2026/09/04 11:00
ドアーズの存命メンバーであるロビー・クリーガーとジョン・デンズモアが、長年のエンジニア兼ミキサーであるブルース・ボトニックと共に、1970年の【ロードハウス・ブルース・ツアー】を再訪し監修を行った新しいライブ・コレクション『アンバウンド・アンド・デンジャラス』を完成させた。
16曲入りとなる今作は、2026年10月23日に特典として英文ライナーノーツの完全翻訳、解説、歌詞/対訳を掲載した別冊ブックレットと特製ステッカーが付属のBlu-spec CD2仕様での国内盤CDと共に、輸入盤としてCD、2枚組透明レッド・アナログ盤、ブルース・ボトニックによるオリジナル・アルバムのドルビーアトモス・ミックスや192kHz/24bitのハイレゾ・ステレオ・ミックスを収録したBlu-rayエディションで発売される。
1970年2月、『モリソン・ホテル』は、ドアーズにとって5作連続となる米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”トップ10入りアルバムとなり、4位を記録した。ドアーズは、1970年1月に米ニューヨークから【ロードハウス・ブルース・ツアー】をスタート。アメリカとカナダで20公演、ワイト島フェスティバルで1公演を行ったこのツアーで録音された音源の一部は、グループ初のライブ・アルバム『アブソルートリー・ライヴ』として同年7月にリリースされ、再びトップ10入りを記録した。
クリーガー、デンズモア、ボトニックはこれらの録音から、ニューヨーク、フィラデルフィア、ピッツバーグ、デトロイトでのパフォーマンスを新たにミックスし、この作品『アンバウンド・アンド・デンジャラス』を構成した。ソウル・キッチンは唯一の例外で、1969年7月21日にハリウッドのアクエリアス劇場で行われた第2公演からのものとなっている。
クリーガー、デンズモア、ボトニックによる新作ライナーノーツでは、当時のジム・モリソンについて、1900年代初頭、作品があまりにも革命的すぎて芸術界から危険視されたフォーヴィスム(野獣派)の画家、アンリ・マティスを思い起こさせるとしている。半世紀後、ドアーズはアルバム『ハートに火をつけて』で同様の評判を得た。
「最初からジムは“危険”だと分かっていた。才能があり、危険だった」とドラマーのジョン・デンズモアは語る。「彼はあらゆるものに挑戦したいと思っていた。そして彼の言葉があった。それが私を惹きつけた……。その言葉は自由についてだった。言論の自由、自由になる自由。彼は私たち全員を解放したかった。なんて贈り物だろう。このライヴ・アルバムはそんな彼の奔放な精神を捉えている。」
ギタリストのロビー・クリーガーは、「なぜドアーズが危険と見なされたのか、よくわからない」と述べている。「60年代の男たち、何でもありだ。ジムを危険だとはあまり思っていなかった……。ケネディ兄弟が暗殺され、ベトナム戦争が泥沼化していた頃、それが危険だった。ドアーズじゃなくて……。危険に最も近づいたのは、マイアミかクリーブランドで観客が熱狂した時だった。」
そしてボトニックは、「危険は興奮に相当する」と語り、「何千人ものファンが危険と興奮を求めてドアーズのコンサートにやって来た。ジムは常に会場の空気を読んでいて、どこまで限界を押し広げるべきかを知っていた……。いつも“あいつは本当に危険なことをするんじゃないのか?”という緊張感が漂っていた」と続けた。
◎リリース情報
『アンバウンド・アンド・デンジャラス』
2026/10/23 RELEASE
<Blu-spec CD2>
WPCR-18869 3,520円(tax incl.)
https://wmj.lnk.to/TheDoors_UADPu
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