2026/10/28 11:00
友情を軸とした物語が描かれる、フィリピン神話に着想を得たドリームワークス・アニメーションの新作映画『フォーガットン・アイランド 忘却の魔法島』の音楽制作に、KATSEYEのメンバーで、フィリピン系アメリカ人のSOPHIAが起用されたのは、まさにぴったりの選択だったと言えるだろう。
米ビルボード独占公開のデジタル特典映像には、SOPHIAと制作に携わった作曲家のネイサン・マシュー・デヴィッド、プロデューサーのマイク・エリゾンド、そして監督・脚本を務めたジョエル・クロフォードとジャニュエル・P・メルカドが登場。INXSの「Never Tear Us Apart」を本作のためにカバーした際の制作過程を振り返っている。同作は、10月27日に60分以上の特典映像とともに全米でデジタル配信が開始される。
主人公の親友同士、ライッサとジョー(H.E.R.が声を担当)の物語について、クロフォード監督は「“Never Tear Us Apart”は、この映画と2人の友情の軌跡そのもののような曲です。ある意味、彼女たちのアンセムですね」と語っている。
1988年に米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”でトップ10入りしたINXSのヒット曲を新たに解釈したことについて、メルカド監督は「SOPHIA、マイク、ネイサンが、オリジナルとは別個に成立する解釈を生み出したことは、本当に素晴らしい成果です」と称賛。デヴィッドも、スタジオでソフィアの歌声を聴いた瞬間から、その才能に感銘を受けたそうで、「ボーカルのレコーディングを始めたときから、これは特別なものになると分かっていました。彼女は本当に見事に歌い上げてくれたと思います」と述べた。
SOPHIA自身がフィリピン系アメリカ人であることも、映画との音楽的なつながりを深める大きな要素となった。クロフォード監督は「彼女が、自分のDNAや魂にこの物語が深く刻まれていると話すのを聞いて、彼女がこの作品にもたらしたものを実感しました。ほかの誰かがこれを表現する姿は想像できません」と振り返った。
その物語を指針に、SOPHIAは「Never Tear Us Apart」を自分らしく表現する方法を模索した。特典映像の中で、彼女は、「パフォーマーとしての私の強みは、物語を教えてもらえれば、自分にできる最高の形でそれを伝えられることです。歌いながら実際のシーンを見ることができたので、この世界で育つ中で自分が学んできたことを、できる限りすべて注ぎ込もうとしました。これは、私がこれまでに手がけた中でも、最も美しい作品のひとつです」と語っている。
現在、SOPHIAはKATSEYEの活動を休止しているが、今月初め、HYBEは2027年1月にグループ活動へ復帰する予定だと発表した。彼女はメンタルヘルスに専念するため8月に活動から離れており、ヨーロッパと北米で予定されていた全31公演のアリーナ・ツアー【THE WILDWORLD TOUR】には参加していない。ツアーは11月末に終了する予定だ。
映画『フォーガットン・アイランド 忘却の魔法島』は9月25日に全米で劇場公開され、現在デジタル配信中だ。12月1日にはユニバーサル・ピクチャーズ・ホーム・エンターテインメントから4K UHD、Blu-ray、DVDが発売される。サウンドトラックには、他にもH.E.R.、BINI、SB19、レア・サロンガらの楽曲も収録されている。
関連記事
最新News
アクセスランキング
インタビュー・タイムマシン
注目の画像