2017/04/29 12:00
よく知られている楽曲が再びヒットするというパターンは、音楽業界ではよくあること。CMやドラマの主題歌などに起用されて、リアルタイムで知らない世代にも支持されるというのは、やはり名曲である証拠だ。そんなちょっと懐かしい楽曲が、今週のチャートでは上位に入ってきている。
まずは、今週のHot100で10位を記録したアリアナ・グランデとジョン・レジェンドのデュエットによる「美女と野獣」(【表1】)。この映画主題歌は新録曲なので厳密にいうとリバイバルではなく、1991年のアニメ版でセリーヌ・ディオンとピーボ・ブライソンが歌って大ヒットした楽曲のカヴァー。映画がヒットしているということもあるが、このチャートアクションはやはり楽曲の力といえるだろう。特にラジオのオンエア回数の伸びが大きく、今週は3位を獲得(緑のグラフ)。耳慣れたメロディだけに、使いやすいということも理由だろう。もちろん、話題性の高いデュエットということもあって、映画の盛り上がりとともにまだまだ上位に上がってくる可能性がある。
そしてもう一曲注目したいのが、Hot100で32位をマークしたキリンジの「エイリアンズ」だ(【表2】)。この曲は、今とは違ってキリンジがまだ兄弟のデュオだった頃の2000年に発表された楽曲で、彼らの代表曲とされている名曲。今回、女優ののんが出演するLINEモバイルのCMソングに起用されてのリバイバルヒットとなった。面白いのが、「美女と野獣」と違い、ラジオのオンエア回数は80位とそれほど高くはない(緑のグラフ)。しかし、ツイッターのつぶやき数は45位まで急上昇しており、CMの継続によってはさらに上位に上がっていくことが期待される。それほど大きなヒット曲ではないからこそ、ついリアルタイム世代はつぶやきたくなるのではないだろうか。そんな音楽ファンをくすぐる選曲が話題性を高めた例として、注目しておきたい一曲である。text by 栗本斉
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