2025/10/09 15:30
「Undressed」や「Back to Friends」のヒットによって2025年最注目の新鋭アーティストの一人として頭角を現しているソンバー。その勢いは最新のビルボードチャート(10月11日付)でも続いており、米ビルボードのHot 100ソングライター・チャート“Hot 100 Songwriters”で4週連続の首位を記録した。
今回の首位キープは、最新のHot 100にチャートインした「Undressed」(21位)、「Back to Friends」(22位)、そして「12 to 12」(49位)の3曲のソングライティング・クレジットによるものだ。いずれもソンバー(本名シェーン・ブース)が単独ソングライターとして名を連ねており、そのポイントがHot 100 Songwritersでの順位に貢献した。
ソンバーの4週にわたる首位は、2025年においてはドレイクとケンドリック・ラマー(それぞれ10週)、チャーリー・ハンサム(6週)、マーク・ソネンブリック(5週)に次ぐ5番目の記録となっている。
「自分にとってソングライティングがすべての始まりだったから、尊敬する素晴らしいライターたちの中で1位になれるなんて本当に特別なことだし、決して当たり前のことだとは思っていない」とソンバーは米ビルボードに語った。「10代のころ、自分の寝室で完全に一人でアルバムを書き上げた。そして今、再び米ビルボードのソングライター・チャートで1位を取った週に、テイラー・スウィフトからシャウトアウトをもらえるなんて、本当に信じられない。すべてに心から感謝しています」と続けている。
さらに、ソンバーはロック&オルタナティブ・ソングライター・チャート“Rock & Alternative Songwriters”とオルタナティブ・ソングライタ・チャート“Alternative Songwriters”両チャートで通算22週目の首位を維持し、ロック・ソングライター・チャート“Rock Songwriters”では24週目のNo.1となった。
また、Hot 100入りした3曲すべてでプロデュースを担当したことによって、最新のHot 100プロデューサー・チャート“Hot 100 Producers”では、11位から7位に浮上し自己最高位を更新した。「Back to Friends」はソンバーが単独でプロデュースし、「Undressed」と「12 to 12」はトニー・バーグ(Hot 100 Producersで23位)と共同で手掛けている。
現在、Hot 100 SongwritersとHot 100 Producersの両チャートでトップ10入りしているのは、ソンバー、サブリナ・カーペンター、ジャック・アントノフの3人だけだ。カーペンターはHot 100 Songwritersで5位、Hot 100 Producersで9位、アントノフはHot 100 Songwritersで7位、Hot Hot 100 Producersで8位にチャートインしている。
米ビルボードのHot 100 Songwritersは、Hotがつくチャートに入った楽曲ごとにソングライターに付与されるポイントの合計で決まる。ソンバーの場合、Hot 100に入った3曲すべてがHot 100 Songwritersでの合計ポイントに寄与している。複数のソングライターによる楽曲の場合は、クレジットされた作家全員でポイントを均等に分け合うため、同順位が発生することもある。
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