2022/11/14 18:00
現地時間2022年11月12日、エルトン・ジョンによるApple Music 1の番組『Rocket Hour』にフォーク界の重鎮ジョニ・ミッチェルが登場し、自身のレガシーや今年の【ニューポート・フォーク・フェスティバル】での久しぶりのパフォーマンスについて語った。
ミッチェルは、今夏行ったサプライズ・パフォーマンスのライブ音源をリリースする予定だとジョンに話し、約20年ぶりのライブのために“全く”リハーサルしなかったと明かした。
「あなたは立ち上がって、ギターも演奏しましたよね」とジョンが指摘すると、彼女は「ええ、あの部分は悩みどころでした。あのキーでは歌えなくなってしまったので。私はアルトになってしまい、もうソプラノではないので、曲を歌えなかったんです。そこでギターの部分だけでも弾いたら喜んでもらえるかなと考えました。あの曲のギター・パートは個人的に気に入っているんです。そうしたら、嬉しいことにとても評判が良かったみたいですね」と説明した。
さらにミッチェルは、1960~70年代のフォーク・ムーブメントにおける自身の音楽が後世に与えた影響や当時男性シンガー・ソングライターと比較されたことについても振り返った。「当時、どちらかというと批判を浴びました」と彼女は述べ、「人々は(私の音楽を)親密すぎると思っていたようです。まるでディランがエレクトリック・サウンドに転向した時のようでした」と語った。
「男性のシンガー・ソングライターたちの怒りを買ってしまったようでした」と彼女は続け、「彼らは、“なんてこった。俺たちもこんな風に自分をさらけ出さなければならないのか?”という感じでした。(そういった感情は)人々を不安にさせたのではないでしょうか。逆に今の世代は、私の世代よりもそのような感情とより素直に向き合えるようですね」と見解を述べた。
ミッチェルがステージに復帰した際、彼女の「青春の光と影(Both Sides Now)」はLyricFindの米国およびワールド・チャートに再登場し、1位に輝いた。来年、彼女はブランディ・カーライルとの共同公演【Echoes Through the Canyon】を米ワシントン州のザ・ゴージで行う予定だ。
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