スイスのスポーツブランド「On」とゼンデイヤの最新ルックが発表された。

　「解き放つすべての自分」をテーマに、ありのままの自分で体を動かす自由を通して、その時々に変化する自分のアイデンティティが、ゼンデイヤを長年担当しているロー・ローチのスタイリング、そしてキャンペーンフィルムで描かれる。

　一人の人間が持つ多面性と重層性を描いた今回のストーリーでは、心の奥底を見つめるような内省的なメッセージが、ゼンデイヤのナレーションで語られる。ファッションやスポーツの分野で活躍する映像監督バルディア・ツェナリによるフィルムは、月明かりに照らされた自然を舞台に、光や動きの対比を通して人間の二面性を描き出し、異なるムードで構成することで、重層的なゼンデイヤの内面が明らかに。スチール写真の撮影を担当したのはエミリー・リップソンだ。

　ゼンデイヤが着用しているのは、立体設計の「Bomber Jacket」（ボンバージャケット）、着る人を美しく引き立たせる「Studio Bodysuit」（スタジオボディースーツ）、「Track Jacket」（トラックジャケット）と「Track Shorts」（トラックショーツ）のセットアップ。ゼンデイヤとロー・ローチ、Onが初めて共同開発したシューズ「Cloudzone Moon」（クラウドゾーンムーン）および最新アパレルコレクションは、on.com、On Flagship Store キャットストリート、取扱店舗にて発売開始。10月には第2弾のシューズ「Cloudtilt Moon」（クラウドティルトムーン）が発売される予定だ。

◎ゼンデイヤ コメント
私はいつも体を動かすことで自分と向き合ってきました。そして、人にはそれぞれ自分に合った体の動かし方があるはずです。今回のストーリーは、誰もが多面性を内包していること、さまざまな要素が絡み合って自分という存在が形作られていることをあらためて思い出させてくれます。大切なのは自分のすべてを受け入れること。そして、どんな自分であっても、その瞬間をしっかりと感じることです。