Billboard JAPAN


NEWS

2026/02/13 12:45

トム・モレロ、キッド・ロックの観客の少ないパフォーマンス動画を皮肉る

 トム・モレロは政治的問題に関して自身の考えを率直に表明することで知られるが、極右団体のターニング・ポイントUSAが主催したステージでキッド・ロックがごく少数の観客を前にパフォーマンスする動画を目にした後、珍しく皮肉を交えた反応を見せた。

 レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのギタリストは現地時間2026年2月11日、ある動画をXで再共有した。そこには、【スーパーボウル】でバッド・バニーが出演したハーフタイム・ショーに対抗する形でターニング・ポイントUSAが企画した番組『All-American Halftime Show』のセットで、数組のヘッドライナーの一人として出演したキッド・ロックがパフォーマンスしている姿が映っていた。ヒップホップ/カントリー・アーティストである彼はこの動画で数十人ほどの観客を前にラップしており、曲のビートに合わせて腕を振るよう観客に合図する場面もあるが、反応は見られない。

 モレロは、「アメリカはついに再び偉大になったんだね。ありがとう」と皮肉を込めて投稿している。ドナルド・トランプ大統領のスローガン“Make America Great Again”をもじった形だ。米ビルボードはキッド・ロックおよびターニング・ポイントUSAの代理人にコメントを求めている。

 SNSで拡散している当該動画が同団体の番組本番収録時のものなのか、それともリハーサル映像なのかは不明だ。同番組にはブラントリー・ギルバート、リー・ブライス、ギャビー・バレットも出演した。モレロの投稿の前日、キッド・ロックはこの番組が生放送ではなく事前収録だったことを認めるとともに、自身が口パクだったとの噂も否定した。

 自身のSNSに投稿した動画で彼は「もし仮に口パクをやるとしたら…… 俺はやらないけど、(“Bawitdaba”)みたいな曲でやることは絶対にない。問題は人々がこれをネットで拡散することだ。特にフェイク・ニュース・メディアや左派、頭のおかしいリベラルばかどもがあまりにも頻繁にやっている」と述べた。動画内では“アンチや荒らし連中”と呼ぶ相手に対して中指を立てる場面もあった。

 モレロはXでキッド・ロックをからかっただけでなく、バッド・バニーによる歴史的なハーフタイム・パフォーマンスへの支持も表明しており、ベニート(バッド・バニー)を称賛し、ターニング・ポイントUSAを批判する投稿を複数再共有した。その一つでは、ザック・ブライアンがインスタグラムで代替ハーフタイム企画を批判した最近のメッセージが取り上げられており、カントリー歌手の彼は、「どちらの立場でも構わないけれど、大人が癇癪を起こして自分たちのハーフタイム・ショーをやるのは非常に恥ずかしく、地球上で最も痛々しい行為だと思う」と記していた。

 またモレロは2月8日に米カリフォルニア州サンタクララのリーバイス・スタジアムで【スーパーボウル】を観戦し、自身のインスタグラムで共有したところによると、米国内で行われている移民取締り活動への抗議として“ICE Out”と書かれたバナーを掲げた。さらに1月にミネアポリスでICE職員が民間人2人を銃殺した事件を受け、同市を訪れてコミュニティへの連帯を示す慈善コンサートも開催している。

ACCESS RANKING

アクセスランキング

  1. 1

    【Heatseekers Songs】鶴 and 亀「LOVE 2000」が2週連続首位 宮舘×佐久間「地球してるぜ」が初登場

  2. 2

    【先ヨミ】Hey! Say! JUMP『ハニカミ』19.8万枚で現在シングル首位独走中

  3. 3

    【ビルボード】XG「HYPNOTIZE」9つの国と地域で1位、ONE OR EIGHT“ワイスピ” サンプリング曲も上昇<2/12訂正>

  4. 4

    <レポート>渡辺直美 ピン芸人初&即完売の東京ドーム公演でビヨンセやガガ披露 千葉雄喜のサプライズ登場に会場騒然

  5. 5

    【ビルボード】XG「HYPNOTIZE」グローバル・ジャパン・ソングス2週連続首位 ONE OR EIGHTが自身初のトップ20入り

HOT IMAGES

注目の画像