2014/09/16 20:00
横浜アリーナでの【BiS解散LIVE BiSなりの武道館】にて解散した異端児アイドルグループ BiS。その最後のメンバーであったコショージメグミが、9月14日 LIVE labo YOYOGIにて初のソロライブを敢行した。
<ジブリ映画でお馴染みの名曲歌唱 笑い隠せない観客>
BiS解散後のコショージメグミは、いずこねこプロデューサー サクライケンタの新プロジェクト book house girl(仮)のメンバーとして、秋からの始動に向けて準備中。その間にも【FUJI ROCK FESTIVAL '14】における大森靖子のステージに立ったり、元BiSメンバーや仲良しアイドルの現場に出没したり、何かと注目を集めていた。そんなコショージがbook house girl(仮)始動前にソロでライブイベントへ出演することに。開演前から「コショージ、何歌うんだろう?」「そもそも歌うのか?」とざわめいていた会場に突然響き渡ったのは、ジブリ映画『天空の城ラピュタ』でお馴染み「君をのせて」である。
コショージは何の説明もなくその名曲を歌う。想定外の展開に笑いを隠せないオーディエンス。しかし彼女は笑わない。困るとすぐ笑ってごまかすクセのある人間が笑わないということは、本気ということ。最初から最後までシータを思い起こさせる真剣な表情で懸命に歌い上げた。そしてライブは更に想定外の展開へ。
<……………………私はもう何度も自分を殺してきた>
少し照れながら椅子に腰掛け「サクライさんからインストの曲をもらって、それに文章を書いてきたんですよ。それを今日はやります」と、コショージ。単調なピアノのフレーズだけがループする。2分近く。そして「私はもう…………………………私はもう何度も自分を殺してきた」と口にした瞬間、彼女の涙は止まらなくなる。それでも語り続ける。彼女の生きてきた道なのか、心情吐露なのか、フィクションの物語なのか、誰にも分からない言葉を吐き出し続ける。「笑えないなら死ねっ。そうやって小学校のときから教わって生きてきた」。鮮烈。突然転調するピアノと物語。突然訪れるおしまい。「………………です」と笑うコショージ。
その後もポエトリーリーディング(本人曰くコショージなりのラッパー)は続いていく。BiSに入る前から今日までの日記のような曲もあった。BiS時代から天然キャラでありながら「天才?」疑惑もあった彼女だが、少なくともこの日のコショージメグミはセンセーショナルだった。誰も想像できないこと、おそらくこの記事を読んだ上で観たとしても度肝を抜かれる表現がそこにあった。
<大森靖子も大絶賛のソロライブ 9月20日と21日に大阪で>
翌日、新宿ロフトでもソロライブを敢行したコショージメグミ。居合わせた盟友・大森靖子はツイッターで大絶賛している。book house girl(仮)始動前限定かもしれないこの貴重なソロライブは、9月20日と21日 大阪でも行われるので(http://bit.ly/1wntjeF)、ぜひ足を運んでみてほしい。
取材&テキスト:平賀哲雄
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