2011/07/26 00:00
PARACHUTEのフロントマンWILL ANDERSONは、セカンド・アルバム『THE WAY IT WAS』のサポート・ツアーに際し、「僕らのオーディエンスのほとんどは16歳~24歳の女の子たちなんだけど、できればもっと男性たちにも来てもらいたいんだ」とコメントし、次のような言葉を続けた。
「最近では観客に男性ファンもたくさん見るようになったし、時には僕のところにやってきて、『認めるつもりはなかったが、君らの曲にはすっかり魅了されたよ。僕の彼女がいつも君らの曲をかけていて、聴いているうちにすごく好きになった』、なんて声を掛けてくれる男性ファンもいる。だから女性のみならず男性のリスナーを虜にするのは、すごく面白いチャレンジだと思う。今は彼らのために演奏し、新たにダイナミックな試みをしたいと考えているんだ。よく言われるのは、“男っていうのは、結局のところ女の子が好きなものを好きになる”ってことだ。僕らの場合、時間はかかったけれど、そうなりつつあるのは最高のことだよ」。
もちろん、「SHE IS LOVE」や「KISS ME SLOWLY」といったシングルに最初に注目してくれたのは女性ファンたちであり、そのことには100%感謝しているとANDERSONは語りつつ、「でも男性ファンは、僕らPARACHUTEを別の方向へと導いてくれる大切な存在だと思う。僕らは何といってもロック・バンドだし、ショーに来てくれた人ならそのことをハッキリと認識できるはずだ。誠実で親しみやすい魂のこもったロックを演奏しているつもりだし、エモーショナルだけど、“エモ”じゃないロックさ」とコメントしている。
そんな彼らのニュー・アルバム『THE WAY IT WAS』は、iTunes ROCK CHARTで初登場1位を飾り、全米アルバム・チャートでは19位という好成績を収めており、2009年の前作『LOSING SLEEP』以降、今作に向けて力を注いできた彼らの動向に注目したい。
ちなみに現在はGOO GOO DOLLS、MICHELLE BRANCHと共に8/27までツアーを行っており、秋からはヨーロッパでのツアーと北米でのヘッドライナー・ショーが控えているとのことだ。
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