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<インタビュー>INUWASIが歩んできた道のりとその魅力とは――EP『RAIMEI』でメジャーデビュー

Interview & Text:西廣智一
Photo:筒浦奨太
犬と鷲の融合=ハイブリッドラプターをコンセプトに持つ6人組アイドルユニット・INUWASIが、メジャーデビュー作となる1st EP『RAIMEI』をリリースした。ロック色濃厚な楽曲群とバンドセットによるライブで着実にファンを増やしてきた彼女たちだが、今年5月には新メンバー六椛が加入。さらにバンダイナムコミュージックライブの新レーベル“UNIERA”からのメジャーデビュー発表と、ここからさらなる飛躍が期待されているタイミングだ。
Billboard Japan初登場となる今回のインタビューでは、メンバー6人の個性はもちろん(残念ながら取材当日は、がるむが体調不良のため欠席。インタビューはリモートで部分的に実施)、グループの魅力やここまでの道のり、待望のメジャーデビュー作の解説、そしてここからの目標と、多岐にわたる話題を語ってもらっている。このテキストを通じて、INUWASIという唯一無二の存在についてより深く理解してもらえたら幸いだ。
メンバー紹介
――まずは皆さんの人となりがよくわかるように、隣に座っているメンバーのことを紹介していただけたらと思います。最初に、ライカさんからカリヲリさんの紹介をお願いします。
ライカ:カリヲリはほかのメンバーがちょっと違う方向を向いたとしてもギュッとまとめてくれるような、そういう芯をしっかり持っている子。しかも、事前準備もしっかりしてくるから、何か確認したいことがあったらカリヲリに聞けば安心できるという、頼もしい存在でもあります。あと、これは個人的に思っていることなんですけど、カリヲリが脳内で紡ぐ言葉っていいますか……。
カリヲリ:えっ、脳内を見られてるの?(笑)
ライカ:うん(笑)。そういう言葉の一つひとつがすごく綺麗で、素敵な世界観を持っている人なんだと皆さんにも知っていただけたらいいなと思っています。
――そんな素敵なカリヲリさんから見た、はのんまゆさんを紹介していただけますか。
カリヲリ:私から見たはのんまゆはグループとしてはもちろん、個人としてもひとつのことに全力で取り組むタイプで、INUWASIの名前を広めてくれている重要な存在だと思っていいて。その一方で、何かを任されたり誰かから相談を受けたとしても、嫌な顔ひとつせず向き合ってくれるマイペースさもあって、彼女がいるだけで場が和やかになるという、マスコット的な存在です(笑)。

――続いて、はのんまゆさんから六椛さんを紹介していただきます。
はのんまゆ:六椛ちゃんは今年5月に加入したばかりなのに、そんなことも忘れちゃうくらいすでにINUWASIに馴染んでいて。しかも、見ての通りスタイルも良くて、身長も足の長さも私の2倍ぐらいありますし(笑)、歌声もすごく綺麗で、INUWASIにおいて歌の部分を安定させてくれる大切な存在です。あと、すごくしっかりしてそうに見えて、実はちょっと変といいますか(笑)。ほかのメンバーのノリにもしっかりついてこれてるし、なんなら上回りそうなぐらい面白いです。
――その六椛さんから、すずめさんのことを紹介してください。
六椛:私はINUWASIに入る前からみんなのことを見ていたんですけど、歌声もロングトーンがめっちゃストレートで綺麗で、「INUWASIの顔」といったらすずめちゃんと客観的に思っていました。しかも、グループにとって大切なムードメーカーだし、最近はソロでグラビアを始めたりと幅広く活躍しているんです。実はこの中で最年少なんですけど、INUWASIを引っ張ってくれています。

――では、すずめさんからライカさんの紹介をお願いします。
すずめ:ライカさんとはデビュー前からの付き合いになるから、もう6年ぐらい一緒にいるのかな。私はあまり人に悩みを言わないんですけど、一度極限的にしんどいときに電話して話を聞いてもらったことがあるんです。それくらい、ライカさんがいるだけで安心できるんです。しかも、一見ふわふわしているように見えけど、ライブになると急に芯のあるダンスで周りを圧倒するんですよ。そういうギャップも大好きです。
――残念ながら今日は欠席となってしまったがるむさんについても、どんな方か皆さんから紹介していただけますか。
すずめ:今日ここにいないのが残念なぐらい、がるむさんは最強です。
ライカ:ステージで一番感じるんですけど、鋭い目つきでフロアを見たりシャウトをしたりする姿がすごくカッコよくて、そこにいるだけで場の空気がキュッと引き締まるというか。なのに、急に可愛い顔を見せる瞬間もあって、そういうギャップも含めて最高な存在です。
カリヲリ:そのギャップ含めて、独特のセンスを持っています。
はのんまゆ:もっとみんなに知ってもらいたいです。

- 「無理をしないことが『INUWASIらしさ』」
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「無理をしないことが『INUWASIらしさ』」
――では、グループの特徴……音楽性がこうだ、ステージではこうだというINUWASIならではの個性って、どういったものでしょう?
