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2021/10/06

ザ・ウィークエンド、ニューALが「完成した」と明かす

 現地時間2021年10月4日、ザ・ウィークエンドが、待望の5thスタジオ・アルバムが完成したことを明かした。この日放送されたApple Music 1の自身のラジオ番組『Memento Mori』で、彼は毎週放送されるはずの番組を一時的に休止したことを謝罪すると共に、近況をファンに報告した。

 彼は、「たくさんのことが起きていて、たくさんのことが動いています。新しい家に住み始め、ビデオを撮影したりしています。異なる世界のプリ・プロダクションに取り掛かったり、またプリ・プロダクション中の別の世界の音楽に取り組んだりしています。時間をかけて行うことで、完全に自分を見失うことはありませんでした。そして、やっと戻ってくることができました」と説明し、2016年の全米No.1曲「スターボーイ」の歌詞にあるように、秋になると生き生きすると続けた。

 「みんなが素晴らしい夏を過ごしたことを願っています。アルバムがリリースされる前となる秋には、いくつかのエキサイティングなコラボがリリースされます……“ドーン(夜明け)”についてのアップデート、アルバムは完成しています。唯一欠けているのは、物語の鍵を握る数名のキャラクターです。中には、私にとって身近で大切な人たちや、子供の頃の私の人生に影響を与え、そして今の私に影響を与える人たちがいます。この数か月で詳細をお伝えできるでしょう」と続けた。

 同番組の一時的な休みに先立ち彼は、ブリトニー・スピアーズを含むアーティストたちが、新作に影響を与えていることを明かしていた。8月11日に公開された『Memento Mori』のエピソードでは、番組の説明文によると、ザ・ウィークエンドが「新たな夜明けの時代をインスパイアしている楽曲を紹介する様々な音楽」を取り上げており、彼はブリトニーの2003年のアルバム『イン・ザ・ゾーン』から「エヴリタイム」と「トキシック」の2曲をプレイした。

 ザ・ウィークエンドは、8月6日にニュー・アルバムのリード・シングル「テイク・マイ・ブレス」をリリースし、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で1位を獲得した4thスタジオ・アルバム『アフター・アワーズ』に続く、新たな夜明けの時代の世界観の一部をファンにお披露目した。彼は5月に開催された【ビルボード・ミュージック・アワード】で、「新時代の到来」を予告していた。「ブラインディング・ライツ」が、<トップHot100ソング賞(Top Hot 100 Song)>を受賞した際、「ただ伝えたいのは、”アフター・アワーズ”が終了して、夜明けがやってくる、ということだ」とスピーチで話していた。

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