Billboard JAPAN


NEWS

2026/09/04 10:00

チャーリーxcx&グライムス、未発表曲「Witch v Witch」制作について記憶を頼りにやりとり「セッションの記憶が呼び起こせない」

 チャーリーxcxによる未発表曲の山に、新たに「Witch v Witch」と題されたグライムスとのコラボ曲が加わったようだが、両者ともそれがいつ、どこで、どのようにして出来上がったのかは正確には思い出せないと話している。

 現地時間2026年9月1日、あるファンが出所不明のYouTube動画から採取したとされるこのダークな楽曲をXに投稿した。無機質でジャックハンマーのようなビートが刻まれるハイパーポップ・ダンス・チューンで、ロボットのように歪んだ声でコーラスが繰り返される一方、チャーリーによく似た声が、「Don't ever lean on me / Get closer, you hold me / Secrets you told me」(私にもたれないで/もっと近くにきて抱きしめて/教えてくれた秘密)と歌っているというものだった。この音源を投稿したファンは、「たまたま見つけたチャーリーの未発表の断片が史上最高の曲だったなんてこと、正直よくありすぎる。彼女は本当に才能がある」と綴った。

 するとチャーリーがすぐに反応し、「間違っているかもしれないけど、これは私とグライムスの曲だと思う」と書き込んだ。その数時間後にグライムスも加わり、「“witch v witch”を書いたことはすごくおぼろげに覚えてるけど、セッションの記憶が呼び起こせない。でもアートワークを作ったのは覚えてる、“witch v witch”は覚えてるよ(笑)。この曲を作ったことは分かってるけど、いつどこでだったか思い出せない。最初のプロダクションは正直微妙だった気がして、誰かがそこに手を加えてもっと良くしてくれた気がする、多分AGかな」と返信した。

 彼女が言う“AG”とは、グライムスとたびたびコラボレートしている英プロデューサーのA.G.クックを指しているとみられる。クックはチャーリーxcxの2019年のアルバム『チャーリー』でエグゼクティブ・プロデューサーを務めたほか、2020年のアルバム『ハウ・アイム・フィーリング・ナウ』の数曲、さらに2022年の『クラッシュ』、そして2024年に大ブレイクを果たした『ブラット』にも携わっている。

 グライムスの投稿を受け、チャーリーは、「そうそう、そうだよね。AGは後になってこの曲に関わったんだと思う。もうかなり前だけど、ある夜LAのあなたの家で一緒に作業したと思う。私もこの曲好き!」と返信した。本稿執筆時点で、両アーティストの広報担当者は米ビルボードのコメント要請に応じていない。

 グライムスは今年4月、6thスタジオ・アルバム『Psy Opera』を予告していたが、リリース日は今のところ発表されていない。初音ミクとのコラボ曲「Miku-Maxxing」が、近日公開予定のEP『BEYOND BORDERs Vol. 1: EMERGE MODE MIKU』のリード・シングルとして先月リリースされた。

 チャーリーは今年、ツアー・モキュメンタリー『the moment/ザ・モーメント』、グレッグ・アラキ監督の『I Want Your Sex』、コメディ映画『The Gallerist』、ホラー映画のリメイク『Faces of Death』など、一連の映画に出演した。また7月には、クックが共同プロデュースを手がけた8thスタジオ・アルバム『ミュージック、ファッション、フィルム』をリリースしている。

関連商品