑)。でも、それが分かっても意外と覚えられない(笑)。
――チャレンジするのは、FouRTeの7人だけではなく、FouRTuneも。一緒に参加して作り上げる、双方向のライブになりそうですね。
Taku Takahashiが語る、FouRTeサウンドの作り方

――プロデューサーとして、デビュー曲から1stアルバム『ALL IN』までサウンド制作を手がけられていますが、FouRTe Projectの楽曲の世界観を形作るうえで、特に大切にしていることはありますか?
☆Taku Takahashi:僕の中では、FouRTe ProjectはもともとVTuberとしてすごくユニークで、これまでとは違う個性を持っている存在だと感じていました。それに加えて、メンバーそれぞれがしっかりとした歌唱力を持っている。だからこそ、音楽的に何かひとつのジャンルやスタイルに制限するのではなく、「いろんなことにチャレンジしていこう」ということは最初から大切にしてきました。
実際、昭和や平成のアイドルを感じさせるようなサウンドから、近代的なダンスミュージック、今のSNS社会だからこそ遊べるような、遊び心のある楽曲まで、本当に幅広い音楽にチャレンジすることができました。
でも、それができたのは、FouRTe Project自身がしっかりと自分たちの世界観を持っているからだと思っています。彼ら自身のキャラクターや世界観という土台がしっかりしているからこそ、どんな音楽に挑戦してもFouRTe Projectとして成立する。そこは、サウンドを作るうえですごく大切にしている部分です。
――FouRTe Projectのメンバーそれぞれの個性を、サウンドにどのように生かせていますか?
☆Taku:彼らは一人ひとりの個性がものすごくはっきりしているので、「どうやって個性を引き出そうか」ということについては、実はあまり心配したことがないんです。
どちらかというと、FouRTe Projectのプロデューサーである大井さんが、それぞれのメンバーの個性や役割について明確なビジョンを持っていて、僕はそこにタッグを組む形で、サウンドからどう補佐していくか、という感覚に近いです。
ずば抜けた歌唱力を持っている人もいれば、強烈なキャラクターを持っている人もいる。7人それぞれに違った性格や特性があって、その組み合わせ自体がFouRTe Projectの面白さになっていると思います。
大井さんが作り上げてきたその7人の個性を、楽曲の中でさらに際立たせる。それが僕のサウンドプロデューサーとしての役割だと思っています。
――例えばレコーディングなどにおいて、メンバーへのディレクションで心がけていることはありますか?
☆Taku:ボーカルディレクションをしていて面白いのは、女性をレコーディングするときと男性をレコーディングするときでも、自分の中で感覚が少し変わるんですよね。同じボーカルディレクションでも、それぞれに違った特性がある。
もちろん男女の違いだけではなくて、一人ひとり性格も全然違います。なのでFouRTe Projectのレコーディングでは、その人の性格に合わせてディレクションすることをかなり意識しました。
褒めることでどんどん良くなる人もいれば、少し難しいチャレンジを与えることで力を発揮する人もいる。気分が上がってくると一気にいいテイクが出るメンバーもいる。そういう一人ひとりの特性を見ながら、その人が一番いいパフォーマンスを出せる状態を作ることを心がけています。
そして今回すごく印象的だったのは、みんなが最初の頃からどんどんパワーアップしていったことです。特にアルバム終盤のレコーディングでは、その成長をものすごく感じました。
――Takuさんの提案でプロデューサーもコールで参加されているとお聞きしました。どのフレーズに参加されたのか、また、そこに至るまでどのような意図があったのでしょうか。
☆Taku:どのフレーズに参加しているかは、内緒です(笑)。ぜひ楽曲を聴きながら探してみてください。もし気づいた方がいたら、Xでリプをもらえると嬉しいです!
プロデューサー大井基行が見据える、FouRTeの今後
――今後どのような楽曲を届けていきたいと考えていらっしゃいますか?
大井基行:私が大事にしているのは、FouRTe Projectが"アイドル"であることです。ただ、アイドルだからこそいろんなジャンルの楽曲に挑戦できますし、どんな曲も7色に染めて届けられると思っています。
またFouRTeは楽曲においてもこれまでの"バーチャル"という枠組みにとらわれない挑戦をどんどん仕掛けていきたいと思っています。アイデアをこれから一つ一つ形にしていくので、ぜひ楽しみにしていてください。
リリース情報

アルバム『ALL IN』
- 2026/8/5 RELEASE
<初回生産限定盤(CD+限定アクリルパネル+特別収録番組の視聴招待券)>
JOIM-0001~0002 8,800円(tax incl.)
※特別収録番組は8月後半に公開予定。公開後1か月程度のアーカイブを予定。
<通常盤(CD+ランダムトレカ(全7種))>
JOIM-0003 2,750円(tax incl.)
※ランダムトレカは初回仕様のみの特典。
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【FouRTe Project 1st LIVE "ALL IN"】
2026年8月14日(金) 東京・Zepp DiverCity(TOKYO)
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