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2026/10/05 13:30

ザック・ブライアン、再び“Free Palestine”Tシャツを着用しジレット・スタジアムの観客動員記録を更新

 シンガー・ソングライターのザック・ブライアンが、ジレット・スタジアムの観客動員数の新記録を打ち立てた。

 現地時間2026年10月3日、30歳のカントリー・スターである彼は、【ウィズ・ヘヴン・オン・ツアー】の2夜連続公演の2日目に、米マサチューセッツ州フォックスボロにある同会場の観客動員記録を塗り替えた。

 ジレット・スタジアムは、公演の観客を写した数枚の写真とともに、「今夜、ザック・ブライアンが73,538人のファンを動員し、ジレット・スタジアムの観客動員記録を更新しました!」とインスタグラムに投稿した。同会場のウェブサイトによると、ジレット・スタジアムは収容人数を64,628人としているが、コンサートやその他のイベントでは座席の配置が変わる場合がある。

 ブライアンは、クラフト・グループが所有する同会場での初日公演となった10月2日に、“Free Palestine”(パレスチナに自由を)と書かれた黒いTシャツを着用したことで話題を集めていた。TMZによると、ブライアンのバンド・メンバーたちも揃いのTシャツを着ている姿が目撃されている。彼は公演中にこのTシャツについて言及しなかった。

 ブライアンが“Free Palestine”Tシャツを着るという決断をしたのは、マックルモアがニュージャージー州のメットライフ・スタジアムで行われた9月4日と5日の公演中に親パレスチナ的な発言をしたことを受け、エド・シーランの【ループ・ツアー】の残りの米国公演から外されてから数週間後のことだ。

 この降板は、イスラエル系アメリカ人評議会(IAC)による嘆願書を含む、マックルモアをツアーから外すよう求める声を受けたものだった。ツアーのプロモーターであるメッシーナ・ツーリング・グループは後に、複数の会場がマックルモアの出演を認めない意向を示していたと述べた。

 ニューイングランド・ペイトリオッツとジレット・スタジアムのオーナーであるロバート・クラフトもこの論争に言及し、パレスチナ人の苦しみが現実のものであることを認めつつ、反ユダヤ主義に関して一線が越えられたと考えた際には声を上げる責任を感じたと語った。

 シーランの【ループ・ツアー】は当初、9月25日と26日にジレット・スタジアムで開催される予定だったが、フォックスボロでの2公演はいずれも悪天候のため中止となった。

 ブライアンが自身の音楽を通じて政治に触れたのは今回が初めてではない。2025年10月には、ICEによる移民摘発に言及した楽曲「Bad News」のティーザーが、米国土安全保障省とホワイトハウスから批判を浴びた。ブライアンはこれに反論し、同曲は政治的立場の両側に向けて語りかけるものだと述べ、SNSによって分断されないようファンに呼びかけた。同曲は後に、1月に米ビルボード・アルバム・チャート"Billboard 200"で初登場1位を獲得した彼のアルバム『ウィズ・ヘヴン・オン・トップ』に収録された。