2026/10/15 13:00
ジョニ・ミッチェルが、長年にわたる米国での歩みに新たな節目を迎えた。カナダから米国に渡ってから60年以上を経て、正式に米国市民権を取得した。
現地時間2026年10月13日、ミッチェルはインスタグラムでこのニュースを報告。小さな星条旗を手に笑顔を見せる写真を投稿したほか、市民権取得の宣誓式で前に進み出た際、周囲から拍手を受ける様子を収めた動画も公開した。「62年前に始まった旅」と投稿に添えたミッチェルは、市民権の取得を目指した理由について、それ以上の詳細は明かしていない。
1943年、カナダ・アルバータ州フォート・マクロードで生まれたミッチェルは、1960年代半ばに初めて米国へ移住。その後、ロサンゼルスにたどり着き、同じくシンガーソングライターやミュージシャンとして活動する仲間たちとともに、ローレル・キャニオンの音楽シーンを代表する存在となった。長年にわたり、ミッチェルは後世のアーティストたちに影響を与える数々の作品を生み出し、ポピュラー音楽界を代表するソングライターのひとりとして高く評価されてきた。一方、彼女と米国との関係は、常に単純なものだったわけではない。
2024年、米ロサンゼルスのハリウッド・ボウルで行われた公演では、当時大統領候補だったドナルド・トランプに対し、放送禁止用語を交えた痛烈な言葉を浴びせ、自身の政治的な立場を示した。その後、カナダ国民であるため米国の選挙で投票できないことを嘆き、自分のことを冗談交じりに“厄介な移民のひとり”と呼んだ。
今回、人生における新たな節目を迎えたミッチェルは、すでに音楽史に残る輝かしい功績を残している。パフォーマーとしての最大のヒット曲は「Help Me」で、1974年に米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で最高7位を記録した。同曲を収録したアルバム『コート・アンド・スパーク』は、同年に米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で最高2位を獲得し、彼女の作品の中で最も高い順位を記録したアルバムとなっている。
1971年にリリースされた『ブルー』も、彼女の作品群を語るうえで欠かせない一枚だ。極めてパーソナルな内容で知られる同作は、Billboard 200で最高15位を記録。「A Case of You」「River」「California」などを収録した本作は、時を経るにつれて評価が高まり、同時代の音楽に大きな影響を与えたアルバムとして確固たる地位を築いている。
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
インタビュー・タイムマシン
注目の画像



ジョニ・ミッチェル、ジャズへの愛と敬意が詰まったコンピ盤『ジョニズ・ジャズ』リリース決定
エルトン・ジョン、ジョニ・ミッチェル/チャペル・ローンらと「I’m Still Standing」を歌唱
ジョニ・ミッチェル、70年代後半に焦点を当てたアーカイブ・シリーズ第4弾が発売決定
ジョニ・ミッチェル、アーカイヴ・シリーズ第3弾10月にリリース決定
ジョニ・ミッチェル、昨年出演したフェスでの貴重なライブを収めたアルバム発売c














