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2020/04/30

フィニアス、“次のビリー・アイリッシュは誰?”という問いは“迷惑”と一蹴「そんな風に循環しているわけじゃない」

 2020年4月28日に公開されたApple Music『ALT CTRL』に出演したフィニアスが、妹のビリー・アイリッシュに関する記事などで目にする、あるトピックについて苦言を呈している。

 司会のハヌマン・ウェルチに、“次のビリー・アイリッシュは誰だ?”というテーマで書かれた最近の記事について聞かれたフィニアスは、「あれは腹が立ったな」と即答し、「あのさ、僕が支持できるあの質問のヴァージョンは、“次に自分が完全にやりたいようにやったことが、ポップ・ミュージックと見なされる人物は誰だ?”だけだ。そういう言い回しだったらまだ理解できるけれど、あれだと二つのことに対して迷惑だと思うんだ。まず、“次のビリー”になれるかもしれないなんて、ビリーに対するひどい仕打ちだよね」と述べた。

 そして彼は、「さらには、ビリーが“次のヴァージョン”であるとされる誰かに対してもひどいと思うんだよ、言ってる意味分かるかな?ロードに対してひどい。ラナ(・デル・レイ)に対してもひどい。そんな風に循環しているわけじゃないんだよって思うんだ。ビリーは(【グラミー賞】の)<年間最優秀アルバム>にノミネートされたけれど、ラナだって同じ年にノミネートされている。相手にトーチを渡して自分がリタイアするわけじゃないんだよ」と話している。

 「僕たちの芸術に対する全体的な反応があんなに肯定的なのは、真実味があって、ユニークなものとして感じられたからだと思う。僕たちが当初追い求めていたのはそういうことで、こうすべきだという先入観に順応しないことだった。ロードだって同じことをしていたと思うし、ラナだって同じことをしていた。そして僕たちは確実に彼女たちから影響を受けている」とフィニアスは述べた上で、「あと思ったのは、“次の人を探し始めるにはちょっと早すぎない?”ってことだった。言ってる意味分かる?仮に“次のティモシー・シャラメは誰だ?”って聞かれたらどう思う?ティモシー・シャラメってまさに旬だろ?」と語っている。

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