ライカ:ライブで言うと、お客さんを巻き込む一体感とか、熱量や迫力がINUWASIにとって一番の武器だと思いますし、アー写含めたキャピキャピしてないビジュアルや今回のEPのジャケットみたいな和のテイストを用いているところも、INUWASIがほかのアイドルグループとは違う個性かなと思います。
カリヲリ:INUWASIはアイドルなんだけど、そこまでアイドルアイドルした楽曲をやっているわけではないところも特徴かなと思っていて。特に最近はバンドセットでライブをすることも増えているから、そこも強みかなと思います。
――INUWASIがスタートしてからの約5年間にはさまざまな転換期があったかと思いますが、皆さん的に「ここがINUWASIのターニングポイントだった」と思う時期や出来事っていかがですか?
はのんまゆ:最初の大きいターニングポイントは、「Altair」(2022年発表のミニアルバム『天秤』収録曲)という楽曲をいただいたことかな。それまでは黒ずくめの衣装でデスボイスとかスクリームが多めの曲をたくさんやっていたんですけど、「Altair」というポップな曲が加わったことで周りからの評価が変わって。ライブでもお客さんが一気に増えて、それまで出られなかったフェスやイベントにも声がかかるようになった印象があります。
がるむ:2024年2月に日比谷野音で改めてバンドセットでのライブを再開して、ビジュアルイメージを一気に和風に変えたあたりだと思います。そこにはロックフェスだったり、海外進出だったり、これから目標とするべきことが明確になったから。そういった意味ではデビュー4周年ワンマンを開催した日比谷野音がポイントになったと思います。
カリヲリ:あとは、今年に入って体制が変わったこと。メンバーチェンジは私たちにとって初めてでしたけど、六椛ちゃんが入ってくれたことはINUWASIにとっても私個人にとっても大きなターニングポイントですね。もしかしたら、こういうメンバーチェンジってファンの方にはマイナスポイントなのかもしれないですけど、私たち的には六椛ちゃんが入ってくれたことによってグループ自体がより引き締まったと思っているので、直近の出来事ですけどすごく大きな出来事です。
「Altair」at 日比谷野音[LIVE MOVIE]
――六椛さんが加わってからまだ数か月ですが、ここまで皆さんにお話を聞いてきて、その柔らかい空気感から関係性の良さがしっかり伝わりましたよ。
ライカ:嬉しい。INUWASIって時にはライバルとして競い合うこともあるけど、お互いの良いところも悪いところも理解しているからこそ、誰かが困っていたらすぐに手を差し伸べて助けてあげられる関係性がしっかりできていて。そこからこの空気感が生まれているのかなと思います。
――六椛さんは加入前、INUWASIを外から見ていたと思いますが、実際に中に入ってギャップを感じたりすることってありましたか?
