2009/11/24 00:00
CORINNE BAILEY RAEがエモーショナルなロンドンのギグで待望のライブ・ステージへの復帰を果たした。
11/23、ウェスト・ロンドンにあるタベルナクルでのコンサートは2008年3月に夫のJASON RAEがドラッグの過剰摂取事故で亡くなって以来初めてのフル・コンサートであり、2NDアルバム『THE SEA』からの曲も初披露された。
多くの新曲は、イギリスで2006年にナンバーワンになり、アメリカでも2007年にBILLBOARD 200の4位になったセルフ・タイトルのデビュー・アルバムの爽やかなポップ・ソウルとは大きく異なるものになっている。
コンサートでBAILEY RAEは前作から3曲(「LIKE A STAR」とアンコールの「PUT YOUR RECORDS ON」、「TIL IT HAPPENS TO YOU」)をプレイしたのみで、もっぱらニュー・アルバムのきわめてパーソナルな歌に集中していた。会場の親密な雰囲気はこうしたコンサートにピッタリで、彼女がステージに上がるとひとりのファンが「君がいなくて淋しかったよ」と叫び、彼女も「私もよ」と答えていた。
セットのハイライトはエモーショナルなバラード「I’D LIKE TO CALL IT BEAUTY」と「I’D DO IT ALL AGAIN」、アップビートの「PARIS NIGHTS AND NEW YORK MORNING」(アルバムからの1STシングルになりそう)などだった。 BAILEY RAEは1STアルバムから音楽的にも成長しており、ショーのオープニング曲「ARE YOU HERE?」や「PAPER DOLLS」のような歌ではジャズやソウルのタッチにロックっぽいサウンドを加えていた。
BAILEY RAEは11/10にロンドンのユニオン・チャペルで開催されたチャリティコンサートでRICHARD
HAWLEYのサポートとして短いショーを行なったが、今回が本格的なライブのカムバックとなる。
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