2011/05/12 00:00
比較的フォーマルで落ち着いたオーケストラ・コンサート・アルバムを出したばかりのBRANDI CARLILEだが、次の4THスタジオ・アルバムは「まったくカッチリまとまった、ロックンロール感でいっぱいのバンドっぽい音になる。スタジオに入ってそんな歌をレコーディングするのが待ちきれなかった」と述べている。
5/3に『LIVE AT BENAROYA HALL WITH THE SEATTLE SYMPHONY』をリリースしたCARLILEは、彼女とそのバンドが3月から4月にかけてTRINA SHOEMAKER(EMMYLOU HARRIS、SHERYL CROW、PEARL JAM、QUEENS OF THE STONE AGEらのプロデューサー兼エンジニア)とともにワシントン州ベアクリークのスタジオで18曲をレコーディングしたと語った。他のアルバムと違って、「新しい歌はツアーでテストしたことがないため、多くの心配や多くの疑問、不確かさでいっぱいだったけど、どんなバンドでもそういうものが必要なときもあると思う。不確かだったり、きっちり決まってなかったなら、自動操縦みたいなわけにはいかないからね」
CARLILEは「THAT WASN’T ME」や「RATTLED」などの新曲をRAY LAMONTAGNEとのこの夏のツアーで披露したいそうだ。アルバムの発表は「現時点ではまったくレコード会社(コロンビア)次第」で、タイトルもまだ決まっていない。
その前に彼女のファンは昨年の11月の2晩にSEAN O’LOUGHLINとPAUL BUCKMASTERのアレンジでレコーディングされた『LIVE AT BENAROYA HALL』を聞くことになる。CARLILE自身の歌に加えて、12曲のアルバムにはELTON JOHNの「SIXTY YEARS ON」、SIMON & GARFUNKLEの「THE SOUND OF SILENCE」、LEONARD COHENの「HALLELUJAH」らが含まれている。
「4作目のアルバムはライブ・アルバムにしたいとずっと思っていたの。メジャー・レーベルに移る前からね。3枚のアルバムをまとめるのにいい方法だと思ったの。最初はバンドでツアーしたものをレコーディングしてそこからコンピレーションを作ろうと思ってたんだけど、オーケストラとの共演というアイデアが浮かんだわけ。実際演奏しながら『これこそ私の作りたいライブ・アルバムなんだ』って実感したわ。驚異的だった」
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