六椛:加入する前は……もちろん今もなんですけど、みんなカッコよくてしっかりしているイメージがあったんですけど、実際に入ってみたらみんなフレンドリーで優しくて。そこは嬉しいギャップでした。特にギャップが大きかったのがライカさんで。
ライカ:え、何? 怖いんだけど……(苦笑)。
六椛:(笑)。日比谷野音でのワンマンライブの映像がYouTubeにあるんですけど、加入前にそれを観たときは決意を語るMCがすごく印象的で、「この人すごい!」と思っていたんです。でも、加入してみると実はすごくほんわかした人なんだと気付いて。ますます好きになりました。
ライカ:よかった、がっかりされなくて(笑)。

――以前の編成と比べて、佇まいや放つ空気感などにも変化が生じたと思いますが、それでも貫き通している「INUWASIらしさ」や大切なポイントってありますか?
すずめ:確かに六椛ちゃんが加わって変わった部分もあると思うんですけど、私自身は以前とは何も変わっていなくて。メンバーに対する接し方とかグループの中での自分の役割や立ち位置も、六椛ちゃんが入ったからといって無理して変えなくても自然と馴染んでいったし、それがずっと心地よく続いているんです。それは、私以外のほかのメンバーにも言えることで、誰ひとり無理して変えているところがなくて。だから、無理をしないことが「INUWASIらしさ」なのかなと思います。
六椛:でも、みんなが自然と受け入れてくれたから、私も肩の力を抜いてここにいられるんだよ。
すずめ:嬉しい。もともと優しいメンバーが揃っていたし、六椛ちゃんも優しいし、本当に恵まれているなと思います。
――そんなINUWASIは2025年8月27日、EP『RAIMEI』で待望のメジャーデビューを果たします。皆さんの中ではメジャーというフィールドは目指していた場所だったんでしょうか?
カリヲリ:メジャーを意識し始めたのは、自分的にはわりと最近のことで。立ちたいライブ会場は今までも公言して実現させてきたんですけど、なぜだか「メジャーデビューをするINUWASI」像だけはあまり想像できていなかったんです。なので、今こうしてインタビューを受けさせていただいたり、バンダイナムコミュージックライブという会社に来ていろいろなスタッフさんとお話するようになって、徐々に「メジャーデビューするんだ!」っていう実感を得ている最中です。
ライカ:【INUWASI 5th ANNIVERSARY BANDSET LIVE TOUR“狗鷲雷閃”】のファイナル公演を行ったKT Zepp Yokohama(2025年3月2日)で、「8月にメジャーデビューします!」と伝えたんですけど、そのときはまだそこまで実感が強くなくて。ただ情報として発表しただけだったんですけど、そのあとの『INUWASI BAND SET LIVE TOUR 2025 “狗鷲廻閃”』Yokohama Bay Hall公演(5月31日)で「バンダイナムコミュージックライブの新設レーベル“UNIERA”からデビューします!」と発表した瞬間に、「ああ、本当にメジャーデビューするんだ……」という実感が湧いてきて。それが今、目前に迫ってきて、こういう取材も受けさせていただくことで、感がどんどん強くなっているところです。
すずめ:なんなら今日が一番実感湧いてるよね。
六椛:わかります。私が加入するときにはメジャーデビューするってことが決まっていたんですけど、でもそのときは実感がまったくなかったです。
――そのEP『RAIMEI』ですが、全曲めちゃくちゃカッコよかったです。今作の制作に向けて、スタッフさんからはどんな作品にしようというお話がありましたか?
ライカ:メジャーへ進むことによって、より多くの人にINUWASIの曲を聴いてもらえるようにと、「よりメロディに重きを置いて作っていきます」というお話があって。なので、スタッフさんから「この曲にはこういう思いが込められている」という説明をいただいてから、それぞれの曲を歌うときに自分の思いとすり合わせていきました。
「Realize」at Zepp Shinjuku (TOKYO)[LIVE MOVIE]
――なるほど。このEPからは、リードトラックとして1曲目の「Realize」が先行配信されましたが、「実現する」というタイトルが冠されたこの曲を皆さんはどう解釈しましたか?
