2014/08/20 16:30
ザ・ポスタル・サーヴィスへの参加でも知られるUSインディー界の歌姫ジェン・ウッドが、約5年ぶりとなる新作『ウィルダネス』を10月に日本先行リリースする。
シアトル在住のシンガー・ソングライター、ジェン・ウッド。1992年よりTattle Taleのメンバーとして活動を開始し、2枚のアルバムを残して解散した後、1996年にカリフォルニア州サンタ・クルーズに移住。そこでギターとヴォーカルだけで数々のポップ・ソングを制作。1998年には、自身のレーベルRadar Light からソロ・デビュー・アルバム『No More Wading』をリリース。同年、ザット・ドッグのヴァイオリニスト、ペトラ・ヘイデンも参加した2ndアルバム『Getting Past The Static』を発表した後、再び故郷シアトルに戻る。同年にはTree Recordsよりジョーン・オブ・アークのティム・キンセラとのスプリットEPもリリースしている。
2003年には、ザ・ポスタル・サーヴィスのアルバム『ギヴ・アップ』に参加。「Nothing Better」でデス・キャブ・フォー・キューティーのベン・ギバードとデュエットし、シングル「Such Great Heights」ではバッキング・ハーモニーを担当。2013年に行われたザ・ポスタル・サーヴィスの10周年記念再結成公演にもゲスト出演している。
約5年ぶりとなる新作『ウィルダネス』は、アコースティック・ギターを置き、全曲ピアノを中心に、シアトルの気の置けない仲間たちによる力強いバンド・サウンドを基調にしつつ、デジタルな要素も導入した、これまでの中でもっとも華やかなアルバムとなっている。そんなサウンドの中で、益々滋味に溢れ、さらなる表現力の高みに達したジェンの唄声は必聴。あくまでもマイペースに、しかし確実に先に進むことをやめない、表現者としての凄みすら感じさせる1枚に仕上がっている。
今作『ウィルダネス』は、10月2日に日本先行リリースされる予定で、現在アルバムから「Run With The Wild Ones」の音源が公開されている、なお、ART-SCHOOLなどのメンバーとして活躍する戸高賢史からコメントも届いている。
◎「Run With The Wild Ones」音源
https://soundcloud.com/andrecords/jen-wood-run-with-the-wild
◎戸高 賢史(ART-SCHOOL / Ropes / Crypt city)コメント
ポスタル・サーヴィスでの華やかな客演も記憶に新しいJen Wood 。何処か憂いを帯びた、しかし芯のあるJenの唄声を、丁寧に紡がれたポスト・ロックなバンド・アンサンブルが彩る名盤。真ん中にブレないJen Woodという「アーティスト」そして「女性」がちゃんと見える。決して聴き流せない感じです。
◎『ウィルダネス』トラックリスト
01. Fell In Love
02. Run With The Wild Ones
03. Where Real Love Is
04. Run To Me
05. I Never Thought
06. Mind Wars (Red Shoes)
07. Believe Me
08. No Way Out
09. In Rewind
10. In The End
◎リリース情報
『ウィルダネス』
ジェン・ウッド
2014/10/2 RELEASE
2,000円(plus tax)
※日本盤のみボーナス・トラック収録、日本先行リリース
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