2022/10/02 14:00
2022年9月28日公開(集計期間:2022年9月19日~9月25日)のBillboard JAPAN週間アルバム・セールス・チャート“Top Albums Sales”で、Snow Manの『Snow Labo. S2』が895,513枚を売り上げて首位を獲得した。
『Snow Labo. S2』はSnow Manの約1年ぶりとなる2ndアルバム。シングル表題曲の「Secret Touch」「ブラザービート」を含む全12曲が収録されている。今作は2022年度最多初週セールス記録となる895,513枚を売り上げ、2021年9月にリリースされた前作『Snow Mania S1』(初週売上844,729枚)に続き、2作連続で初週80万枚超えを達成した。
本記事では『Snow Labo. S2』の販売動向を調査する。図1(http://www.billboard-japan.com/d_news/image/117073/2)は、『Snow Labo. S2』と『Snow Mania S1』の実店舗での発売初週の地域別販売比率のグラフとなる。また一般的なアルバムと比較するため、2022年に販売されたアルバムの地域別販売比率を全アルバムとしてグラフに追加している。
『Snow Labo. S2』と『Snow Mania S1』のグラフを比べてみると、ほぼ比率が変わっていないことがわかる。関東が前作比-1.1%と減少傾向を見せるなか、北海道、中国地方など首都圏以外の地域は数字を伸ばしている。とはいえその差異も+0.3%以内と前作とほぼ横ばいで、CDデビュー3年目ながら早くも全国的に根強いファンベースを築けていることがうかがえる。
また本2作は、県別の販売比率でも上位11県まで順位が変わらず、東京以外の都道府県の変化率はすべて±0.3%以内であった。
◎『Snow Labo. S2』県別販売比率トップ5
(カッコ内は『Snow Mania S1』発売初週の県別販売比率)
1位 東京 13.3%(14.4%)
2位 愛知 6.8%(6.9%)
3位 神奈川 6.3%(6.5%)
4位 北海道 6.2%(5.9%)
5位 大阪 6.1%(5.8%)
『Snow Mania S1』から『Snow Labo. S2』リリースの間には、シングル3作のリリースをはじめ、グループ/メンバー個人の映画主演や全国ネットのテレビ番組への出演が増加。今年8月にはグループのTikTokアカウントが開設されるなど、この1年間でマスへのアプローチがさらに活発化した。それらが新たなファンの獲得に繋がり、安定した既存ファンの力と合わさったことで、今回の2作連続80万枚超えが達成されたのではないだろうか。
ちなみに『Snow Mania S1』はリリースからおよそ7か月でミリオンセールスを達成。初週は前作の記録を上回った『Snow Labo. S2』だが、今後どのような広がりを見せていくのか、次週以降もチャート動向に注目だ。
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