【ライブレポ】FLOWの新AL『TRIBALYTHM』を掲げた全国ツアー、猛暑日に熱いステージで開幕

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2019/05/27

FLOWがアルバム『TRIBALYTHM』を引っ提げ開幕した全国ツアー【FLOW LIVE TOUR 2019「TRIBALYTHM」】より、初日公演のオフィシャルライブレポートが届いた。

　5月26日（日）神奈川・横浜Bay Hallより、FLOWの全国ツアー【FLOW LIVE TOUR 2019「TRIBALYTHM」】がスタートした。今年1月、15周年を記念した日本武道館公演を成功させ、16周年に突入したFLOWが、今年4月にリリースした11thアルバム『TRIBALYTHM』を掲げて全国7公演を回るこのツアー。＜FLOWの音楽で世代や性別、国境も超えて繋がりたい＞というアルバムのコンセプト通り、ツアー初日から世代や性別を超えた幅広い層のファンが熱狂し、FLOWの音楽の傘の下で一つになった。

　超満員の観客の歓声と手拍子に包まれて登場するや、序盤からハイテンションで勢いのあるステージングで圧倒したFLOW。全国的な猛暑日となり、横浜も最高気温31度を記録したこの日。「Bay Hallもガンガン熱くしようぜ！今日だけのTRYBALYTHM作るぞ!!」とKEIGO（Vo）が煽り、アルバム『TRYBALYTHM』収録の新曲を中心としたセットで沸かせ、フロアの熱量が上昇していく。

　ライブハウスならではの熱気が会場を包む中、前向きなメッセージが胸打つ「風ノ唄」、感情剥き出しの歌と演奏で魅せた「Break it down」、光と闇を併せ持つ「PENDULUM」、激情的な「INNOSENSE」といった楽曲が観客の心を揺らすと、多彩なリズムやサウンドが深みと広がりを与えた「火花」や「サンダーボルト」といった楽曲が身体を揺らす。

　エモーショナルな「音色」、想いをダイレクトに届けた「BELIEVER」、キレの良いラップで魅せた「Smells Like 40 Spirit」、幸福感溢れる「アイオライト」とジャンルの壁を超えた多彩な楽曲たちが“TRIBALYTHM”の世界観を作り上げていく中、大合唱が起きた「BURN」や「ONENESS」といった楽曲が会場にいる全ての人の心を繋ぎ、アルバムのコンセプトをライブでしっかり表現した。

　アンコールではKEIGOが「最高の初日になりました。全国でこれを越える最高を作って、（追加公演の）新木場に帰ってきます！」と力強く挨拶。今ツアーは初日の横浜を含めた全国6公演を経て、7月12日（金）の新木場Studio Coastで行われる追加公演でファイナルを迎える。また、アンコールでは8月24日（土）、25日（日）の2日間、FLOW OFFICIAL MEMBER「26ers」の15周年を記念した、遊園地よみうりランド2DAYSライブの開催を発表。アルバムツアーとも異なり、賑やかなお祭り騒ぎになるであろうこの公演も楽しみだ。

PHOTO by 木村泰之

◎ツアー情報
【FLOW LIVE TOUR 2019「TRIBALYTHM」】
5/26（日）横浜Bay Hall　※終了
6/09（日）福岡DRUM LOGOS
6/15（土）札幌ペニーレーン24
6/22（土）なんばHatch
6/29（土）名古屋ダイアモンドホール
7/06（土）仙台Rensa
7/12（金）新木場Studio Coast [追加公演]