カリヲリ:メジャーデビューに対して周りからいろんな期待が寄せられていると思うんですけど、私たちにはその期待に応えられるのかという不安もたくさん抱えていて。そういう不安を希望に変えてくれるのが、この曲なのかなと思うんです。個人的にも<君の背を追って / WE'RE STILL ALIVE>というフレーズは、自分で歌っていてもすごく励まされる感がありますし、きっと聴いた皆さんも同じように感じてもらえるんじゃないかな。この歌詞を自分に投影しなが聴いてほしいですし、将来的には大きなフェス会場でファンの皆さんと一緒に、大きな声でこの曲を歌うことが目標です。
すずめ:私は<怖いのは僕だけじゃなくて>というフレーズが好きで。この活動をしていると、たまにひとりで焦っちゃうときがあるんですけど、そういうときにこそメンバーやファンの人たちの存在を近くに感じると、まさにこのフレーズのようなことを強く実感するんです。なので、この曲を歌うときにはより気持ちが入りますね。
六椛:私は自分が歌っている、2番のサビの<どうしたって 諦められない>というくだりが特に印象的で。私はINUWASIに加入する前、別のグループで活動していていたんですけど、この歌詞みたいにアイドルを諦めきれなかったらINUWASIに入って今ここにいるので、すごく共感できるんです。なので、ここはそんな自分の思いを、魂を込めて歌っています。
- INUWASIの夢
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INUWASIの夢
――ライブではメンバーの皆さんとファンの皆さんの気持ちがリンクした瞬間、より爆発力を増す1曲になりそうですね。今作は「Realize」以外にも、ライブ映えする楽曲がずらりと並んでいます。せっかくなので、1曲ずつ皆さんに好きなポイント、注目してほしいフレーズなどを紹介していただけますか。
カリヲリ:2曲目の「Destination」は2番のAメロからサウンドがより力強くなっていんですけど、そこに「私たち、これから戦っていくぞ!」という意思が感じ取れて。きっとこのパートを歌うときは私たちに力をもたらしてくれるはずなので、早くライブで披露したい1曲です。
すずめ:歌い出しの<この身を捧げて / 踏み出して Destiny>というフレーズも、ここからメジャーデビューして新しい一歩を踏み出そうとする今の自分たちの覚悟と重なっていて。メンバーそれぞれ、ここまでの5年間走り続けてきたからこそ思うこと、このタイミングに加入したからこそ思うことがあるはずなので、そういう感情がライブで爆発するんじゃないかと思うと、今から披露するのが楽しみです。
ライカ:3曲目の「Starlit sky」は、<Starry night. It's time to stop>から始まるシンガロングのパートがお気に入りで。大きな会場で披露したら気持ちよさそうだなと思っています。
――僕も今作の中で、特に「Starlit sky」が気に入っているんです。
ライカ:えっ、嬉しい!
六椛:どういったところが好きですか?
カリヲリ:逆インタビューになってる(笑)。
――(笑)。まさにライカさんがおっしゃったシンガロングのパートは、ライブでお客さんと一体感を作れそうじゃないですか。そういうところが特に気に入っていて、今後のライブで間違いなく新たなアンセムになるんじゃないかと思っています。
はのんまゆ:すごい! まさにそういう意図が込められている曲なんです。
カリヲリ:「Altair」とか「REONE」(2023年発表のミニアルバム『Revive Your Faith』収録曲)に近い感じだよね。
ライカ:「Altair」も最初の頃はフロアの前のほうしか手が挙がってなかったんですけど、最近はフェスや対バンライブでも後ろのほうまで手が挙がっていて。今までライブを通してやり続けてきたことが、こうして形になっていったと実感しているので、「Starlit sky」もここからそういう曲になるように育てていきたいです。
はのんまゆ:4曲目の「Celestial」は歌い出しの〈I don't need two wings / and I don't have fangs in my bite〉というフレーズが、INUWASIのコンセプトにある“噛めない犬と飛べない鷲”ともリンクしていて。そういう意味では、ここからメジャーデビューするINUWASIにとって新しいテーマソングになりそうな気がしています。
