2016/10/19 19:50
マーティン・スコセッシ監督が、遠藤周作著『沈黙』を実写化した映画『沈黙-サイレンス-』。2016年10月19日にTOHOシネマズ 六本木ヒルズにて来日記者会見が行われ、マーティン・スコセッシ監督と、本作のキーとなるキチジローを演じる窪塚洋介、通辞役の浅野忠信が出席した。
本作は、スコセッシ監督が1988年に原作と出会ってから28年、読んだ瞬間に映画化を希望し、長年に渡り暖め続けてきたという待望のプロジェクト。会見前には、世界でまだ誰も観ていない本作の映像が、日本のマスコミだけに初めて披露された。
スコセッシ監督は、本作を通じて「文化の違い、文化の衝突」を描きたかったと説明。また、「日本の文化には14歳の時に溝口健二監督の『雨月物語』を観て初めて触れました。元々私はカトリックということもあり、遠藤周作さんの作品に興味を持ちました。長い間構想してきたので、この作品を映画化できて、とても嬉しいです。この映画については語っても語りつくせません」と日本に対しての敬意、映画化できたことへの喜びを語った。
今作を作り上げた理由に関して質問を受けると、「色んなテーマを深堀しなければならないと思っていました。言葉では表現できない次元までいかなければならないと感じました。それが、信ずることとは何なのか、というテーマ。『沈黙』は精神世界を追求する上で大事になるのではないか、と感じました」と明かした。
また、浅野は「役を頂いたときとてもびっくりしました。オーディションの時に監督と心が通じ合ったのを感じました」と、窪塚は「夢のような時間、体験ができました。とても光栄です」とコメント。さらに窪塚は、スコセッシ監督の演出方法に関してどう感じたかを聞かれると、「初日に監督が綺麗なスーツを着ていて、汚い酒場で撮影だったのですが、演出を伝える時に床に手をついて再現していて、『スーツが汚れる!』と思いました」と話し、会場を笑いで包んだ。同じ質問に浅野は「最初はすごい緊張しましたが、日を重ねる度に楽しかったです。役者として監督がとても期待してくれているのが分かりました」と語った。
最後には、本作の日本公開日が2017年1月21日に決定したことが発表され、来日記者会見は幕を閉じた。
◎映画『沈黙-サイレンス-』
2017年1月21日(土)全国ロードショー
原作:遠藤周作『沈黙』(新潮文庫)
監督:マーティン・スコセッシ
脚本:ジェイ・コックス
撮影:ロドリゴ・プリエト
美術:ダンテ・フェレッティ
編集:セルマ・スクーンメイカー
出演:アンドリュー・ガーフィールド リーアム・ニーソン アダム・ドライバー 窪塚洋介 浅野忠信 イッセー尾形 塚本晋也 小松菜奈 加瀬亮 笈田ヨシ
配給:KADOKAWA
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