2026/11/02 10:45
DIIV(ダイヴ)が、ニュー・アルバム『ZIRP!』をリリースし、最新シングル「Dare Me」をミュージック・ビデオを公開した。またバンドは約14年ぶりとなる待望の単独来日公演を来年2月24日と25日に東京・神田スクエアホールで開催することを発表している。
Louie Kovatchが監督を務めた「Dare Me」のミュージック・ビデオでは、近年のバンドのトレードマークとなっているビジネス・スーツに身を包んだメンバーが、無人のオフィスで演奏する姿が映し出されている。
「21世紀の新たなオルタナティヴ」をコンセプトに制作された新作は、チャーリーxcx、藤井風や宇多田ヒカル等の作品にも携わる現代ポップ・ミュージックを代表するプロデューサー、A. G.クックが手掛けている。
『ZIRP!』でDIIVが掲げるのは、“ニュー・オルタナティブ”というコンセプトだ。ストリーミングやアルゴリズム、AI、巨大な投資マネーが音楽を取り巻く2020年代。そんな時代における“21世紀のための新しいジャンル”として、DIIVはこれまで自身の音楽を形作ってきたアンダーグラウンドの精神とポップ・ミュージックへの本能を大胆に融合。ザッカリー・コール・スミスを中心にバンド・メンバー4人が長年追求してきたサウンドを、新たな領域へと押し広げている。『ZIRP!』というタイトルは、ゼロ金利政策に由来する。
前作『Frog In Boiling Water』で描いたテーマを引き継ぎながら、今作では新たな軽やかさを獲得。Palantir、社会の崩壊、そしてストリーミングをめぐる終わりのない競争といった現代社会のテーマを、きらびやかなポップ・ソングへと昇華している。
今作のプロデューサーを務めたA. G.クックは制作について、「最初は彼らのデモを壊して再構築し、プライマル・スクリームの“スクリーマデリカ”のような作品へ仕上げるイメージだった。でも、その半分リミックスのような方法はまったく違うと感じた」と振り返っている。
その後、A.G.クックは、DIIVのライブへ何度も足を運び、バンドのサウンドを徹底的に研究したという。「彼らのライブ・サウンドに夢中になった。多くの曲が完成する前から生ドラムを録音し、特定のギター・ペダルを用いて細部までギター・サウンドを作り込んだ。コンピューターを使う時間は、僕としては驚くほど少なかった。その制作を重ねるうちに“ZIRP!”というコンセプトが生まれた。ユートピアでもあり、ディストピアでもあるマントラのような存在であり、この作品はバンドを新しい領域へ導くための乗り物になった」とコメントしている。
◎リリース情報
アルバム『ZIRP!』
発売中
https://ffm.to/diiv-zirp
Photo: Louie Kovatch
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