カリヲリ:このEPの中では一番明るい曲調で、歌詞も結構直接的でまっすぐな感じで。ほかの曲はいろいろ困難があってもそれを払いのけて立ち向かうみたいな内容だと思うんですけど、「Celestial」には恐れとか一切なくて常に前向きで、楽しそう強い意志で進んでいくイメージがあります。
はのんまゆ:最後の「Calling」は、すずめが歌っているCメロがすごく壮大で。野外にぴったりな開放感があって、私的にはぜひ夕焼けのタイミングに聴きたいです。
ライカ:「歌いたい」じゃないんだ(笑)。
はのんまゆ:うん、聴きたい(笑)。ファンの人たちもこの曲を聴いたら、きっと同じ感想を持つんじゃないかな。
六椛:私も「Calling」のCメロの、「ファンのみんながいるから頑張れるんだよ」みたいな思いが込められたこの直接的な歌詞がすごく刺さって、自分で歌っていても感極まっちゃいます。

――「Calling」はこのEPの中だと最後の曲ですけど、例えばライブのエンディングに歌ってもグッと心に沁みるような、そういうメッセージ性の強い曲ですよね。
六椛:バンドさんのライブでよく、お客さんがスマホのライトを照らす曲があるじゃないですか。この曲ではあれをやりたいなと思っていて。私たちのライブの規模的にはまだそこまで大きくはできないですけど、いつか実現させたいですね。
――この意欲的な楽曲が揃ったEPを携え、INUWASIはメジャーシーンで新しいスタートを切るわけですが、ここからグループとして達成させたい夢や実現させたい未来について、おひとりずつ聞かせていただけますか?
すずめ:メジャーデビューが決まってからINUWASIに関わる方や支えてくれる方の数がたくさん増えたので、この環境だからこそできることをいろんな人と考えてながら挑戦していきたくて。特にINUWASIはバンドセットでのライブが強みなので、バンドセットでフェスにも出たいですし、海外でライブすることも決まっているので、日本だけではなく海外のファンも増やして、最終的には世界中をツアーで回れるようなグループになりたいです。
がるむ:バンダイナムコミュージックライブさんからメジャーデビューさせていただくという事で、将来的には誰もが知っているアニメやゲームのタイアップを任せられるようになりたいです。
六椛:私たちがメジャーデビューさせていただくバンダイナムコミュージックライブさんといったら、やっぱりアニメとかゲームが強みだと思うので、INUWASIも将来アニメ主題歌を歌ってみたいですし、そういう活動を通して最終的には日本中の誰が聴いても「これ、INUWASIの曲だ」ってわかるようなグループになりたいです。
はのんまゆ:六椛ちゃんが言ったように、もしかしたらこれからタイアップとかいろんなチャンスがあるかもしれないけど、そこで毎回ちゃんと結果を出していかないと意味がないと思うんです。そういう意味でも、ここからUNIERAというレーベルを背負っていけるグループになりたいですし、ゆくゆくは私がずっと言ってるロッキン(『ROCK IN JAPAN FESTIVAL』)にも出演したいですし、「フェスに行ったら大体INUWASIがいるよね」って言われるぐらいになりたいです。
カリヲリ:このメジャーデビューを機に、アイドルファンだけじゃなくていろんな層の方から見てもらえるチャンスが増えると思うんです。そのときに、いざ触れてみたら「あれ、こんなもん?」ってがっかりされないように、ちゃんとメジャーの看板に見合ったグループでいたいなと思うので、グループとしてはもちろん個人としてもいろんな面を鍛えていきたいです。あと、フェスの話も出ましたけど、バンドセットでのライブを武器にして戦って、最終的にはいちアーティストとして見てもらえるように頑張っていきたいと思います。
ライカ:去年の8月13日に、私たちが目標にしていたZepp DiverCityでのワンマンライブが実現したんですけど、1,800増員名の方にチケットを手にしてもらったものの、ソールドアウトにはできなくて。なので、私の中ではもう1回……今度は六椛ちゃんを含めたこの6人でZepp DiverCityでワンマンをして、絶対にソールドさせたいんです。せっかくこうしてメジャーデビューをさせていただいたので、アイドルファンはもちろん、ロックバンドが好きな方にもINUWASIの名前を広めていって、Zepp DiverCityソールドだけでなく、この6人のいろんな夢をどんどん叶えていきたいです。

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