2020/12/17 19:00
ひとりバンド、DADA GAUGUIN(ダダ ゴーギャン)が、12月16日に前作から約2年ぶりの新曲となる「春の日」のミュージックビデオを公開した。
2014年からアニメ仕立てのミュージックビデオを中心とした楽曲制作をおこない、これまでに4作のEPをリリースしてきたDADA GAUGUINは、映像チーム「’n STUDIO」の代表のninでもある。「春の日」は、11月22日にデジタル配信としてリリースしていた楽曲だ。
イラストレーター兼絵本作家のいまい ゆかによるアニメーションと映像チーム「’n STUDIO」による実写映像から成る「春の日」のミュージックビデオは、社会の波にもまれながら今を生きるすべての人が心の奥底に知らず知らずのうちにしまい込んでいた思いやりのボタンを、〈拗ねてばかりじゃ視力は落ちるよ〉という歌詞をもって、そっと押してくれるような作品になっている。
困っている人を軸として対称的に描かれているのは、同調圧力に流され嘲笑する世間と、情け深く優しさを差し伸べる主人公の行動。日頃の忙しさに気を取られることなく困っている相手に向き合った主人公の行動は、困っている相手、ひいては、世間に染まった誰かにも気づきを与えながら世界を変えていく。
ストリングスとバンドサウンドが重なり合うなかに小さく光る可能性を秘めた「春の日」は、3つの新曲アニメーションMVを公開する『DADA GAUGUIN 3 ANIMATION PROJECT』の第1作目。今後、連続で公開予定の2作品にも期待が募る。
◎DADA GAUGUIN コメント全文
たとえ無力であったとしても、優しくありたいという気持ちが詰まった楽曲です。
◎配信情報
「春の日」
2020/11/22 RELEASE
<MV>
https://youtu.be/3Nx6zjKXdxY
Text:小町 碧音
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